局所進行または転移性尿路上皮癌に抗体薬物複合体enfortumab vedotinが有望な結果、米国で2019年後半に申請予定 アステラス製薬と米Seattle Genetics社は3月28日、 両社が共同開発中の抗ネクチン4モノクローナル抗体に微小管阻害作用を持つモノメチルアウリスタチンE(MMAE)を結合させた抗体薬物複合体製剤enfortumab vedotinについて、 局所進行または転移性尿路上皮癌患者を対象としたフェーズ2試験EV-201… 2019/03/29 癌
ニボルマブがMSI-H大腸癌に適応拡大申請 小野薬品工業は3月28日、抗PD-1抗体ニボルマブについて、化学療法後に増悪した治癒切除不能な大腸癌でMSI-Hの患者を対象に適応拡大申請を行ったと発表した。 2019/03/29 癌
CAR T細胞療法チサゲンレクルユーセルがB-ALLとDLBCLを対象に日本でも承認 ノバルティス ファーマは3月26日、キメラ抗原受容体(CAR)発現T細胞を用いたCAR T細胞療法チサゲンレクルユーセルについて、再発または難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)および再発または難治性のCD19陽性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)を対象に、厚生労働省… 2019/03/27 癌
トシリズマブがCAR T細胞療法の副作用であるCRSに適応拡大 中外製薬は3月26日、ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体トシリズマブについて、腫瘍特異的T細胞輸注療法に伴うサイトカイン放出症候群(CRS)への適応拡大、サイトカイン放出症候群に対する用法・用量の追加承認を獲得したと発表した。… 2019/03/27 癌
抗CD20抗体リツキシマブがCLLに適応拡大 全薬工業と中外製薬は3月26日、抗CD20モノクローナル抗体リツキシマブについて、CD20陽性の慢性リンパ性白血病(CLL)への適応拡大を全薬工業が厚生労働省から獲得したと発表した。 2019/03/27 癌
遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌を対象にアパルタミドが承認 ヤンセンファーマは3月26日、新規経口アンドロゲン受容体シグナル伝達阻害薬であるアパルタミドについて、遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌(nmCRPC)を対象に製造販売承認を厚生労働省から取得したと発表した。… 2019/03/26 癌
未治療進行卵巣癌へのアベルマブと化学療法後のtalazoparib維持療法を評価するフェーズ3が中止 米Pfizer社とドイツMerck社は3月19日、未治療の進行卵巣癌を対象に抗PD-L1抗体アベルマブの投与と化学療法を行い、その後維持療法としてPARP阻害薬talazoparibを投与することの有効性と安全性を評価するフェーズ3試験JAVELIN Ovarian PARP100を中止すると発表した。。… 2019/03/20 癌
neratinibが転移を有するHER2変異陽性の子宮頸癌に有効である可能性 不可逆的pan-HERチロシンキナーゼ阻害薬neratinibが、転移を有するHER2変異陽性の子宮頸癌に有効である可能性が明らかになった。HER2変異陽性患者を対象にしたバスケット型のフェーズ2試験であるSUMMITの中間解析の結果、持続的な抗腫瘍効果が認められた。3月16日から19日まで米国ホノルルで開催… 2019/03/20 癌
進展型小細胞肺癌の1次治療でアテゾリズマブと化学療法の併用が米国で承認 米Genentech社は3月18日、成人の進展型小細胞肺癌(ES-SCLC)の1次治療として、抗PD-L1抗体アテゾリズマブと化学療法(カルボプラチンとエトポシド)の併用が米食品医薬品局(FDA)から承認されたと発表した。ES-SCLCの治療薬として免疫チェックポイント阻害薬が承認されたのは初めて。… 2019/03/19 癌
日本胃癌学会がMSI-High胃癌へのペムブロリズマブ単剤療法に関する速報版をホームページ上で公開 日本胃癌学会は、進行・再発胃癌に対するペムブロリズマブ単剤療法に関する胃癌治療ガイドライン速報版をホームページ上に公開した。ペムブロリズマブは2018年12月21日に、がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難… 2019/03/19 癌
エヌトレクチニブがROS1融合遺伝子陽性非小細胞肺癌を対象に申請 中外製薬は3月15日、ROS1/TRK阻害薬エヌトレクチニブについて、ROS1融合遺伝子陽性の局所進行または転移性非小細胞肺癌を対象に製造販売承認申請を厚生労働省に行ったと発表した。エヌトレクチニブは、2018年12月にNTRK融合遺伝子陽性の局所進行または転移性固形癌を対象に申請されており、2つ目… 2019/03/15 癌
EGFR変異陽性NSCLCにエルロチニブ+ラムシルマブはエルロチニブ+プラセボより有意にPFSを延長 米Eli Lilly社は3月12日、EGFR変異を有する進行非小細胞肺癌(NSCLC)の1次治療として、EGFR-TKIであるエルロチニブと抗VEGFR-2抗体ラムシルマブを併用投与すると、エルロチニブとプラセボを投与した場合よりも無増悪生存期間(PFS)が有意に延長することが分かったと発表した。日本も含めた世界… 2019/03/14 癌
米国で初めて乳癌を対象に免疫チェックポイント阻害薬が承認 米国で進行トリプルネガティブ乳癌を対象に免疫チェックポイント阻害薬が承認された。米Genentech社は3月8日、手術不能局所進行または転移を有するトリプルネガティブ乳癌で、PD-L1陽性の患者を対象に、抗PD-L1抗体アテゾリズマブとnab-パクリタキセルの併用療法が、米食品医薬品局(FDA)から迅… 2019/03/11 癌
新規経口アンドロゲン受容体阻害薬darolutamideがCRPCを対象に申請 独Bayer社は3月5日、新規経口アンドロゲン受容体阻害薬darolutamideについて、去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)を対象に、厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。 2019/03/05 癌
日本がんサポーティブケア学会が高齢者がん医療QandAをまとめパブコメ募集中 日本がんサポーティブケア学会は「高齢者がん医療QandA、総論編」をこのほどまとめ、現在ホームページ上に公開し、パブリックコメントを募集している。高齢者がん医療領域においてはエビデンスが少ないこともあって、今までの情報の整理・解析にとどまっているとし、癌専門の医療者だけでなく、他… 2019/03/05 癌
EGFR変異陽性進行NSCLCを対象にダコミチニブが発売 ファイザーは3月1日、EGFR変異陽性進行非小細胞肺癌(NSCLC)を対象に、EGFR-TKIであるダコミチニブを発売した。 2019/03/01 癌