第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬オシメルチニブの肺癌1次治療への適応拡大が申請 アストラゼネカは11月27日、第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)のオシメルチニブについて、EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌の1次治療への適応拡大申請を行ったと発表した。 2017/11/27 癌
抗PD-L1抗体atezolizumabを化学療法とベバシズマブ併用に加えることで有意にNSCLCのPFSが延長 中外製薬は、11月21日、化学療法未施行のステージIV非扁平上皮非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対する、抗PD-L1抗体atezolizumabとカルボプラチン、パクリタキセル、ベバシズマブの併用療法は、カルボプラチンおよびパクリタキセル、ベバシズマブ併用よりも有意に無増悪生存期間(PFS)を延長できるこ… 2017/11/22 癌
抗HER2抗体薬物複合体製剤DS-8201のHER2陽性再発・進行性胃癌対象フェーズ2が開始 第一三共は、11月21日、抗HER2抗体薬物複合体製剤DS-8201の、HER2陽性再発・進行性胃癌患者を対象としたフェーズ2試験DESTINY-Gastric01において、最初の患者への投与を開始したと発表した。 2017/11/22 癌
進行大腸癌の2次治療でmXELIRIのFOLFIRIに対する非劣性が証明【ESMO Asia 2017】 進行大腸癌に対する2次治療として、mXELIRIはFOLFIRIに非劣性であることが明らかとなった。多施設無作為化フェーズ3試験AXEPTの結果、示されたもの。11月17日から19日までシンガポールで開催されたESMO Asia 2017で、韓国Asan Medical CentreのTae Won Kim氏によって発表された。… 2017/11/20 癌
内分泌療法後進行のHR陽性乳癌へのフルベストラントとabemaciclib併用はアジア人でも有効【ESMO Asia 2017】 内分泌療法後に進行したホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性乳癌に対するフルベストラントとCDK4/6阻害薬abemaciclibの併用が、有効で忍容性があることがアジア人サブグループでも確認された。フェーズ3試験MONARCH 2のアジア人サブグループ解析の結果、示されたもの。11月17日から19日までシンガポ… 2017/11/20 癌
EGFR変異陽性肺癌でオシメルチニブの脳転移への効果は第1世代EGFR-TKIよりも高い【ESMO Asia 2017】 EGFR変異陽性非小細胞肺癌患者に第3世代EGFR-TKIのオシメルチニブを1次治療で投与することは、第1世代EGFR-TKIを投与するよりも脳転移に対する効果が高いことが明らかとなった。フェーズ3試験FLAURAの脳転移に注目した解析の結果、明らかとなったもの。11月17日から19日までシンガポールで開催さ… 2017/11/19 癌
未治療の日本人の悪性黒色腫にイピリムマブとニボルマブの併用が有効な可能性【ESMO Asia 2017】 未治療の日本人の悪性黒色腫患者に、抗CTLA-4抗体イピリムマブと抗PD-1抗体ニボルマブの併用が有効な可能性が明らかとなった。国内で行われたフェーズ2試験で、海外で実施されたフェーズ3試験CheckMate067と同等の無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)が得られた。11月17日から19日までシンガ… 2017/11/19 癌
EGFR変異陽性NSCLCへの低用量アファチニブ投与は有効で副作用も軽減【ESMO Asia 2017】 EGFR変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)に対する1次治療として、低用量のアファチニブを投与することは、有効であり副作用も軽減できることが明らかとなった。多施設単群オープンラベルフェーズ2試験KTORG1402の結果、明らかとなったもの。11月17日から19日までシンガポールで開催されたESMO Asia 201… 2017/11/19 癌
進行乳癌の臨床試験から閉経前の患者が排除されていることに強い懸念【ABC4】 進行乳癌の治療に関する臨床試験から若い患者が排除されていることについて、the Advanced Breast Cancer Fourth International Consensus Conference(ABC4)の進行乳癌に関する専門家パネルが問題提起を行った。 2017/11/06 癌
HR受容体陽性進行乳癌への分子標的薬併用は特定の副作用を増加させるがほとんどは管理可能【ABC4】 ホルモン(HR)受容体陽性進行乳癌に対して、内分泌療法に加えて、分子標的薬を加えて投与すると副作用のリスクが増加することが明らかとなった。また分子標的薬の種類によって、異なったタイプの副作用が発現することも分かった。16試験8529人のデータをメタアナリシスした結果、明らかとなった… 2017/11/04 癌
閉経後ER陽性HER2陽性進行乳癌のQOL増悪までの時間はPFSイベントがない患者で長い【ABC4】 閉経後エストロゲン受容体(ER)陽性HER2陰性進行乳癌で無増悪生存期間(PFS)を遅らせることができれば、患者のQOLの悪化を遅らせることができる可能性が明らかとなった。進行乳癌に対する1次治療として、パルボシクリブ+レトロゾール群とプラセボ+レトロゾール群を比較したフェーズ3試験、PALO… 2017/11/04 癌