米ARIAD社と大塚製薬が日本とアジア地域で白血病治療薬ponatinibの共同開発と商業化の契約を締結 米国ARIAD Pharmaceuticals社と大塚製薬は、日本とアジア9カ国・地域におけるBCR-ABL阻害薬ponatinibの共同開発と商業化について契約を締結したと、12月23日に発表した。 2014/12/25 癌
新規診断多発性骨髄腫に対するレナリドミド継続投与が欧州で承認に近づく 米Celgene社の全額出資子会社であるスイスCelgene International sarl社は、2014年12月19日、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)が、新規診断多発性骨髄腫患者で移植が適応にならない成人に対するレナリドミドの継続投与を支持する見解をまとめて欧州委員会(EC)に提出したと発表した。… 2014/12/24 癌
米FDAがBRCA遺伝子変異陽性の進行卵巣癌にolaparibを承認 英AstraZeneca社は、12月19日、生殖細胞系のBRCA遺伝子変異陽性または同変異が疑われる進行卵巣癌で、前治療で3ライン以上の化学療法を受けている患者に対する初の単剤療法として、olaparib(400mgを1日2回)が米食品医薬品局(FDA)に承認されたと発表した。… 2014/12/24 癌
ECがBRCA遺伝子変異陽性の進行卵巣癌の画期的医薬品としてolaparibを承認 英AstraZeneca社は、12月18日、BRCA遺伝子変異陽性(生殖細胞および/または体細胞)の再発性高悪性度漿液性卵巣癌、卵管癌、原発性腹膜癌で、プラチナ製剤を含む化学療法で完全奏効または部分奏効が得られた患者の維持療法として、olaparib(400mgを1日2回)が欧州委員会(EC)から医薬品製造販売… 2014/12/22 癌
治療歴がないHER2陽性乳癌でT-DM1+ペルツズマブ、T-DM1単剤は、トラスツズマブ+化学療法に比べ有意なPFS改善は認めず HER2陽性進行乳癌に対する1次治療として、T-DM1とペルツズマブ併用療法、T-DM1の単剤療法は、トラスツズマブとタキサン系抗癌剤の併用療法に比べて、有意な無増悪生存期間(PFS)の延長は認められなかったことが、MARIANNE試験の最新データで明らかになった。スイスRoche社が12月19日に発表した。… 2014/12/22 癌
モガムリズマブが化学療法未治療のCCR4陽性ATLに適応追加承認 協和発酵キリンは12月18日、抗CCR4抗体モガムリズマブについて、化学療法未治療のCCR4陽性成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)への適応追加承認を獲得したと発表した。 2014/12/19 癌
経口CDK4/6阻害薬palbociclibのフェーズ2、PALOMA-1のデータがThe Lancet Oncology誌に掲載 ファイザーは12月19日、経口CDK4/6阻害薬palbociclibのフェーズ2試験であるPALOMA-1のデータがThe Lancet Oncology誌に掲載されたと発表した。 2014/12/19 癌
胃癌術後補助療法としてカペシタビン、オキサリプラチン併用療法が申請 中外製薬は12月19日、抗悪性腫瘍剤カペシタビンについて、胃癌における術後補助化学療法に対する効能・効果追加の製造販売承認申請を、厚生労働省に行ったと発表した。 2014/12/19 癌
皮膚T細胞リンパ腫に対する局所治療薬SHAPEのフェーズ2始まる 米TetraLogic Pharmaceuticals社は、2014年12月18日、皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)患者にヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害薬であるSHAPEを適用する無作為化フェーズ2試験の開始を公表した。 2014/12/19 癌
nab-パクリタキセルに治癒切除不能な膵癌の効能追加 大鵬薬品工業は、12月18日、人血清アルブミンにパクリタキセルを結合させナノ粒子化したパクリタキセル製剤nab-パクリタキセルについて、治癒切除不能な膵癌の効能追加の承認を取得したと発表した。 2014/12/19 癌
骨髄異形成症候群に伴う貧血に対するダルベポエチン アルファの使用が承認、先進国で初 協和発酵キリンは12月18日、持続型赤血球造血刺激因子製剤ダルベポエチン アルファに、骨髄異形成症候群注に伴う貧血の適応追加が承認されたと発表した。 2014/12/19 癌
FDAが転移性NSCLCを対象にramucirumabの適応拡大を承認 米国食品医薬品局(FDA)は、転移性非小細胞肺癌(NSCLC)の治療薬として、抗VEGF受容体2抗体製剤ramucirumabの適応拡大を承認したと、12月12日に発表した。プラチナ系抗癌剤を用いた化学療法で増悪した患者に対し、ドセタキセルとの併用で投与される。… 2014/12/15 癌
デノスマブが米国で癌患者の高カルシウム血症治療薬として承認を獲得 米Amgen社は、2014年12月8日、米食品医薬品局(FDA)から、デノスマブの適応追加承認を得たと発表した。高カルシウム血症(HCM)が見られる癌患者で、ビスホスホネート系薬剤に反応しない人々の治療に用いることが可能になる。… 2014/12/10 癌
CALGB 9343試験で高齢の乳癌患者に対する放射線治療の生存利益が否定されても放射線照射を受ける女性は減っていない 米Duke大学のRachel Blitzblau氏らは、米国最大のがん登録から情報を得て分析し、高齢乳癌患者に対する放射線治療の必要性を否定した臨床試験の結果公表の前と後の放射線療法適用率を比較したところ、わずかに減少したのみだったことを明らかにした。詳細は、Cancer誌電子版に2014年12月7日に報告… 2014/12/08 癌
前治療薬に抵抗性又は不耐容のCML対象にボスチニブが発売 ファイザーは、12月5日、経口SRC/ABL チロシンキナーゼ阻害薬ボスチニブを、前治療薬に抵抗性又は不耐容の慢性骨髄性白血病(CML)を対象に発売した。 2014/12/05 癌
免疫療法剤blinatumomabがB細胞前駆型急性リンパ芽球性白血病を適応に米国で承認 米Amgen社は12月3日、BiTE抗体blinatumomabが、フィラデルフィア染色体陰性の再発もしくは難治性のB細胞前駆型急性リンパ芽球性白血病(ALL)の治療薬として、米食品医薬品局(FDA)により迅速承認されたと発表した。… 2014/12/05 癌
ASCOが遺伝性大腸癌症候群に関するESMOのガイドラインを支持 米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、12月1日、遺伝性大腸癌症候群(hereditary colorectal cancer syndromes)のリスクを持つ人を対象とした、予防、スクリーニング、遺伝学、治療、管理に関する欧州臨床腫瘍学会(ESMO)のガイドラインについて、支持することを明らかにした。同日のJournal of Clinica… 2014/12/02 癌
欧州でnintedanibが進行肺腺癌の2次治療薬としてドセタキセルとの併用で承認される ドイツBoehringer-Ingelheim社は、11月27日、トリプルアンジオキナーゼ阻害薬nintedanibがドセタキセルとの併用で、初回化学療法を受けた局所進行、転移性もしくは局所再発の非小細胞肺癌(NSCLC)で、組織学的に腺癌を適応症として承認されたと発表した。… 2014/12/01 癌