第14回欧州癌学会(ECCO14) 転移性腎細胞癌における低用量インターフェロンα2a+ベバシズマブで高い有用性 転移性腎細胞癌のファーストライン治療として、ベバシズマブとインターフェロン(IFN)α2aを併用したフェーズIII臨床試験(AVOREN試験)のサブ解析で、IFN-α2aの投与量を減らしても無増悪生存期間や奏効率が改善することがわかった。チェコ共和国Charles University Medical School Teaching Ho… 2007/09/27 癌
第14回欧州癌学会(ECCO14) ソラフェニブ抵抗性の腎細胞癌でAxitinibにより半数が腫瘍縮小 VEGFR(血管内皮増殖因子受容体)阻害剤であるAxitinibにより、腎細胞癌に有効性が確認されているソラフェニブに抵抗性を示す転移性腎細胞癌患者の51%に腫瘍の縮小が確認された。フェーズII臨床試験によるもので、米Cleveland Clinic Taussig Cancer CenterのBrian I. Rini氏らが第 14 回欧州癌学… 2007/09/27 癌
第14回欧州癌学会(ECCO14) 局所進行膵癌で化学放射線療法前のGS療法が有効 局所進行膵癌に対する標準治療とされる化学放射線療法を実施する前に、ゲムシタビンとS-1による「GS療法」を行うことで、生存期間が延長することが国内のフェーズII臨床試験で明らかになった。国立がんセンター東病院医長の古瀬純司氏らの研究グループが、9月23日から27日にスペインバロセロナで… 2007/09/27 癌
第14回欧州癌学会(ECCO14) 進行性肝細胞癌にS-1が有効である可能性 進行性肝細胞癌の治療薬として5-FU系の経口抗癌剤S-1が有望である可能性が、わが国で行われた臨床試験の結果、明らかとなった。フェーズI/II臨床試験のうちのフェーズI試験の結果で、肝臓の機能不全はS-1とその代謝物の体内動態に影響せず、肝機能が悪い患者では慎重投与が必要だが、1日2回80mg/m… 2007/09/27 癌
第14回欧州癌学会(ECCO14) 乳癌に対するラパチニブとパクリタキセルの併用はErbB2陽性患者で高い効果 転移性乳癌に、ファーストラインとして、分子標的薬ラパチニブとタキサン系抗癌剤パクリタキセルを併用投与すると、ErbB2(HER2)陽性患者で高い効果が得られることがフェーズIII臨床試験の結果、明らかとなった。成果は、9月23日から27日にスペインバロセロナで開催された欧州癌学会(ECCO)で、… 2007/09/27 癌
第14回欧州癌学会(ECCO14) HER2陽性転移性乳癌への3剤併用、カルボプラチンの有用性は不明 トラスツズマブとドセタキセルによる2剤併用と、トラスツズマブ、ドセタキセル、カルボプラチンの3剤併用を比較したBCIRG 007試験で、無増悪期間や生存期間などに有意な違いがないことが明らかになった。しかし研究グループの一人であるポーランドMaria Sklodowska Curie Memorial Cancer Centre… 2007/09/27 癌
肝細胞癌適応拡大に向けソラフェニブが欧州で肯定的意見 ドイツBayer HealthCare社と米Onyx Pharmaceuticals社は、9月21日、欧州ヒト医薬品委員会(CHMP)が、ソラフェニブ(商品名「Nexavar」)の肝細胞癌や肝臓癌の適応について肯定的意見をまとめたと発表した。 2007/09/21 癌