NEWS◎臨床研修制度と専門医制度が影響か 博士号を取得する慶應大卒医師は20年で半減 医師が大学院に進学しなくなり、研究を行わなくなったと言われて久しい。だが、実際にどの程度の医師が大学院に進学したかについてまとめた研究は少ない。慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター教授の門川俊明氏が慶應大学医学部での博士号取得の状況を1997年と2017年とで比較したところ、1997… 2020/08/13 医師のキャリア
◎番外編 流行の「一法人複数大学化」、危惧する声も あと20年後には大学進学者数が2017年より2割減少する。全ての大学で“満遍なき衰退”が予想される中、あなたの母校は存続できるだろうか。 2020/02/24 医師のキャリア
◎解決編 大学医学部/大学病院、生き残りのための処方箋 「研究を行う時間がない」「先端医療を行うための投資が確保できない」――そんな大学医学部、大学病院に、生き残るための手立てはあるのか。 2020/02/21 組織
◎教育編 入学定員減は 医学生の学力低下が背景に? 12年ぶりに定員が大幅に減ることになった2020年度入試。背景には、学生の質の低下と教員の負担が重い参加型臨床実習の導入が関係していた。 2020/02/19 医師のキャリア
◎研究編 論文の質と量の低下は研究費不足だけのせい? 日本の基礎研究は、年々競争力を失っていることが問題となっている。臨床研究についてはかろうじて国際競争力を保っているように見えるが、その実情は苦しい。背景には、研究を“片手間”で行ってきたことのツケも見え隠れする。… 2020/02/18 医師のキャリア
◎臨床編 収入は15年で倍増でも利益は出にくい環境に 近年、どの大学病院も生き残りをかけて臨床に力を入れてきた。だが、収入と利益は必ずしも直結せず、大学病院の苦悩は続く。 2020/02/17 医師のキャリア
インタビュー◎人口減少時代における大学附属病院の位置付けとは? 医学部から離れた方が大学病院は自由になれる 国立大学協会会長の永田恭介氏に聞く 国立大学協会は、2018年1月に「高等教育における国立大学の将来像(最終まとめ)」を公開。同提言では、大学病院について、「大学との緊密な連携を確保しつつも、国立大学法人の独立した事業部門としての位置付けをより明確にするなどの方策を検討する」と附属病院の自律を求める。持ちつ持たれつ… 2020/01/14 先端医学
シリーズ◎大学再編で医学部はどうなる? 名古屋大学と岐阜大学の法人統合の中身は? 東海国立大学機構機構長の松尾清一氏に聞く いよいよ来春、名古屋大学と岐阜大学が法人統合する。その内容は、一法人複数大学の国立大学法人を設立するというもので、「東海国立大学機構」という法人の下に、名古屋大学と岐阜大学の2つの大学が入る。東海国立大学機構とは持株会社のようなもので、各大学はそれぞれ自立した状態を続けるが、… 2019/11/28 事件・話題
インタビュー◎再編よりも医学科定員の減少が話題 大学の統合再編による医学部入試への影響は? 河合塾 教育情報部部長 富沢弘和氏に聞く 名古屋大学と岐阜大学の法人統合に始まり、大阪市立大学と大阪府立大学、静岡大学と浜松医科大学が法人(または大学)統合を発表している。このような大学の統合再編は、医学部医学科入試に影響をするのだろうか。受験動向に詳しい河合塾教育研究開発本部教育情報部部長富沢弘和氏に聞いた。… 2019/11/26 医師のキャリア