年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 2019年2月に完全復旧、これまで以上に手厚い医療提供目指す 西日本豪雨の被害を受けたまび記念病院の村上和春理事長に聞く 2018年7月の西日本豪雨で1階が天井まで水没する被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区のまび記念病院(80床)(関連記事:水害を乗り越えて、より強い組織となる)。12月3日からは半分となる40床で入院医療も再開した。2019年2月1日には、残る40床を再開すると共に、水没した1階部分での外来も開始… 2018/12/30 事件・話題
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 また記録更新!梅毒の大流行が止まらない! 先天梅毒も発生、2017年は17例の報告も 梅毒の大流行が止まらない。2011年から増加の一途をたどる梅毒患者は、2018年12月23日までに6782人となり、昨年実績を1000人余りも上回ってしまった。7000人規模に迫るのは1970年以来で、実に48年ぶりの異常事態だ。… 2018/12/29 感染症
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 河北健診クリニック「肺癌見落とし」のその後 区民検診を辞退、報告書で「胸部X線検査の限界」を強調 河北健診クリニック(東京都杉並区)が、4年前に区民健診で胸部X線検査を受けた40代女性で肺癌陰影の見落としがあったことを公表したのは、2018年7月(関連記事:肺癌見落としで40代女性死亡、河北健診クリニック)。この事例を受けて同クリニックは、2014年以降に実施した杉並区の肺がん検診、94… 2018/12/28 呼吸器
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 2018年度改定でも全然減っていない7対1病院 日経メディカル Onlineはこの夏、2018年度診療・介護報酬改定が及ぼす影響について特集を組んだ(記事一覧はこちら)。その1つ、「7対1看護から降りる病院、現場から反発も」では、急性期病院の入院料の抜本的な見直しに伴う、病棟再編の動きをリポートした。… 2018/12/28 医療経営
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 皮膚科医も有用性を実感する帯状疱疹の迅速診断 今年1月、「水痘・帯状疱疹ウイルス抗原検出キット(商品名デルマクイックVZV、以下「VZV抗原検査薬」)」が発売された。このキットは皮膚科専門医でも診断に悩むケースがある帯状疱疹に有用とされ、日経メディカルは3月にキットの使い方をまとめて紹介した。… 2018/12/27 感染症
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 厚労省、オンライン診療の不適切事例への指導を強化 2018年度診療報酬改定で、ついにオンライン診療料などが新設された。医療現場における課題解決につながるとの期待がある一方で、現場からは算定条件に対する不満の声もあがっている。さらなる普及のためには、オンライン診療の有効性を現場から示していく必要がありそうだ。… 2018/12/27 医療情報
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 評判は上々、口内炎症状緩和のための「医療機器」 抗癌剤治療で頻度の高い副作用の1つが口内炎。患者のQOLが大きく低下することは分かっていても、抗癌剤治療が優先され治療法も限られるため、ともすれば対応は後回しにされがちなこの疾患に対して2018年5月16日、症状緩和のための「医療機器」が発売された(関連記事:口内炎による痛みを和らげる… 2018/12/26 癌
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 ヘルニアを融かす注射薬、“ゆっくり普及”の理由 椎間板髄核に直接注入することで腰椎椎間板ヘルニアを融解させる注射薬コンドリアーゼ(商品名ヘルニコア椎間板注用1.25単位)が、2018年8月に発売された。保存療法が効かない一部の腰椎椎間板ヘルニア患者にとっては、手術に代わる待望の治療選択肢となるが、意外にもその広まり方は緩やか。その… 2018/12/26 医薬品
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 大人の百日咳診療に残された課題 2018年1月に、5類感染症の全数把握疾患に指定された百日咳。小児の疾患というイメージがある百日咳だが、全数把握疾患となったことで、患者の約3割が成人であることが確認された。日経メディカルでは今年10月、成人の百日咳患者を疑うポイントや、咳嗽が始まってからの期間に応じた検査の使い分け… 2018/12/25 感染症
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 続・抗体医薬は医療に何をもたらしたか 日経メディカルは、今年6月、「抗体医薬は医療に何をもたらしたか」と題した特集を掲載した。その際、今年5月までに日本で承認され、使用可能な抗体医薬を1つの図に網羅した(図1)。 2018/12/20 癌
年末スペシャル◎あのニュース、どうなった?2018 不要なPCI減らすFFR-CT、保険収載はされたが 施設基準厳しく現状では「絵に描いたモチ」 冠動脈CTのデータから、心筋虚血の定量的な評価が可能とうたうFFR-CT。安定冠動脈疾患の患者に対して、侵襲的なカテーテル検査を行わずとも経皮的冠動脈インターベンション治療(PCI)が必要か判断できる検査法として注目され、日経メディカルでも折に触れ取り上げてきた。実臨床への早期の導入が… 2018/12/20 循環器