シリーズ◎2022診療報酬改定 ICU等の設置、手術件数等は急性期医療の評価になり得るか? 救急の機能分化と実績要件をどのように整理するかが焦点の1つに 厚生労働省は2021年10月1日、中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開催し、2022年度診療報酬改定に向けて6月30日に続き、急性期医療の評価方法の在り方について議論を交わした(参照記事:「急性期医療の評価方法の在り方を議論」)。 急性期入院医療… 2021/10/08 行政・制度
厚労省、DPC機能評価係数IIを据え置き 看護必要度などの施設基準の経過措置も再延長へ 厚生労働省は2021年3月10日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響等を踏まえた対応で、2021年3月31日までとされていた「重症度、医療・看護必要度」等の施設基準に関する経過措置の期限を9月30日まで再延長することを提案し、了承された(… 2021/03/15 行政・制度
入院報酬の経過措置延長の影響、調査で把握を 中医協で支払い側が要望、2020診療報酬改定の効果検証の調査 中央社会保険医療協議会(中医協)の総会と診療報酬基本問題小委員会は2020年9月16日、2020年度診療報酬改定の効果を検証するための「入院医療等の調査」について議論した。 同調査では、2020年度と2021年度の2回にわたり、2020年度診療報酬改定の主要項目の効果を調べる予定。同日の総会と診療… 2020/09/17 行政・制度
寄稿◎2020年度診療報酬改定から見えてきた病院のあり方(その3) 【回復期入院】入院料のランクダウンも視野に 実績指数の基準値が厳格化、病床の充足度で違う改定の影響 回復期リハビリ病棟入院料に関しては2020年診療報酬度改定で、リハビリのアウトカムを評価するリハビリ実績指数の基準値が引き上げられた。これまで以上に実績指数基準を意識した病棟運営が求められる。ただし、回復期リハビリ病床の整備状況によってその影響は異なってくると考えられる。 人口… 2020/09/16 行政・制度
寄稿◎2020年度診療報酬改定から見えてきた病院のあり方(その2) 【地ケア入院】中小病院がさらなる主役に 400床以上病院の運営に制限、大都市と地方で影響が異なる? 地域包括ケア病棟については2020年度改定で、許可病床400床以上の病院の運営が制限された。2020年4月以降の新規届け出が認められなくなったほか、自院の一般病棟からの転棟・転室患者の割合が6割以上の場合、入院料が10%減額される仕組みが導入された。 筆者は、地域の医療提供体制と医療需要… 2020/09/15 行政・制度
寄稿◎2020年度診療報酬改定から見えてきた病院のあり方(その1) 【急性期入院】「救急」「手術」により重きを 看護必要度「基準2」の廃止で、一層必要な「急性期にふさわしい患者の受け入れ」 急性期病院において2020年度改定の大きなトピックは、やはり一般病棟用の重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)の評価項目や該当患者割合基準の見直しだろう。救急や手術の患者の評価に一層重きが置かれ、各病院には「急性期にふさわしい患者の受け入れ」をより促進することが求められて… 2020/09/14 行政・制度
COVID-19への対応を機能評価係数IIで評価を 中医協委員から要望、地域医療係数の体制評価に設定可能か今後検討 厚生労働省は6月17日に開催した中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、2020年度診療報酬改定を踏まえたDPC/PDPS(診断群分類別包括評価支払い制度)の現況報告を行った。2020年4月時点でのDPC対象病院は1757病院(前年度比30病院増)、DPC準備病院は249病院(同10病院減)となった。DPC算定病… 2020/06/19 行政・制度
2020改定の影響調査、COVID-19の影響を配慮して実施へ 質問項目を最小限にして回答率向上、感染拡大地域の除外やWEB回答も視野に 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は6月17日の総会で、2020年度診療報酬改定の結果検証の調査実施案を承認した。改定結果検証調査は、医療現場への診療報酬改定の影響を調べるため毎改定後行われる。同日の実施案では、かかりつけ医機能や働き方改革等の各項目について調査事項が示さ… 2020/06/17 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 オンライン診療は「おおむね30分以内に通院・訪問可能」が目安に 厚生労働省が2020年度診療報酬改定の疑義解釈資料を公表 厚生労働省は3月31日、2020年度診療報酬改定の疑義解釈資料を公表した。今改定では、オンライン診療料(71点)における緊急時の対応について、「オンライン診療を実施する医療機関において、おおむね30分以内に対面診察可能な体制を有すること」の要件が削除。夜間や休日などやむを得ず対応できな… 2020/04/09 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 改定を機に業務効率化にぜひ取り組んでほしい 全日本病院協会会長の猪口雄二氏に聞く 2020年度診療報酬改定は、技術料に当たる本体部分が0.55%引き上げられ、そのうち0.08%が「救急病院における勤務医の働き方改革への特例的な対応」に充てられるなど、国が推し進める「働き方改革」を意識した内容となった。改定は勤務医にどのような影響をもたらすのか。全日本病院協会会長の猪… 2020/03/26 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【外科系】ロボット手術は適応拡大、椎間板内酵素注入療法、斜視注射などの評価新設 ドリップ・シップ・リトリーブ、円形脱毛症の光線療法、人工内耳に関しても見直し 3月に2020年度診療報酬改定に関する省令、告示類が発出され、改定項目の詳細が明らかになった。新しい技術に対応した新設点数を中心に、各診療科ごとに現場の医師が押さえておきたい臨床分野の改定項目を紹介する。後編は外科系やその他の診療科に関する主な見直しをまとめた。内科領域をカバーし… 2020/03/25 外科
シリーズ◎2020診療報酬改定 【内科系】FreeStyleリブレ、仮想気管支鏡、抗菌薬チェッカーボード法などが保険適用に 大腸カプセル内視鏡の適応拡大、クライオバイオプシー、左心耳閉鎖術の項目も新設 3月に2020年度診療報酬改定に関する省令、告示類が発出され、改定項目の具体像が明らかになった。医療技術の進歩に対応して、新たな技術料が設けられたり、逆に古い技術は評価が見直されたりしている。ここでは各診療科ごとに現場の医師が押さえておきたい臨床分野の改定項目を紹介する。前編は内… 2020/03/24 循環器
シリーズ◎2020診療報酬改定 【精神医療】クロザピン導入目的の入院を評価 退院先医療機関との共同指導に使う「支援計画書」も公開 2020年度診療報酬改定に関する省令、告示類の発出が3月5日に行われ、個別改定項目の具体像が見えてきた。精神医療に関しては、自治体が作成する「第7次医療計画」の中間見直しを2020年度に行うこともあり、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」が見直しのテーマとされた。 「精神… 2020/03/13 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【認知症】長谷川式スケール、MMSEなどの算定は原則「3カ月に1回」に 認知症ケア加算は3段階に、専任の常勤医師・看護師の要件は緩和 中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で、2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働相に答申した。認知症を有する患者への対応、認知症診療に関する報酬項目の見直しとしては、(1)認知症ケア加算の見直し、(2)認知機能検査等の算定要件の新設──などがある。… 2020/02/11 精神・神経
シリーズ◎2020診療報酬改定 「病院単位での機能分化の方向が見えてきた」 四病協と日医が会見、地域包括診療加算の要件緩和も評価 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働大臣に答申した。答申を受けて、日本病院会や全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会からなる四病院団体協議会(四病協)と日本医師会が記者会見を開催。病院単位… 2020/02/11 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 「働き方改革の推進に対応する新たな一歩」 日医会長の横倉氏が会見、看護必要度の見直しもポイントに 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働大臣に答申した。中医協総会の終了後、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会の三師会が会見を開催。日本医師会会長の横倉義武氏は、「課題は残るが、目指す方向性が理解され… 2020/02/11 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 機能強化加算の要件見直しは“半歩”前進の対応 支払い側が会見、急性期一般入院料1の基準見直しは「病床転換が一定程度進む」と評価 中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で、2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働相に答申した。保険者などで構成される1号側委員(支払い側委員)は総会後の会見で、「入院医療における患者の状態に応じた評価や外来医療の機能分化など、全体としては医療機能の分化や強化… 2020/02/10 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【訪問看護】リハビリ職による提供を適正化 一定の実績のある医療機関からの訪問看護に新たな加算 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働大臣に答申した。訪問看護に関する見直しの主題の1つは、リハビリテーション職の多い訪問看護ステーションに対する評価の適正化だ。 改定に向けた議論では、リハビリ職による訪問… 2020/02/10 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【オンライン診療】禁煙治療2~4回目をテレビ電話で可能に 対象に慢性頭痛を追加、管理栄養士の栄養指導も遠隔で 2月7日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、2020年度診療報酬改定の答申が行われ、詳細項目が明らかになった。算定要件が厳しく、対象疾患が限られていたために利用がそれほど広がらなかったオンライン診療、遠隔モニタリングに関しては、医療におけるICTの利活用を図る観点から、軒並み規… 2020/02/10 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【救急】「救急搬送が年間2000件以上」など満たす病院向けに加算新設 救急医療管理加算は点数を引き上げ、重症度スコアの記載を要件化 中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で、2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働相に答申した。 2020年度改定では、診療報酬本体の改定率+0.55%のうち、0.08%を「救急病院における勤務医の働き方改革への特例的な対応」に充てることとされた(関連記事:診療報酬改定… 2020/02/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【慢性期】療養病棟入院料の経過措置は減算幅が15%に 200床未満の病院もデータ提出加算が要件化 中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で、2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働相に答申した。 慢性期入院では、療養病棟入院基本料の経過措置の扱いが見直される。 改定前の療養病棟入院基本料には、2段階の経過措置が設定されていた。経過措置1は「看護配置20対1以上… 2020/02/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【急性期】入院料1の看護必要度は31%に引き上げ 400床以上の病院ではDPCデータを用いた看護必要度IIによる評価を要件化 中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で、2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働相に答申した。急性期入院の見直しの最大の争点となった一般病棟用の重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)の見直しについては、入院料1の基準が「31%」(看護必要度Iの場合)に引… 2020/02/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【外来】紹介患者の情報フィードバックは150点 ギャンブル依存症治療は1回300点、機能強化加算はリーフレット作成が必須に 2月7日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、2020年度診療報酬改定に関する答申が行われ、個別改定項目の詳細が明らかになった。外来医療については、医療連携を推進する目的から診療情報提供料III(150点)を新設。現行は、紹介元の医療機関が紹介先に対して患者の診療情報を提供した場合… 2020/02/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【在宅医療】在支病の24時間往診体制を明確化 複数の医療機関による6カ月超の訪問診療の実施が可能に 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働大臣に答申した。在宅医療についてはこれまでの報酬改定で、在宅患者訪問診療料や医学管理料といった根幹をなす報酬の見直しが続いてきたが、2020年度改定では曖昧な要件を明確化… 2020/02/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【働き方改革】医師・看護師からのタスクシフトを強力に推進 看護補助者・医療秘書の配置で数百~数千万円規模の報酬増 2月7日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、2020年度診療報酬改定案の答申が行われ、詳細項目が明らかになった。医師の働き方改革に関しては、2024年4月から始まる時間外労働の上限規制適用を見据え、医師の労働時間短縮への取り組みを評価する項目が盛り込まれた。 この分野における報酬… 2020/02/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【回復期入院】実績指数の要件の基準値を厳格化 栄養管理の面からもリハビリの効果を支援 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働大臣に答申した。回復期リハビリテーション病棟入院料では、リハビリの効果をさらに重視する内容となった。 回復期リハビリ病棟入院料においてリハビリの効果を評価する指標の1つ… 2020/02/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【軽度急性期・急性期後入院】大病院の地域包括ケア入院料を制限 サブアキュート機能や在宅医療の提供はさらに強化 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働大臣に答申した。軽度急性期・急性期後を担う地域包括ケア病棟・病床では、2014年度改定以降、一貫して評価が拡充されてきたが、今改定はそれに一定の制限をかける内容も盛り込ん… 2020/02/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 【速報】2020年度診療報酬改定の詳細が決定 働き方改革を多面的に評価、地域包括ケア病棟・病床は一定の制限 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働相に答申した。入院料の体系の見直しやかかりつけ機能の強化を図った前回の2018年度改定に引き続き、医療機能の分化・強化、連携を促進。同時に、医師を中心に医療従事者の働き方… 2020/02/07 行政・制度
【慢性期入院】1月29日の中医協総会で短冊が公表 療養は「経過措置1」を2年間再延長 厚生労働省・中央社会保険医療協議会(中医協)総会は1月29日、2020年度診療報酬改定の個別改定項目を示した短冊(具体的な点数を除いた改定案)を公表した。中でも療養病棟入院基本料に関しては、2018年度改定で設けられた経過措置1・2 の取り扱いが明確になった。… 2020/01/31 行政・制度
【回復期入院】1月29日の中医協総会で短冊が公表 回復期リハ1の実績指数は「40以上」へ 厚生労働省・中央社会保険医療協議会(中医協)総会 は1月29日、2020年度診療報酬改定の個別改定項目を示した短冊(具体的な点数を除いた改定案)を公表した。多数の見直し案の中でも回復期リハビリ病棟入院料は、リハビリのアウトカムを評価する「実績指数」の基準値を引き上げ、入院料1 は現行… 2020/01/31 行政・制度
【回復期入院】1月29日の中医協総会で短冊が公表 地域包括ケア病棟入院料は大病院規制が鮮明に 厚生労働省・中央社会保険医療協議会(中医協)総会 は1月29日、2020年度診療報酬改定の個別改定項目を示した短冊(具体的な点数を除いた改定案)を公表した。多数の見直し案の中でも地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料は、2014 年度改定の創設以来続いてきた評価拡充路線がターニングポイン… 2020/01/31 行政・制度
看護必要度は大幅見直し、入院料1は「31%」に 【急性期入院】1月29日の中医協総会で短冊が公表 厚生労働省・中央社会保険医療協議会(中医協)総会 は1月29日、2020年度診療報酬改定の個別改定項目を示した短冊(具体的な点数を除いた改定案)を公表した。多数に上る改定項目の中でも急性期入院の最大の目玉は、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)の見直しだ。ここで… 2020/01/31 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 紹介患者の診療情報フィードバックに評価新設 機能強化加算は説明リーフレットの作成が新たに要件に 1月29日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、2020年度診療報酬改定の個別改定項目の概要が示された。外来医療については、医療連携を推進する目的から診療情報提供料IIIを新設。現行は、紹介元の医療機関が紹介先に対して患者の診療情報を提供した場合に診療情報提供料Iを算定できるが、提… 2020/01/29 産婦人科
シリーズ◎2020診療報酬改定 禁煙治療、慢性頭痛がオンライン診療の対象に COPD、SASの遠隔モニタリングは、状況に応じて毎回の指導をパスできるように 1月29日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、2020年度診療報酬改定の個別改定項目の概要が示された。前回の2018年度診療報酬改定で制度が確立したものの、算定要件が厳しく疾患も限られていることで利用がそれほど広がらなかったオンライン診療、遠隔モニタリングに関しては、医療における… 2020/01/29 医療情報
シリーズ◎2020診療報酬改定 働き方改革への取り組みを多面的に評価 麻酔行為の一部を看護師が行っても管理料を算定可能に 1月29日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、2020年度診療報酬改定の個別改定項目の概要が示された。医師の働き方改革に関しては、2024年4月から医師の時間外労働の上限規制が適用される予定。診療報酬改定でも各医療機関における医師の労働時間短縮への取り組みを評価する項目が多数盛り… 2020/01/29 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 看護必要度基準「35%」への引き上げを支払い側が要求 「基準2」の除外など踏まえたシミュレーション結果を厚労省が提示 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2020年1月15日の総会で、入院医療について議論した。一般病棟用の重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)について、判定基準や評価項目を見直したシミュレーション結果が示され、看護必要度I(従来の評価方法)の場合、該当患者割合は急性… 2020/01/21 行政・制度
先進医療から差額ベッドなどと同じ扱いに移行 「白内障への多焦点眼内レンズ」が選定療養に 厚生労働省の中央社会保険医療協議会が12月13日に開かれ、白内障に対する多焦点眼内レンズの使用を2020年4月から選定療養に位置付けることが大筋で了承された。多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズの材料費の差額部分を自費負担にして、単焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術に関する保険診療(片… 2019/12/18 眼科
シリーズ◎2020診療報酬改定 診療報酬改定率が決定、本体は0.55%の引き上げ 「救急病院における勤務医の働き方改革への特例的な対応」に0.08%を確保 加藤勝信厚生労働相は12月17日、2020年度診療報酬改定率を発表した。技術料に当たる本体部分を0.55%引き上げる一方で、薬価を0.99%(市場拡大再算定の見直し等を含む)、医療材料を0.02%引き下げる。2020年度改定の基本方針では、「医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進」が重点課… 2019/12/17 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 救急医療管理加算に「重症度スコア」記載を要件化へ 一部項目ではスコアを基に算定対象とならない患者像も明確化する方向 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2019年12月4日の総会で、救急医療や小児・周産期医療、癌対策、脳卒中、生活習慣病をテーマに、診療報酬上の評価のあり方について議論した。救急医療では、救急医療管理加算の算定時に重症度スコアの記載を要件化したり、重篤な患者や、緊急入院が… 2019/12/11 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 回リハ病棟の実績指数、基準の引き上げ検討 支払い側は入院料2・4・6での要件化求めるも診療側から反対相次ぐ 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2019年12月6日の総会で、回復期リハビリテーション病棟入院料など入院医療について議論した。リハビリのアウトカムを評価する指標であるリハビリテーション実績指数について、基準の引き上げが厚労省から提案された。支払い側委員は基準の引き上げ… 2019/12/11 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 DPCから地ケアへの転棟ではDPC/PDPSを算定 200床以上の病院の地ケア病棟では自院内転棟に一定の制限を設ける方向 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2019年12月6日の総会で、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料(以下、地域包括ケア病棟入院料)や回復期リハビリテーション病棟入院料などについて議論した。DPC/PDPS(診断群分類別包括評価支払い制度)対象病棟から地域包括ケア病棟に転棟す… 2019/12/06 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 回リハ病棟、FIM得点の患者への説明を要件化か 管理栄養士配置の努力義務は入院料2~6にも拡大する方向 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2019年11月29日の総会で、回復期リハビリテーション病棟入院料や入退院支援に対する評価のあり方について議論した。回復期リハビリ病棟入院料では、リハビリのアウトカムを適切に評価できるよう、入棟時のFIM得点について患者への説明を要件化する… 2019/12/04 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 地域包括ケア病棟、自院内転棟に一定の制限か 「地域包括ケアにかかる実績」の要件は見直しへ 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2019年11月29日の総会で、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料や回復期リハビリテーション病棟入院料について議論した。地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料(以下、地域包括ケア病棟入院料)では、自院の一般病床からの転棟が多い実態に… 2019/12/03 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 認知症ケア加算1は専任常勤医の要件緩和へ 加算2には専門看護師の配置要件が追加か 厚生労働省は2019年11月20日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、2020年度診療報酬改定に向けて認知症ケア加算やせん妄予防に関して議論した。 厚労省は、認知症ケア加算1の算定要件である「精神科・精神内科5年以上など要件を満たす専任の常勤医師の配置」の緩和を提案。加えて、… 2019/11/25 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 タスクシフトの推進や人員配置の合理化を検討 総合入院体制加算の要件に「特定行為研修修了者の配置」など追加か 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2019年11月8日に開かれ、医療従事者の働き方改革の推進に向けた対応について議論した。(1)タスクシェア/シフト、チーム医療、(2)人員配置の合理化、(3)会議の合理化──の推進に向けて、現状と課題、論点が厚労省から提示された。タス… 2019/11/22 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 機能強化型訪問看護管理療養費の要件に「看護職員割合」追加を検討 リハビリ職の多いステーションに対する評価を適正化する方向 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2019年11月20日の総会で、訪問看護について議論した。機能強化型訪問看護管理療養費に「看護職員の割合」の要件を追加したり、理学療法士等による週4日目以降の訪問看護の評価の適正化、訪問看護計画書や報告書に訪問する職種の記載を求めるといっ… 2019/11/21 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 看護必要度の評価項目は影響試算し見直しへ 段階的に看護必要度IIでの届け出進める方向に 厚生労働省は2019年11月15日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会で2020年度診療報酬改定に向けて、急性期一般入院基本料など急性期における入院医療の評価の在り方について議論した。 実態を踏まえて重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)の評価項目を「見直すべき」とする意見が示… 2019/11/19 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 一般病院の2018年度損益率は-2.7%、赤字続く 厚労省が医療経済実態調査の結果を報告、民間病院は黒字幅拡大 一般病院の2018年度の損益率は、前年度比0.3ポイント高い-2.7%だったことが、第22回医療経済実態調査で明らかになった(表1)。厚生労働省が2019年11月13日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会に報告した。2018年度診療報酬改定は本体0.55%のプラス改定で、医業収益は2017年度から2018年度… 2019/11/14 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 難病・へき地はオンライン診療の要件緩和か 生活習慣病の診療での活用には反対する意見が多数 厚生労働省は中央社会保険医療協議会(中医協)総会を2019年11月8日に開催。2020年度診療報酬改定に向けて、テレビ電話など情報通信機器を用いたオンライン診療料の算定要件を議題に挙げた。需要があるにもかかわらず医療を提供できない状況を改善する必要性から、へき地や離島、難病患者などに限… 2019/11/13 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 在支病の往診医、自宅待機可能なことを明確化 主治医の求めによる訪問診療では情報共有に関する要件を追加か 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2019年11月6日に開かれ、2020年度診療報酬改定に向けて在宅医療について議論した。在宅療養支援病院(在支病)では、往診担当医が病院ではなく自宅で待機することも可能と明確化する方向に診療側・支払い側委員の双方が理解を示した。… 2019/11/08 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 機能強化加算、患者への事前説明の要件化が議題 「紹介状なし」の大病院受診時定額負担はさらに対象拡大か 厚生労働省は10月30日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、2020年度診療報酬改定に向けて外来診療の評価の在り方を議論した。2018年度診療報酬改定で、かかりつけ医機能を評価する目的で新設された「機能強化加算」については、支払い側の委員が算定要件に含まれる院内掲示の内容や… 2019/11/08 医療経営
シリーズ◎2020診療報酬改定 中医協・入院医療分科会が報告書案を提示 看護必要度のC項目の対象手術追加も検討 厚生労働省は10月16日に中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開き、2020年度診療報酬改定に向けたこれまでの検討結果の報告書案を提示した。報告案では、重症度、医療・看護必要度(看護必要度)の評価項目、地域包括ケア病棟入院料の実績要件、DPC/P… 2019/10/23 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 外来緩和ケア管理料の対象に末期心不全追加へ 緩和ケア病棟入院料は外来・在宅での緩和ケア実施が要件に 厚生労働省は10月9日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、2020年度診療報酬改定において外来緩和ケア管理料などに末期心不全の患者を算定対象に含めること、緩和ケア病棟入院料の要件に「外来や在宅での緩和ケア」の実施を加える方針を提案。反対意見は示されず、大筋で了承された。… 2019/10/18 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 DPC病院、標準からの外れ値把握し通知の方針 指標は資源投入量、在院日数、転倒、手術の有無 厚生労働省は10月3日、中央社会保険医療協議会入院医療等の調査・評価分科会を開催。2020年度以降の診療報酬改定を見据え、DPC/PDPS(診断群分類別包括評価支払い制度)に関する作業グループから、DPC病院における医療資源投入量や在院日数の分布、診療状況の分析結果、今後の作業の方向性につい… 2019/10/09 医療経営
シリーズ◎2020診療報酬改定 地ケア病棟、大病院ほど自院内転棟が多い傾向 一般病棟を有する病院では自院の一般病床からの転棟が多い 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が10月3日に開かれ、地域包括ケア病棟患者の入棟元・退棟先の分析結果が示された。病床規模別の分析では、400床以上の大病院ほど自院の一般病床から入棟する自… 2019/10/08 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 療養病棟の患者の24%が膀胱カテーテルを留置 入院患者の90%以上にカテーテルを留置している病棟も 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が10月3日に開かれ、療養病棟に関しては、膀胱留置カテーテルの留置状況に関するデータが示された。厚労省の調査によると、療養病棟に入院する患者の24.0%で膀… 2019/10/04 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 急性期入院料1から入院料2・3への移行進まず 厚労省が入院医療等分科会に今年度の調査結果(速報値)を報告 厚生労働省は9月26日に中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)を開き、2018年度診療報酬改定の影響を検証するため今年度行った調査の結果(速報値)を報告した。改定前に7対1入院基本料を届け出ていた病棟では、急… 2019/09/30 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 働き方改革に次期改定でどう対応すべきか協議 診療側委員は「コスト増への補填が必要」と訴える 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)総会は9月25日、働き方改革をテーマとして取り上げ、次期改定でどのような対応が必要かを検討した。まず厚労省はこれまでの経緯や2020年度予算の概算要求について紹介。その上で、委員が様々な意見を述べた。中医協総会は今後も議論を深め、次期改定… 2019/09/25 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 看護必要度の基準、「急性期の指標として適切か」で意見分かれる 療養病棟の入院患者などと患者像の比較を求める声も 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が9月19日に開かれ、急性期入院医療の指標である重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)の基準について議論した。2018年度診療報酬改定で導入された「A… 2019/09/25 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 2020診療報酬改定の基本方針の議論を開始 社保審医療部会、病院薬剤師業務の評価に関する要望が相次ぐ 厚生労働省の社会保障審議会医療部会は9月19日、2020年度診療報酬改定に向けて、改定の基本方針に関する検討を開始した。厚労省が用意した叩き台としての基本方針案を基に委員が意見を述べた。今後、社保審の医療部会と医療保険部会で協議を重ねて12月ごろに基本方針を策定する。… 2019/09/24 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 データ提出加算、回リハ5・6と療養の200床未満に対象拡大へ 対象拡大の方針に反対意見はないものの、中長期的な対応を求める声も 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が9月19日に開かれ、2020年度診療報酬改定に向けて診療実績データの提出にかかる評価のあり方について議論した。データ提出を要件とする対象を広げる方針に委員… 2019/09/21 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 摂食嚥下療法の拡大を求める意見相次ぐ リハビリテーションの診療報酬を議論 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)総会は9月18日、2020年度診療報酬改定に向けて、リハビリテーションに関連する診療報酬を議論した。高齢化に伴いリハビリニーズが高まっている現状を踏まえ、(1)摂食機能療法を拡大する、(2)リンパ浮腫治療をより早期から開始する、(3)書類記… 2019/09/20 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 2020年度診療報酬改定に向け第2ラウンド開始 機能強化加算の妥当性検証求める声も 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)総会は9月11日、2020年度診療報酬改定に向けて、第2ラウンドの議論を開始した。厚労省からは2018年度改定後の診療報酬点数の届け出状況や算定状況が示され、オンライン診療料・医学管理料の算定回数が少ない点や、機能強化加算の算定件数が178万回を… 2019/09/17 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 2016年度以降、回リハ病棟の入棟時FIMが低下 「急性期からの早期受け入れだけでは説明できない」との指摘も 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が9月5日に開かれ、診療情報・指標等作業グループにおける分析結果を基に入院患者の評価指標について議論した。回復期リハビリテーション病棟において、リハビ… 2019/09/13 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 A項目1点は「心電図モニター」が突出して多い 専門的な治療・処置は「免疫抑制剤の管理」が最多 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が9月5日に開かれ、診療情報・指標等作業グループにおける分析結果を基に入院患者の評価指標について議論した。急性期入院医療の指標である重症度、医療・看護… 2019/09/09 行政・制度
ニュース◎2020診療報酬改定 地ケア病棟の実績要件「見直し必要」の意見多く 入院医療分科会、地ケア病棟と回復期リハビリ病棟について検討 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・入院医療等の調査・評価分科会(以下、入院医療分科会)は7月25日、2020年度診療報酬改定に向けて地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟の入院料のあり方などについて議論した。地域包括ケア病棟では「実績要件のクリア状況」や「リハビリ提供の実… 2019/07/31 医療経営
シリーズ◎2020診療報酬改定 「DPC点数が低くなるタイミングで転棟」突出 中医協・入院医療分科会がDPC作業部会の進捗を報告 厚生労働省は7月25日に中央社会保険医療協議会・入院医療等の調査・評価分科会(以下、入院医療分科会)を開き、DPC/PDPS(診断群分類別包括評価支払い制度)対象病院のデータ解析を進める「DPC/PDPS等作業グループ」での議論状況を報告した。(1)DPC点数が低くなるタイミングで、より高い点数を… 2019/07/29 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 リハ職が多い訪看ステーションの分析求める 約5%のステーションで「理学療法士等の割合が6割以上」との報告も 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)総会は7月17日、2020年度診療報酬改定に向けて、「介護・障害福祉サービス等と医療との連携のあり方」をテーマに議論した。厚労省から訪問看護の利用状況などに関するデータが示され、理学療法士等のリハビリ職が多い訪問看護ステーションについて、… 2019/07/22 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 「地域医療構想推進のため診療報酬で対応を」、支払い側が要望 診療側は「地域により様態が異なり、診療報酬による誘導は困難」と主張 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)総会は7月10日、2020年度診療報酬改定に向けて、「地域づくり・まちづくりにおける医療のあり方」をテーマに議論した。厚労省は同日の総会に、(1)地域の状況を踏まえた入院医療のあり方、(2)地域における情報共有・連携、(3)医療資源の少ない… 2019/07/11 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 入退院支援加算の届け出病院では入院期間が短い傾向 入退院支援に携わる職員の専従・専任による効果の違いは見られず 厚生労働省の中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が7月3日に開かれ、療養病棟入院基本料や入退院支援について議論した。入退院支援では、入退院支援加算1・2を届け出ている病院ほど平均在院日数が短いとするデー… 2019/07/08 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 医療区分3患者の過半数が中心静脈栄養を受ける 約7割が3カ月以上にわたって実施、感染予防の観点から問題視する声も 厚生労働省の中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が7月3日に開かれ、療養病棟入院基本料や入退院支援について議論した。療養病棟入院基本料に関しては、患者の医療区分の分布や在宅復帰機能強化加算の算定状況な… 2019/07/05 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 かかりつけ医機能の在り方を議論 厚生労働省は中央社会保険医療協議会(中医協)総会を5月15日に開催し、2020年度診療報酬改定に向けて、紹介状なく大病院を受診した際の定額負担、かかりつけ医機能、患者への情報提供・相談支援の在り方について議論した。 2016年度診療報酬改定では、紹介状を持たずに「特定機能病院または一般… 2019/05/17 プライマリケア
シリーズ◎2020診療報酬改定 小児に多い「アレルギー」「精神・行動の障害」 中医協、「乳幼児期~学童期・思春期」「周産期」の課題を議論 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)総会は4月10日、2020年度診療報酬改定に向けて年代別・世代別に医療の課題を明らかにするため、「乳幼児期~学童期・思春期」「周産期」を取り上げて議論した。… 2019/04/22 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 2020年度診療報酬改定の「検討の進め方」示す 医療保険の維持期・生活期「疾患別リハ」は3月末に終了 厚生労働省は3月6日、中央社会保険医療協議会(中医協)の総会を開催し、2020年度診療報酬改定の検討スケジュールを含む「次期診療報酬改定に向けた検討の進め方」を提案した。夏ごろを目途に広く意見交換を行い、個別の改定項目の議論は秋から進める方針を示し、了承された。 2020年度診療報酬… 2019/03/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 消費税率引き上げに伴う診療報酬改定案を答申 補填状況の速やかかつ継続的な検証と国民への分かりやすい周知を約束 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月13日の総会で、10月の消費税率引き上げ(8%から10%)に伴う診療報酬改定案を了承し、根本匠厚生労働相に答申した。初診料は288点(現行点数から+6点)、再診料は73点(同+1点)、外来診療料は74点(同+1点)、急性期一般入院料1は1650点(… 2019/02/14 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 消費増税改定、初診料は288点、再診料は73点 支払い側委員からは議論の進め方に対する不満の声も 厚生労働省は2月6日、中央社会保険医療協議会(中医協)の総会に10月の消費税率引き上げ(8%から10%)に伴う改定における個別改定項目の点数案を示した。初診料は288点(現行点数から+6点)、再診料は73点(同+1点)、外来診療料は74点(同+1点)、急性期一般入院料1は1650点(同+59点)―… 2019/02/07 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 初・再診料は5.5%、急性期一般入院料は4.8%引き上げ 中医協・医療機関等における消費税負担に関する分科会 中央社会保険医療協議会の診療報酬調査専門組織「医療機関等における消費税負担に関する分科会」は1月9日、2019年10月の消費税率引き上げ(8%から10%)に向けた診療報酬での対応における財源配分の考え方について議論した。消費税率引き上げに対応するための各報酬項目への上乗せ率として、初・… 2019/01/15 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 地域医療構想、2年間の集中検討の結果を検証へ 厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ」は2018年12月21日に会合を開き、今後の議論の方向性を確認するとともに、山形県、福岡県、大阪府の地域医療構想の取り組みをヒアリングした。 2019/01/15 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 消費税率引き上げに向けた議論を取りまとめ 病院では入院料への配点割合を高め、入院料シェアも考慮 中央社会保険医療協議会の診療報酬調査専門組織「医療機関等における消費税負担に関する分科会」は11月21日、2019年10月に控える消費税率引き上げ(8%から10%)に向けた対応方針をまとめた議論の整理案を分科会長一任でまとめた。同日の分科会で出た意見や要望を反映し、12月の中医協総会に報告… 2018/11/28 行政・制度
シリーズ◎2020診療報酬改定 入院医療の調査、「医師の指示の見直し頻度」の設問は削除 入院医療等の調査・評価分科会が2018年度に行う調査票案について議論 中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」が10月17日に開かれ、2020年度診療報酬改定に向けて行う調査の調査票案について議論した。過去の調査で尋ねていた「医師の指示の見直しの頻度」の設問について、複数の委員から削除を求める意見があり、… 2018/10/24 行政・制度