特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《Interview》 インフルエンザウイルスの抗原変異は予測可能 東京大学医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染分野教授 河岡義裕氏 インフルエンザワクチンの効果が不十分だった昨シーズン。A(H3)のワクチンは抗原性が変異しやすく、実際の流行に無力だったとの見方が有力だ。今冬もA(H3)の流行が予測されている。ワクチンの効果減弱に打つ手はないのか。世界のインフルエンザウイルス研究をリードする河岡氏に聞いた。… 2017/12/15 感染症
特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《4》 鳥インフルエンザ(H7N9)のヒト化が進む 昨シーズン、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒト感染例の急増は異常だった。流行の中心地である中国では、2016年11月に6例だった感染例が12月に106例と急増、年が明けた2017年1月には192例に。その後は徐々に減少したものの、6月までに750例に達した。… 2017/12/14 感染症
特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《3》 高リスク者には抗インフル薬の予防投与を! ワクチンによる予防効果に限界が指摘されている今シーズン。インフルエンザ患者の重症化、病院内や高齢者施設内の集団感染のリスクが例年に比べて高まりそうだ。 2017/12/13 感染症
特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《2》 インフル迅速検査、全例には必要ありません! 「当院では原則インフルエンザ迅速検査は行いません」。東京都立小児総合医療センター(府中市武蔵台)の待合室には、このようなメッセージの立て看板が設置されている。 2017/12/12 感染症
特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《1》 今冬はインフルエンザワクチンには頼れません! 今シーズンはワクチン供給不足の懸念から、13歳以上では原則1回接種とするよう注意喚起されたことは記憶に新しい(別掲記事)。供給不足の理由は、今春からのワクチン株の選定と製造の過程で、使用するワクチン株を急きょ変更したためだ。… 2017/12/11 感染症