特集◎かかりつけ医の未来《インタビュー》 かかりつけ医は地域のリーダーに 日本医師会常任理事 鈴木邦彦氏 診療報酬改定を巡る議論で「かかりつけ医機能」の評価がテーマに上る一方、政府の審議会では海外の事例を参考に、かかりつけ医以外を受診した場合に患者負担を課す案が浮上している。我が国のかかりつけ医はどう在るべきなのか。日本医師会でこのテーマに取り組んできた鈴木邦彦氏に聞いた。… 2017/11/21 医師のキャリア
特集◎かかりつけ医の未来《動向編3》 診療報酬改定は在宅の負担軽減、遠隔診療が焦点 診療報酬によるバックアップも進むことになりそうだ。中医協で今、次期診療報酬改定の外来、在宅医療、かかりつけ医機能といった分野の検討課題として挙げられている主な項目をまとめたのが図5だ。 2017/11/20 医師のキャリア
特集◎かかりつけ医の未来《動向編2》 注目集める富山県のかかりつけ医連携支援 院外との関係に目を向けると診療所では、在宅患者の療養支援を目的とした病院との連携体制づくりの重要性が増している。厚労省は近年、診療報酬改定を通じて急性期病床の絞り込みを誘導。これにより、急性期後の状態の不安定な患者が在宅復帰する例が増えている。そのため在宅医療を担う診療所で… 2017/11/17 医師のキャリア
特集◎かかりつけ医の未来《動向編1》 かかりつけ医機能を高める「5つの条件」とは かかりつけ医としての機能を発揮するためには、自院の人員体制を手厚くしたり、地域連携を構築するための取り組みが欠かせない。医療提供体制の変化や一歩先を行く現場の実践からは、機能強化のための5つのポイントが見えてくる。… 2017/11/16 医師のキャリア
特集◎かかりつけ医の未来《事例編3》 病院主治医が在宅夜間対応、負担軽減の工夫も 日扇会第一病院(東京都目黒区) 「周辺に大病院が幾つもある地域で、当院が担うべき役割とは何なのか」──。日扇会第一病院(70床)の八辻賢氏は、2013年の院長就任前、これからかじ取りを担う病院の「立ち位置」に思いを巡らせていた。… 2017/11/15 医師のキャリア
特集◎かかりつけ医の未来《事例編2》 必須となったICT連携ネットの中での働き方 すぎうら医院(島根県出雲市) すぎうら医院在宅診療部の朝は、医師、看護師、管理栄養士、事務員による合同カンファレンスで始まる。その際に全スタッフの視線を集めるのは、パソコンの画面だ。医療チームは、画面に映し出される患者情報を見ながら、前日までの診療や介護の状況を確認し、その日の診療内容などを話し合う。… 2017/11/14 医師のキャリア
特集◎かかりつけ医の未来《事例編1》 家庭医療専門医3人の診療所、困難例にも対応 多摩ファミリークリニック(川崎市多摩区) 「子どもから高齢者まで、日々の生活の中で起こる全ての健康問題に対応できるクリニックを目指している」。こう語るのは多摩ファミリークリニック院長の大橋博樹氏だ。生活全体を支える診療所にしたいという思いから、2人の医師に加え、薬剤師や看護師、診療所では珍しい医療ソーシャルワーカー(… 2017/11/13 医師のキャリア
特集◎かかりつけ医の未来《プロローグ》 活発化する「かかりつけ医」論議 来年4月の診療報酬改定を議論する中央社会保険医療協議会(中医協)では今、入院や外来、在宅医療などの点数評価の在り方に関し活発な議論が行われている。各分野の「横断的事項」の1つに掲げられたのが「かかりつけ医機能」だ。2月22日の総会では、「より多くの患者がかかりつけ医機能の下、安心… 2017/11/10 医師のキャリア