シリーズ◎2016診療報酬改定 2016改定におけるDPC制度の対応を発表 4月13日の中医協で、II群病院が大幅に増加 中央社会保険医療協議会は4月13日、2016年度診療報酬改定におけるDPC/PDPS(診断群分類別包括評価支払い制度)の対応結果を発表した。それによるとDPC対象病院は4月時点で1667施設、49万5227床と、一般病床の約55%を占めるようになり、DPC対象病院の内訳はI群が81施設(前年80施設)、II群が140… 2016/04/13 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 【外来】認知症・小児の主治医機能を手厚く評価 紹介状ない大病院受診では初診5000円以上、再診2500円以上を徴収 2月10日に答申された2016年度診療報酬改定において外来医療の目玉となったのは、「認知症地域包括診療料(加算)」と「小児かかりつけ診療料」が新設されたこと。認知症や小児の主治医機能を強化する狙いがある。また、患者が紹介状なしで大病院を受診した際、定額の負担を求める制度が導入される… 2016/02/16 プライマリケア
シリーズ◎2016診療報酬改定 【リハビリ】回復期リハビリに「アウトカム評価」を導入 実績が低い場合は疾患別リハビリ料を包括化、効率アップを目指す 2016年度診療報酬改定では、質の高いリハビリテーションを推進する観点から、回復期リハビリテーション病棟に「アウトカム評価」が導入された。回復期リハビリ病棟では疾患別リハビリテーション料を1日9単位まで算定できるが、改定後はリハビリによる改善実績が一定の水準を下回る場合、1日6単位… 2016/02/12 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 【急性期後】地域包括ケア病棟での手術・麻酔は包括外に ICU管理料などを算定する病院では「1病棟まで」の制限も 2016年度診療報酬改定では、「地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料」で、これまで包括されていた手術や麻酔にかかる費用を出来高で算定できるようになった。比較的軽度な急性期患者の入院機能を担わせるのが狙いだ。点数は据え置かれた。… 2016/02/12 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 【在宅】機能強化型訪看ステーションの要件緩和 看取り件数のカウントのルール見直し、重症児の受け入れ実績も評価 訪問看護の分野では、機能の高い訪問看護ステーションを実情に即して評価する観点から、「機能強化型」の要件が見直された。要件の一つである年間の看取り件数について、医療機関が「在宅がん医療総合診療料」を算定したケースを含められるようルールが改められるほか、超・準超重症児の受け入れ… 2016/02/12 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 【慢性期】療養2に医療区分2・3「5割以上」の要件 慢性期医療に関する2016年度診療報酬改定では、療養病棟入院基本料2(以下、療養2)の施設基準に「医療区分2・3の患者割合50%以上」とする要件の追加のほか、「酸素療法」「頻回の血糖検査」「うつ症状」といった医療区分の評価項目の厳格化などが図られる。今改定で、医療区分1の患者割合が高い… 2016/02/10 医療経営
シリーズ◎2016診療報酬改定 【在宅】在宅専門診療所、要件に大幅な縛り 「重症患者割合が5割以上」などの要件を満たせない場合は低い点数を算定 2016年度診療報酬改定では、在宅医療の質・量の向上を図る観点から、評価体系が大きく見直された。これまで、患者の重症度にかかわらず一律の点数だった「在宅時医学総合管理料」(在医総管)といった管理料について、患者の状態や診療内容、居住場所の人数などによって評価を細分化。「在宅専門… 2016/02/10 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 【急性期】7対1入院基本料の看護必要度見直し 該当患者割合を「15%以上」から「25%以上」に 中央社会保険医療協議会(中医協)は2月10日2016年度診療報酬改定案を発表し、最大の争点であった7対1一般病棟入院基本料の施設基準である「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)について、基準値を「25%以上」とした。項目も一部見直され、7対1病床を持つ病院はこの新基準をクリアで… 2016/02/10 事件・話題
シリーズ◎2016診療報酬改定 【速報】2016年度診療報酬改定の詳細が決定 「2025年モデル」見据え、医療機関の機能分化・強化を促進 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月10日の総会で、2016年度診療報酬改定案を承認し、塩崎恭久厚生労働大臣に答申した。2014年度改定と同様、医療・介護提供体制の「2025年モデル」を見据え、医療機関の機能分化や強化を促す内容となった。… 2016/02/10 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 基準調剤加算の「敷地内禁煙」、要件化は見送り 看護必要度の要件は経過措置を拡充、「骨抜き」との指摘も 中央社会保険医療協議会(中医協)は2月3日の総会で、2016年度診療報酬改定の個別改定項目で修正が必要な箇所について議論した。1月27日に示された個別改定項目のうち、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)の見直しに伴う経過措置が拡充されたほか、調剤薬局が算定する基準… 2016/02/03 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 診療報酬改定の詳細が明らかに(2) 「在宅」は訪問頻度・患者の重症度・訪問人数で報酬を細分化 「診療報酬改定の詳細が明らかに(1)」に引き続き、今回は2016年度診療報酬改定案の外来医療、在宅医療の詳細を紹介する。外来では認知症患者や小児患者への主治医機能を評価する新点数を導入。在宅では訪問頻度・患者の重症度・訪問人数で報酬を細分化するなど大きな改定項目が目立った。… 2016/02/02 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 診療報酬改定の詳細が明らかに(1) 看護必要度に新基準、回復期リハビリにアウトカム評価 2016年度診療報酬改定は全体でマイナス1.03%となったものの、診療報酬本体は0.49%引き上げられる。1月27日には、個別改定項目の詳細が明らかになった。前回改定と同様、急性期病床の絞り込みや主治医機能の強化などが図られ、機能分化に向けてメリハリのついた内容となる予定だ。… 2016/02/02 医療提供体制
シリーズ◎2016診療報酬改定 診療報酬改定率が決定、本体は0.49%引き上げ 全体では実質2回連続のマイナス改定に 塩崎恭久厚生労働相は12月21日、2016年度診療報酬改定率を全体(ネット)で1.03%引き下げると発表した。技術料に当たる本体部分を0.49%引き上げる一方で、薬価を1.22%、医療材料を0.11%引き下げるほか、市場拡大再算定による薬価の見直しで0.19%を引き下げる。このほか、市場拡大再算定の特… 2015/12/21 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 看護必要度に「M項目」新設、厚労省が提案 該当患者割合は15%から25%に引き上げか 中央社会保険医療協議会(中医協)は12月9日の総会で、2016年度診療報酬改定における入院医療のあり方について議論した。急性期医療の担い手である7対1病床が多い現状を踏まえ、平均在院日数の短縮、「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)の見直し、「自宅等への退院割合」(以下、在… 2015/12/10 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 次期改定の基本方針を中医協に報告 年明けの医療部会では専門医制度について議論予定 厚生労働省は社会保障審議会医療部会(会長:自治医科大学長・永井良三氏)、医療保険部会(会長:学習院大学経済学部教授・遠藤久夫氏)がまとめた2016年度診療報酬改定の基本方針を12月9日、中央社会保険医療協議会(中医協)に報告した。今後はこの基本方針に基づき議論を詰める。基本方針では… 2015/12/10 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 リハビリ評価、効率に応じて一部包括化を検討 維持期リハビリは介護保険に移行する方針を確認 中央社会保険医療協議会(中医協)は12月3日の総会で、2016年度診療報酬改定におけるリハビリテーションの評価のあり方について議論した。厚生労働省は回復期リハビリテーション病棟に入院する患者へのリハビリについて、提供した量に対する効果が一定基準を下回る場合、1日6単位を超えた分を入院… 2015/12/08 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 看護職の夜勤72時間ルール、見直しで議論紛糾 医師委員からは賛成意見相次ぐも、日看協は現状維持求める 中央社会保険医療協議会(中医協)は11月25日の総会で、2016年度診療報酬改定に向け、看護職員の「夜勤72時間ルール」のあり方について議論した。厚生労働省が現行のルールを緩和する方向の見直しを提案したが、委員の間で意見が分かれ、了承には至らなかった。… 2015/11/29 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 「診療報酬はマイナス改定」、財政審が再度強調 かかりつけ医普及の観点から主治医報酬の要件緩和も要望 財務省の財政制度等審議会(財政審)は11月24日、「平成28年度予算の編成等に関する建議」を財務大臣の麻生太郎氏に提出した。2016年度診療報酬改定では診療報酬本体をマイナス改定とすること、社会保障関係費の伸びを高齢化による自然増に相当する5000億円の範囲にとどめることなどを要望した。… 2015/11/26 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 主治医機能、算定対象となる疾患を拡大へ 小児に対する主治医機能の評価も検討 中央社会保険医療協議会(中医協)は11月11日の総会で、2016年度診療報酬改定における外来医療のあり方について議論した。2014年度改定で主治医機能を評価するために新設された「地域包括診療料」「地域包括診療加算」について、認知症患者に対して介護に関する療養上の指導を含めた継続的かつ全… 2015/11/19 医療提供体制
シリーズ◎2016診療報酬改定 重症児の受け入れ実績を機能強化型訪問看護ステーションの要件に 現行の看取り件数の算出方法は見直し、算定しやすくする方針 中央社会保険医療協議会(中医協)は11月11日の総会で、2016年度診療報酬改定における訪問看護の評価のあり方について議論した。機能強化型訪問看護ステーションの看取り件数の算出方法を見直すことや、重症児の受け入れ実績を評価することなどを検討した。… 2015/11/19 コメディカル
シリーズ◎2016診療報酬改定 在宅医療に重症度に応じた報酬体系を導入へ “同一建物減算”については診療患者数による評価の細分化を検討 中央社会保険医療協議会(中医協)は11月11日の総会で、2016年度診療報酬改定における在宅医療のあり方について議論した。在宅患者に対する管理料として月1回算定できる「在宅時医学総合管理料(在医総管)」「特定施設入居時等医学総合管理料(特医総管)」について、患者の重症度や処置に応じた… 2015/11/16 在宅医療
シリーズ◎2016診療報酬改定 ICUの重症度評価、A項目に「重み付け」導入か 二次救急の夜間や休日の救急患者受け入れも評価する方向 中央社会保険医療協議会(中医協)は11月4日の総会で、2016年度診療報酬改定の個別事項として、高度急性期医療、救急医療などの評価のあり方について議論した。高度急性期医療では、特定集中治療室(ICU)に入院する患者像や、薬剤師を配置しているICUへの評価方法などを検討した。救急医療では、… 2015/11/05 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 病院は赤字幅拡大、診療所は黒字幅が若干縮小 医療経済実態調査、2014年度改定前後の経営状況を比較 厚生労働省は11月4日、中央社会保険医療協議会総会(会長:東京大学大学院法学政治学研究科教授の田辺国昭氏)に2015年実施の「医療経済実態調査」(実調)の結果を報告した。一般病院は赤字幅が広がり、一般診療所は黒字幅が若干縮小した。2014年度診療報酬改定では全体の改定率は0.1%のプラスだ… 2015/11/04 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 地包ケア病棟での急性期対応の評価が焦点に 日医と四病協が包括以外の新報酬体系の導入を提案 中央社会保険医療協議会総会(会長:東京大学大学院法学政治学研究科教授の田辺国昭氏)が10月28日に開かれ、2016年度診療報酬改定に向けて急性期後・慢性期入院医療、退院支援の取り組みなどに関する議論を進めた。その中で日本医師会(日医)と四病院団体協議会(四病協)は共同で、地域包括ケア… 2015/11/02 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 「7対1の要件はより厳しくすべきか」を議論 短期滞在手術3の白内障手術は片眼と両眼の手術を分けて設定へ 中央社会保険医療協議会総会が10月14日に開かれ、急性期入院医療の機能分化について議論を行った。厚労省が2014年度診療報酬改定の結果を報告し、2016年度改定において7対1入院基本料の要件のさらなる厳格化が必要か、各委員が意見を応酬した。… 2015/10/16 医療提供体制
シリーズ◎2016診療報酬改定 「診療報酬個々への消費税分の補填は難しい」 日医が検討会の調査結果を厚労省分科会に報告 中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬調査専門組織「医療機関等における消費税負担に関する分科会」(会長:慶應義塾大学名誉教授の田中滋氏)は10月15日、保険診療における消費税の取り扱いについて議論した。… 2015/10/16 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 入院医療に関する検討結果のとりまとめ案を了承 ICU患者の重症度評価「心電図モニター」「輸液ポンプ」は見直しへ 中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:国際医療福祉大大学院教授・武藤正樹氏)は10月15日、これまでの検討結果を整理したとりまとめ案を了承した。次回の診療報酬基本問題小委員会に報告し、総会で2016年度診療報酬改定に向けた具体… 2015/10/15 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 DPCII群の選定要件に内科診療の実績を追加へ 機能評価係数IIには重症患者への対応機能を評価する新係数を導入 中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬調査専門組織「DPC評価分科会」(会長:東邦大特任教授・小山信彌氏)は10月14日、2016年度診療報酬改定に向けて適切な医療機関群や基礎係数、機能評価係数IIのあり方について議論した。選定要件を検討することになっていたII群病院では、「高度な医療… 2015/10/15 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 「在宅専門診療所」、2016年4月にも解禁 同一建物居住者の割合などの要件を設ける可能性も 中央社会保険医療協議会(中医協)は10月7日の総会で、2016年度診療報酬改定における在宅医療のあり方について議論した。高齢者の増加などで在宅医療のニーズがいっそう高まることを受け、医療提供体制を確保する観点から、在宅医療を専門に行う医療機関を認めてはどうかと厚生労働省が提案した。… 2015/10/07 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 ICU患者の重症度評価、A項目を見直しへ ICUへの薬剤師配置を評価すべきとの声も 中央社会保険医療協議会の診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:国際医療福祉大大学院教授の武藤正樹氏)は10月1日、2015年度に行った影響調査の結果を踏まえ、特定集中治療室管理料の「重症度、医療・看護必要度」のあり方などを議論した。… 2015/10/07 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 患者定額負担の義務化に向けた議論がスタート 厚労省は500床以上の地域医療支援病院を対象とすることを提案 中央社会保険医療協議会(中医協)は9月30日に総会を開き、2016年度診療報酬改定における外来医療のあり方について議論した。外来機能の分化を進める観点から、紹介状なしで大病院を受診した患者に一定金額の支払いを求める定額負担の導入に向けた議論を行った。… 2015/10/01 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 次期改定の基本方針決める議論がスタート 日医中川氏、「調剤医療費の伸びを論点に」と主張 社会保障審議会医療部会(会長:自治医科大学長・永井良三氏)は9月16日、2016年度診療報酬改定の基本方針を決める議論を始めた。厚生労働省が医療提供体制改革に関する主な論点をたたき台として示し、各委員が意見する形で議論が進められた。… 2015/09/18 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 「治癒」「軽快」の定義の見直しまとまらず DPC評価分科会で意見が分かれ、次回以降も議論へ 中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬調査専門組織「DPC評価分科会」(会長:東邦大特任教授・小山信彌氏)で8月31日、退院患者調査における「治癒」「軽快」などの定義の見直しについて議論されたが、結論に至らなかった。2016年度診療報酬改定に反映させるため、次回以降も引き続き議論… 2015/09/04 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 「重症度、医療・看護必要度」は見直しの方向 入院医療等の調査・評価分科会が中間とりまとめ案を了承 中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:国際医療福祉大大学院教授・武藤正樹氏)は8月26日、これまでの検討結果を整理した中間とりまとめ案をおおむね了承した。9月の中医協診療報酬基本問題小委員会に報告し、2016年度診療報酬改定に… 2015/09/01 行政・制度
「消費税はどの程度補填された?」厚労省が調査 11月にも補填の実態を示す調査結果が報告される予定 中央社会保険医療協議会の診療報酬調査専門組織「医療機関等における消費税負担に関する分科会」は8月7日、2014年4月に消費税率が5%から8%に引き上がった際、診療報酬でどの程度補填されたのかを明らかにするための調査の実施を決めた。結果は11月をめどに報告される予定だ。… 2015/08/16 医療経営
シリーズ◎2016診療報酬改定 重症患者の評価指標に「無菌室管理」導入へ 厚生労働省が「重症度、医療・看護必要度」のA項目への追加を提案 診療報酬調査専門組織の「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:国際医療福祉大大学院教授の武藤正樹氏)は8月5日、2016年度診療報酬改定に向けて7対1入院基本料の「重症度、医療・看護必要度」のあり方などを検討した。現在の「A項目2点以上かつB項目3点以上」という基準について、A項目のみで… 2015/08/07 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 総合入院体制加算1「化学療法4000件」見直しか 2014年度診療報酬改定の影響調査の速報結果(2) 厚生労働省は6月19日、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:国際医療福祉大大学院教授の武藤正樹氏)を開き、2014年度診療報酬改定の影響調査の速報値を公表。「地域包括ケア病棟入院料」や「総合入院体制加算」などについて算定状況が明らかになった。同分科会での議論… 2015/06/22 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 7対1入院基本料の要件見直しを焦点に意見対立 厳格化を求める支払側委員に対し、「慎重であるべき」と診療側委員 中央社会保険医療協議会(中医協)は6月10日に総会を開き、2016年度診療報酬改定に向けて急性期入院医療と地域包括ケア病棟の評価について議論した。 2015/06/11 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 診療報酬のマイナス改定を財政審が提言 2017年度までの後発品のシェア目標の80%への引き上げを求める 財務省の財政制度等審議会(財政審)は6月1日、国の財政再建に向けた基本的な考えをまとめた「財政健全化計画等に関する建議」を財務大臣の麻生太郎氏に提出した。社会保障分野の歳出改革の方針として、今後5年間の社会保障関係費の伸びを、少なくとも高齢化による自然増分の年間5000億円の範囲内… 2015/06/02 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 2014年度診療報酬改定の影響調査の速報結果 7対1入院基本料の在宅復帰要件はさらに厳格化か 厚生労働省は5月29日、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:国際医療福祉大大学院教授の武藤正樹氏)を開き、2014年度診療報酬改定の影響調査の速報結果を公表した。 2015/06/01 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 在宅患者の重症度による報酬体系の導入を検討 “減額回避”の個別訪問には何らかの対策を行う方針 中央社会保険医療協議会(中医協)は5月27日に総会を開き、2016年度診療報酬改定における在宅医療の方向性について議論した。在宅時医学総合管理料(在医総管)のように軽症、重症にかかわらず在宅医療を提供した患者に一律の診療報酬が支払われる現在の体系を見直し、患者の疾患や状態に応じた報… 2015/05/31 行政・制度
シリーズ◎2016診療報酬改定 残薬対策として長期処方の見直しに言及 外来の機能分化や主治医機能の強化を進めることを確認 中央社会保険医療協議会(中医協)は4月8日に総会を開き、2016年度診療報酬改定における外来医療の方向性について議論した。外来医療では2014年度に引き続いて機能分化や主治医機能の強化などを進めることが確認された。重複投与や残薬を減らす方策についての議論では、「長期処方を見直す時期に… 2015/04/12 行政・制度