特集◎診療報酬改定で激変する医療現場(7) 療養病棟「のんびり、ゆっくり」にあらず 慢性期入院医療における今改定の注目ポイントは、療養病棟入院基本料の最上位ランクである「1」に「在宅復帰機能強化加算」が新設されたことだ。「1カ月以上入院している患者の在宅復帰率が50%以上」「病床回転率10%以上」などの要件を満たせば算定できる(表7)。これを受け、急性期だけでなく… 2014/10/16 行政・制度
特集◎診療報酬改定で激変する医療現場(6) 地域包括ケア転換で「ストレスが減った」 今改定の目玉の1つである地域包括ケア病棟の制度化。現時点では一般病棟を削減し地域包括ケア病棟に転換させるパターンが目立つが、一部、療養病棟からの転換例も出てきている。 2014/10/15 行政・制度
特集◎診療報酬改定で激変する医療現場(5) 予定手術前の当直免除で働きやすさアップ 急性期病院にとって厳しい内容が目立った今改定だが、勤務医の立場からすると、労働負担の軽減を促す新たな項目が盛り込まれており、その恩恵を受けるケースも出てきている。手術料と1000点以上の処置料に「休日・時間外・深夜加算1」が新設され、予定手術前の当直・夜勤の免除など、労働環境の改… 2014/10/14 行政・制度
特集◎診療報酬改定で激変する医療現場(4) 事務職交えた連係プレーでPCI迅速化に成功 「生き残り懸けた病棟再編で勤務医はどうなる?で紹介したように、冠動脈インターベンション(PCI)の手術料の算定要件に、臨床指標の「door to balloon time」(来院からバルーンカテーテルによる責任病変の再開通までの時間)が盛り込まれた。対象となる報酬項目は「経皮的冠動脈形成術」と「経… 2014/10/10 行政・制度
特集◎診療報酬改定で激変する医療現場(3) 早期退院の不安軽減、医師の説明が重要に 7対1一般病棟入院基本料の平均在院日数の要件は「18日以内」。今改定では、18日という日数自体は変更がなかったものの、一層の在院日数短縮を迫る仕掛けが盛り込まれた。 2014/10/09 外科
特集◎診療報酬改定で激変する医療現場(2) 救急医療の強化でオンコール出勤が増加 急性期病床の絞り込みを狙った2014年度診療報酬改定で、7対1看護配置の急性期病床に最も大きな影響を及ぼしているのが「重症度、医療・看護必要度」の基準厳格化だ。 2014/10/08 救急医療・集中治療
特集◎診療報酬改定で激変する医療現場(1) 生き残り懸けた病棟再編で勤務医はどうなる? 急性期病床の絞り込みに大ナタが振るわれた2014年度診療報酬改定。病院は生き残りを懸け診療機能の強化や機能再編にかじを切っている。それに伴い勤務医の働き方にどのような変化が生じているのか、先行例の現場の動きをリポートする。… 2014/10/07 医療経営