日経メディカル2012年6月号特別編集版「循環器診療のトピックス&トレンド」転載 心臓手術が行えない施設でもPCIは安全に施行できる 米国心臓学会(ACC2012)注目の臨床試験 CPORT-E 3月にシカゴで開催された第61回米国心臓学会(ACC2012)から、「Late Breaking Clinical Trials」で発表された注目の臨床試験結果を、3回にわたり紹介する。第3回は、心臓外科のバックアップがある施設とない施設における、PCIの安全性を比較したCPORT-Eを紹介する。… 2012/07/06 循環器
日経メディカル2012年6月号特別編集版「循環器診療のトピックス&トレンド」転載 救急外来での心臓CT検査により急性胸痛の診断・在院時間が短縮 米国心臓学会(ACC2012)注目の臨床試験 ROMICAT II 3月にシカゴで開催された第61回米国心臓学会(ACC2012)から、「Late Breaking Clinical Trials」で発表された注目の臨床試験結果を、3回にわたり紹介する。第2回は、救急外来でのトリアージに心臓CT検査を取り入れることの効果を調べたROMICAT IIを紹介する。… 2012/07/05 救急医療・集中治療
日経メディカル2012年6月号特別編集版「循環器診療のトピックス&トレンド」転載 新規抗血小板薬の追加で心血管イベント2次予防効果が高まる 米国心臓学会(ACC2012)注目の臨床試験 TRA 2°P-TIMI 50 3月にシカゴで開催された第61回米国心臓学会(ACC2012)から、「Late Breaking Clinical Trials」で発表された注目の臨床試験結果を、3回にわたり紹介する。第1回は、トロンビン受容体PAR-1の拮抗薬であるvorapaxarの心血管イベントの再発予防効果を調べたTRA 2°P-TIMI 50を紹介する。… 2012/07/04 循環器
日経メディカル2012年6月号特別編集版「循環器診療のトピックス&トレンド」転載 TAVIは手術困難な大動脈弁狭窄症に有望 経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)の日本初の臨床試験では、デバイス留置成功率が9割を超え、術後の大動脈弁面積は有意に増加したことが明らかになった。TAVIは、大動脈弁置換術の実施が難しいハイリスクな大動脈弁狭窄症の新たな治療選択肢となりそうだ。… 2012/07/03 循環器
日経メディカル2012年6月号特別編集版「循環器診療のトピックス&トレンド」転載 HDL上昇薬の開発難航で徐放性ナイアシンに注目 高コレステロール血症に対するスタチン治療はほぼ確立しているが、動脈硬化性疾患を完全に予防するには至っていない。そこでHDLコレステロールを上昇させる治療に注目が集まっており、CETP阻害薬や徐放性ナイアシンが治療薬として期待されている。… 2012/07/02 循環器
日経メディカル2012年6月号特別編集版「循環器診療のトピックス&トレンド」転載 体内時計の変調と疾患の関連、時間治療に注目 1997年に時計遺伝子が哺乳類でクローニングされて以来、体内時計の研究は大きく進み、虚血性心疾患などの発症と体内時計の変調との関連が明らかになりつつある。一方、概日リズムを考慮して投薬を行う「時間治療」も実施され、服用時刻の重要性が注目されている。… 2012/06/29 生活習慣
日経メディカル2012年6月号特別編集版「循環器診療のトピックス&トレンド」転載 心不全関連マーカーで高リスク患者を見つけ出す 急速に変わる日本人の心不全(その2) 心不全診療で使用されるバイオマーカーは、診断や治療だけでなく、ハイリスク患者の拾い上げにも活用できるのではないかと期待されている。心筋トロポニンT(TnT)やヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)などを測定することで、特に予後の悪い慢性心不全患者や、心不全を発症するリスクが高い集… 2012/06/28 循環器
日経メディカル2012年6月号特別編集版「循環器診療のトピックス&トレンド」転載 日本の慢性心不全像が変化 虚血性、拡張不全型が増える 特集・急速に変わる日本人の心不全(その1) わが国における慢性心不全の患者像が変わりつつあるようだ。日本の心不全コホートであるCHART-2研究によれば、原因疾患として冠動脈疾患の割合が増え、左室収縮能が維持された拡張不全型の症例が占める割合は高まっている。予後については、欧米諸国並みに悪いことが判明している。… 2012/06/27 循環器