日経メディカル2012年1月号「特集 『家庭医』のススメ」転載 Vol.9 地域の実情に沿うのが家庭医、米国式を直輸入するつもりはない 米国で学ぶ日本人医師たち ピッツバーグ大家庭医療講座の研修プログラムは、1969年に開始され、全米で最も古い歴史を持つプログラムの1つだ。同プログラムには、歴代15人の日本人レジデントが学び、現在も5人(うち1人はフェロー)の日本人が在籍している。… 2012/01/31 プライマリケア
日経メディカル2012年1月号「特集 『家庭医』のススメ」転載 Vol.8 患者の心理社会的問題を重視、健康維持も家庭医の役割 『家庭医療の技術』筆頭編者 ジャネット・サウス-ポール氏(ピッツバーグ大家庭医療講座教授)に聞く 米国では、1950年ごろからプライマリケアの必要性が指摘されていましたが、医学界では臓器別に疾患を理解する風潮が強かった。しかしその後、人間は臓器の集合体ではなく、考え、感じる生き物であること、精神心理的、社会環境的な問題にも配慮することの重要性が徐々に認められるようになりまし… 2012/01/30 プライマリケア
日経メディカル2012年1月号「特集 『家庭医』のススメ」転載 Vol.7 患者と深く関わり信頼関係を醸成、産婦人科も含め幅広い分野を診療 海外リポート 米国の家庭医療 約40年にわたる家庭医療の歴史を持つ米国。ペンシルベニア州ピッツバーグ市の開業医の日常診療の様子や、ピッツバーグ大学関連病院の家庭医療外来の現場を取材した。 2012/01/27 プライマリケア
日経メディカル2012年1月号「特集 『家庭医』のススメ」転載 Vol.6 日本に世界標準の家庭医を 対談 日本で求められる家庭医療とは 葛西 龍樹氏(福島県立医大)×草場 鉄周氏(北海道家庭医療学センター) 国内の家庭医養成拠点の草分けとして知られる北海道家庭医療学センター。1996年の開設時、初代所長を務めた福島県立医大教授の葛西龍樹氏と、現理事長の草場鉄周氏に家庭医の必要性や今後の課題について語ってもらった。… 2012/01/26 プライマリケア
日経メディカル2012年1月号「特集 『家庭医』のススメ」転載 Vol.5 どうなる家庭医の位置付け(2) まず現在の開業医を認定へ 家庭医を軸にした新たな医療提供体制を構築するには、現状では家庭医の役割を担える医師の数が圧倒的に少ないという問題がある。その養成も、今後の大きな課題だ。 2012/01/25 プライマリケア
日経メディカル2012年1月号「特集 『家庭医』のススメ」転載 Vol.4 どうなる家庭医の位置付け(1) 制度化に向け議論本格化 「家庭医」や「総合医」を踏まえた医療提供体制の再編に向けた動きが活発化してきた。現在検討されている新たな専門医制度の中で、家庭医療や総合診療が専門領域として認められる見通しだ。家庭医養成に対しても、国や関連学会、日本医師会を交えた議論が進む。… 2012/01/24 プライマリケア
日経メディカル2012年1月号「特集 『家庭医』のススメ」転載 Vol.3 軽装備で勤務先の家庭医に 現場ルポ(3) 大和田 潔氏 秋葉原駅クリニック院長 約17年の勤務医生活を経て都心のど真ん中に無床診療所を開業。胸部X線装置もCTもない軽装備で、頭痛をはじめコモンディジーズの診療を行う。重症者などは専門医療機関に紹介し、“ハブ”の役割を果たす。(文中敬称略)… 2012/01/23 プライマリケア
日経メディカル2012年1月号「特集 『家庭医』のススメ」転載 Vol.2 患者の「問題」を解くのが面白い 現場ルポ(2) 小宮山 学氏 湘南真田クリニック院長 呼吸器内科医のキャリアを捨て、家庭医の世界に飛び込んだ小宮山学。医療ニーズ全体を把握するスキルを身に付け、湘南真田クリニック診療所の院長に就任。患者が抱える様々な問題をクリアしていく過程に、医師としての意義と喜びを感じている。… 2012/01/20 プライマリケア
日経メディカル2012年1月号「特集 『家庭医』のススメ」転載 Vol.1 町民全体の家庭医を目指す 現場ルポ(1) 川島 実氏 気仙沼市立本吉病院長 守備範囲は小児から高齢者まで、小手術や慢性疾患の管理などを幅広くこなす。人口約1万人の小さな町にある唯一の医療機関の院長として、地域のあらゆる医療ニーズに応えようと奮闘している。 宮城県気仙沼市中心部から車で約40分─。気仙沼市の南のはずれに位置する気仙沼市立本吉病院(一般38床… 2012/01/19 プライマリケア