特集●“3時間の壁”を超える脳梗塞診療 Vol.3 血管内治療用デバイスが第1選択となる場合も? t-PA療法との新たな使い分けを現場は模索 急性期脳梗塞治療用デバイスとして、血栓を物理的に回収するデバイス「Merciリトリーバルシステム」が、2010年10月に保険収載され、実臨床で使用できるようになった。同デバイスは、t-PA療法の適応外や無効の患者が基本的に使用の対象となるが、t-PA療法が効きにくいと予想される患者に第1選択と… 2011/01/28 循環器
特集●“3時間の壁”を超える脳梗塞診療 Vol.2 t-PAの欠点を補う脳保護薬エダラボン ラジカル除去で脳血管内皮細胞を保護か? t-PAによる出血リスクは、t-PAによって血流が戻った際に発生するフリーラジカルが血管内皮細胞を破綻させることで生じる。この出血リスクを下げる効果があるとして、フリーラジカルを除去する脳保護薬エダラボンが再注目されている。… 2011/01/20 循環器
特集●“3時間の壁”を超える脳梗塞診療 Vol.1 t-PA投与が発症後4.5時間以内に延長へ 地域格差の是正に貢献なるか? 欧米で、脳梗塞における血栓溶解薬アルテプラーゼ(t-PA)の投与時間を、発症後3時間以内から4.5時間以内に延長するガイドラインの書き換えが進んでいる。日本においても、日本脳卒中学会が『rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法適正治療指針』の次期改訂において4.5時間までの延長を盛り込む予定だ。… 2011/01/19 循環器