特集●小児の風邪、もっと「鼻」を診よう Vol.3 急性鼻副鼻腔炎、治療の基本は鼻汁の吸引 安易な抗菌薬の投与は禁物 急性鼻副鼻腔炎診療ガイドラインでは、重症度に応じた治療アルゴリズムが示されている。粘性の鼻汁や湿性咳嗽が認められるなど、臨床症状と鼻腔所見から急性鼻副鼻腔炎と診断された患児に対しては、「まず、鼻処置を優先して行うことが重要」と千葉県立保健医療大健康科学部教授の工藤典代氏は話… 2010/11/09 耳鼻咽喉科
特集●小児の風邪、もっと「鼻」を診よう Vol.2 鼻腔観察の“秘密兵器”は拡大耳鏡 症状と鼻腔所見で急性鼻副鼻腔炎を診断 今年6月に発表された「急性鼻副鼻腔炎診療ガイドライン」では、診断とそれに基づく治療を考えるに当たって、臨床診断基準が設けられた。急性鼻副鼻腔炎の診療の基本は、Vol.1で紹介した臨床症状と局所所見だ。では実際、どのように鼻を診ていけばよいのだろうか。… 2010/11/08 耳鼻咽喉科
特集●小児の風邪、もっと「鼻」を診よう Vol.1 知っていますか? 小児の「急性鼻副鼻腔炎」 診断のヒントは湿性咳嗽(2010.11.10訂正) もうすぐ冬、インフルエンザや風邪の患者が殺到する季節がやってくる。長引く咳や鼻汁を訴える小児や乳幼児を診た場合、どのような鑑別疾患が思い浮かぶだろうか。安易に抗菌薬や喘息治療薬を処方していないだろうか―。 本特集では、こうした症状の陰で見逃されやすい「急性鼻副鼻腔炎」につい… 2010/11/05 耳鼻咽喉科