特集●百日咳診断・予防の最新情報 Vol.3 10代への追加接種で百日咳の制圧目指せ 11~13歳でのDTワクチンに百日咳を加える臨床研究が終了 ワクチン接種児や成人の間で百日咳が流行している実態が明らかになったことで、百日咳ワクチンの接種回数を増やすための研究も進められている。10歳代や成人での発症を予防できれば、乳幼児を中心としたワクチン未接種児への感染を防ぐ効果も期待できる。… 2010/02/26 感染症
特集●百日咳診断・予防の最新情報 Vol.2 悩ましい百日咳の診断、家族歴と発作性の咳込みがポイント LAMP法による遺伝子診断に期待集まる 百日咳の診断基準は、日本小児呼吸器疾患学会と日本小児感染症学会が07年4月に発表した「小児呼吸器感染症診療ガイドライン2007」の中で示されている。現在は、これを基に国立病院機構福岡病院統括診療部長の岡田賢司氏が改良を加えた「百日咳診断基準(案)2008」が公表されており、成人の診断の参… 2010/02/25 感染症
特集●百日咳診断・予防の最新情報 百日咳はもはや成人の疾患 成人の占める割合は3分の2との報告も 鎮咳薬では治らない乾性咳嗽が、日に日に激しさを増す。発作性の途切れなく続く咳込みや、吸気性笛声、咳込みによる嘔吐を認め、チアノーゼや無呼吸、顔面紅潮、眼瞼浮腫、結膜充血なども出現する―。百日咳に感染したワクチン未接種児には、こうした特有の症状が認められる。… 2010/02/24 感染症