本誌連動◇癌患者 引き受けます! Vol.7 かかりつけ医こそ適任、患者の痛みや不安への対処 「経過観察中の癌患者が痛みを訴えた場合、最初の処置としては、通常の痛み治療と同じで問題ない」と話すのは国立がんセンター中央病院緩和医療科医長の的場元弘氏。検査で異常がないにもかかわらず、痛みがある場合、その痛みが再発によるものなのか、ほかの疾患によるものかを区別することは、… 2009/12/22 癌
本誌連動◇癌患者 引き受けます! Vol.6 肝癌 - 肝機能維持を第一に 肝癌の病診連携はほかの癌種とは一味違う。それは、多くはC型肝炎やB型肝炎といった慢性肝疾患を基礎に発症するため、元々肝癌になるハイリスク群が決まっているからだ。特にウイルス性肝炎では、肝炎から肝硬変に進行し、肝予備能が悪くなるに従い発癌リスクは高くなる。… 2009/12/21 癌
本誌連動◇癌患者 引き受けます! Vol.5 肺癌 - 脳転移や骨転移を見逃さない 徳島県立中央病院では2005年から、肺癌の術後患者は全例、基本的に地域連携パスの対象としている。今までに術後患者約300人のうち200人以上が紹介元の診療所に戻った。連携施設は60を超える。 2009/12/18 癌
本誌連動◇癌患者 引き受けます! Vol.4 前立腺癌 - 非専門医の頼れるマーカーPSA 「前立腺癌の術後経過観察は、PSA(前立腺特異抗原)の数値で診ればいいので、やりやすい」と語るのは、ポートスクエア柏戸クリニック(千葉市中央区)所長の瀧澤弘隆氏。瀧澤氏の専門は呼吸器内科だが、千葉県がんセンターとの病診連携に加わったことで、前立腺全摘術後の患者の経過観察を行うよ… 2009/12/17 癌
本誌連動◇癌患者 引き受けます! Vol.3 乳癌 - 長期のホルモン療法も担う 乳癌は女性の癌の中で罹患数が最も多く、2003年の調査では4万人を超えている。ただし、5年生存率は70%以上と予後は良好だ。また、乳癌患者の6~7割を占めるホルモン感受性乳癌では、術後5~10年間のホルモン療法が標準治療となっている。… 2009/12/16 癌
本誌連動◇癌患者 引き受けます! Vol.2 胃・大腸癌 - パスを使えばフォローも容易 国内での罹患数1位の胃癌と2位の大腸癌は、病診連携のニーズが最も高い癌種だ。2003年の調査では罹患数はともに10万人を超え、5年生存率も60~70%程度。早期に見付かるケースが増えており、多くが治癒する時代になった。… 2009/12/15 癌
本誌連動◇癌患者 引き受けます! 癌の経過観察はかかりつけ医の役割 (2009.12.14訂正) 癌の初期治療を終えた患者に対して、再発予防のための経過観察や簡単な投薬を担う診療所が増えている。がん拠点病院では、癌の病診連携の体制整備を進めており、癌を専門としない医師でも参加しやすい環境が整いつつある。国民の2人に1人が癌になる時代、診療所医師が癌診療において果たせる役割… 2009/12/14 癌