本誌連動◆優先すべきは制度か、現場か どうなる総合医 Vol.3 時間外と往診、それが総合医の条件 ─東京大学高齢社会総合研究機構教授・辻 哲夫氏 今議論されている、「総合医」「家庭医」が、地域で求められるようになった背景には、社会の変化がある。死亡者のうち75歳以上の占める割合は年々増え、40年前は3人に1人だったのが、今は3人に2人。20年後には4人のうち3人になる。そのころには、75歳以上の人口が今の倍の約2000万人だ。多くの人… 2009/05/27 プライマリケア
本誌連動◆優先すべきは制度か、現場か どうなる総合医 Vol.2 過去と面子にこだわる関連団体 現場不在の総合医論議(2) 日医にはしごを外された格好の3学会は困惑気味だ。3学会はこれまで、それぞれの医師像を主張してきた。表1に示したのが、現在ある資格、または計画中の総合医に関連する資格の一覧だ。 2009/05/26 行政・制度
本誌連動◆優先すべきは制度か、現場か どうなる総合医 過去と面子にこだわる関連団体 現場不在の総合医論議(1) 高齢化や医師不足などを背景に、患者を総合的に診る医師のニーズが高まっている。そうした「総合医」を育成するためには、どういう教育が必要なのか、医療制度の中でどう位置付けるか、といった議論も行われるようになった。しかし、関連団体間の過去のしがらみや、組織の論理に縛られ、実現への… 2009/05/25 行政・制度