特集連動◇癌治療の最先端 Vol.5 免疫療法●癌ペプチドワクチンをオールジャパン体制で評価 11月18日のNHKニュースでのオンエアーからしばらく、東大医科学研究所・中村祐輔教授の研究室の電話は、癌ペプチドワクチンへの問い合わせで鳴りっぱなしだった。癌患者や家族から1週間で来た電話は400件を軽く超える。「自分の癌には使えるのか」「どこに行ったらできるのか」といった、すがるよ… 2008/12/19 癌
本誌連動◇癌治療の最先端 vol.4 放射線治療(その2) 放射線増感剤で「重粒子線いらず」? 癌だけに高線量を当てる技術の進歩は著しく、粒子線治療など患者が選べるメニューもそろってきた。だが、依然として日本における放射線治療の主流は、従来型のリニアックによるX線照射。照射技術を進歩させるのではなく、放射線増感剤を新たに開発することで、このリニアックの治療効果を最大限に… 2008/12/18 癌
本誌連動◇癌治療の最先端 Vol.2 外科治療(その2) 術前化学療法で完全切除を目指す ここ数年、手術前に行う化学療法が、根治切除率を上げるための方法としても注目されている。その一例が食道癌。08年の米国臨床腫瘍学会総会では、日本国内の胸部食道癌患者(扁平上皮癌:臨床病期2~3)において、術後化学療法の有用性が確立されている5-FU+シスプラチンのレジメンを、術前に行う… 2008/12/16 癌
本誌連動◇癌治療の最先端 外科治療(その1) 肝細胞癌の位置を正確に把握 癌診療の現場では、新たな治療法が次々と登場している。これらの中には、まだ標準治療にはなっていないものの、次代の“主力武器”として期待されるものもある。今、癌治療専門医の間で注目されている新技術について、その実力を探った。… 2008/12/15 癌