特集●もし患者が自殺してしまったら ― 医療機関の自殺事故対策 Vol.4 かかりつけ医にできる自殺予防対策 入院患者の自殺事故に対する医療機関の対策の先にあるのは、いかに自殺者を減らすかという課題だ。入院患者に限らず、これについて、秋田大学医学部長(公衆衛生学教授)の本橋豊氏(顔写真)は、「自殺を防ぐには、1次予防(うつ病などの自殺の危険因子となる精神疾患を予防する)と2次予防(早… 2008/08/08 プライマリケア
特集●もし患者が自殺してしまったら ― 医療機関の自殺事故対策 Vol.3 事故後の医療者へのメンタルケア 医療機関における自殺事故(未遂、既遂含む)の対策として、患者対策とともに忘れてはならないのは、医療者に対するメンタルケアだ。医師は看護師以上に、自分の担当していた患者が自殺事故を起こした場合、「自分の見立てや治療方針が間違っていたのではないか」と自分を追い込んでしまうことが… 2008/08/07 医療安全
特集●もし患者が自殺してしまったら ― 医療機関の自殺事故対策 Vol.2 リスク・アセスメントで患者の自殺は減らせる (8/5訂正) 「入院患者の自殺予防対策に取り組むことは、決して難しいことではありません」。そう語る東京都保健医療公社荏原病院看護科長の釜英介氏は、かつて勤務していた複数の病院の経験から、自殺予防対策に真正面から取り組むことを決めたという。釜氏は病室の天井から吊り下げられた点滴用のフックに… 2008/08/05 医療安全
特集●もし患者が自殺してしまったら ― 医療機関の自殺事故対策 過去3年間に自殺事例あり、一般病院でも3割 「入院患者が自殺しても、事後の検討やその後の対策が十分に講じられない場合が残念ながら少なくない。しかし、患者の自殺を“重大な事故”と考えれば、リスクマネジメントの観点から、対策が必要なのは明らか」と、横浜市立大医学部精神医学准教授の河西千秋氏は強調する。… 2008/08/04 医療安全