新薬剤情報 バイエル薬品、アカルボース口腔内崩壊錠を発売 バイエル薬品は5月28日、同日付でαグルコシダーゼ阻害薬(αGI)アカルボース(商品名グルコバイ)について、「口腔内崩壊錠(OD錠)」の販売を開始したと発表した。 2010/05/31 代謝・内分泌
日経メディカル2010年5月号「ヒーローの肖像」(転載) 胃癌手術で比較試験を実施 日本発のエビデンスを世界に発信 笹子 三津留 兵庫医科大学上部消化管外科教授 胃癌の外科を志したのは、世界に通用する仕事がしたかったから。比較試験による検証を通じて、外科の標準治療の確立に貢献した。国立がんセンターを離れた今、次世代の指導者育成に邁進する。 2010/05/31 医師のキャリア
本誌連動◇メタボリックシンドローム3つの疑問 Vol.3 メタボ解消が最善策? メタボリックシンドロームを適切に診断できたとして、該当する人に生活習慣の改善を指導すれば、心血管疾患の発症やそれによる死亡を本当に減らせるのだろうか。国の特定健診・特定保健指導は、この仮説の上に成り立っている。その先には、増え続ける医療費を抑制する狙いがある。… 2010/05/28 代謝・内分泌
改正臓器移植法の施行に合わせ啓発イベント開催 六本木ヒルズで絵画展やシンポジウムなどを企画 脳死判定の要件や小児ドナーへの対応を変更した改正臓器移植法が施行される今年7月17日に合わせ、六本木ヒルズ(東京都港区)で「Gift of Lifeプロジェクト ~いのちをつなぐ贈り物~」と題された啓発イベントが開催される。… 2010/05/27 循環器
本誌連動◇メタボリックシンドローム3つの疑問 Vol.2 腹囲の基準は何cm? 診断基準では、腹囲の基準は男性85cm、女性90cmとなっている。しかし、この基準、特に女性が90cmであることについては、以前から疑問が呈されている。単純に考えても、女性は男性より体格が小さいのに、なぜ腹囲基準は女性の方が男性より大きいのか、納得できない人も多いだろう。… 2010/05/27 代謝・内分泌
Heart Rhythm 2010 植込みデバイス作動停止に関するガイドライン発表 医師やデバイスメーカー社員の役割・拒否権なども明示 ペースメーカー(PM)や植込み型除細動器(ICD)などのデバイスの作動停止に関するガイドラインが欧米の関連6学会により策定され、5月14日、米国不整脈学会第31回年次学術集会(開催地:米デンバー)で発表された。… 2010/05/26 循環器
本誌連動◇メタボリックシンドローム 3つの疑問 メタボ診断に腹囲は必須? 日本内科学会など8学会が、メタボリックシンドロームの診断基準を定めたの今からは5年前。以来、“メタボ”は国民に広く知られるようになり、2008年にはメタボリックシンドロームに着目した特定健診・特定保健指導が始まった。だが、まだ決着のついていない幾つかの疑問が残っている。… 2010/05/26 代謝・内分泌
日本リウマチ学会2010 関節リウマチ患者は動脈硬化が進行しやすい IMT・PWVが有意に高値、骨代謝異常が関与か 関節リウマチ(RA)患者は健常人に比べて、動脈壁の肥厚、硬化ともに進行しており、その傾向は炎症、骨代謝障害や内臓脂肪蓄積の程度が強い症例ほど顕著であることが明らかになった。第54回日本リウマチ学会総会・学術集会(4月22~25日、開催地:神戸市)で、大阪市立大大学院代謝内分泌病態内科… 2010/05/25 骨・関節・筋
日経メディカル2010年5月号「トレンドビュー」(転載) アニサキス症はアレルギー 虫体摘出は不要、抗アレルギー薬投与で十分 宮城県の医師が200例以上の自験例を基に、アニサキス感染症に抗アレルギー薬が著効すると学会で報告。虫体の感染による症状は局所の即時型アレルギー反応であり、内視鏡下の摘出は不要と訴える。 2010/05/25 感染症
元厚労省新型インフル対策推進室メンバー座談会 元厚労担当官3人が振り返る新型インフル対策(後編) 今回の危機管理を教訓に、現場と行政の関係を強固に 厚労省は2008年4月、結核感染症課内に新型インフルエンザ対策推進室を立ち上げた。外部からも様々な専門家を呼び、「新型インフルエンザ対策行動計画」の策定を進めた。その後、パンデミック2009H1N1が発生。同室は対応に追われた。外部の専門家としてかかわった石川晴巳氏、高山義浩氏、平川幸子… 2010/05/25 行政・制度
【日経ヘルスケア5月号●診療所経営駆け込み寺より】 親子承継の準備を始めたい どのような点に注意すればいいか 開業18年目の内科医です。診療所の経営状態は良好なのですが、仕事に疲れを感じるようになりました。長男が病院勤務医なので、そろそろ診療所を譲ろうと考えています。どんな点に注意して準備を進めればいいでしょうか?(内科、63歳)… 2010/05/24 医療経営
元厚労省新型インフル対策推進室メンバー座談会 元厚労担当官3人が振り返る新型インフル対策(前編) 対策の迅速な切り替えに、現場の判断をどう生かすか 厚労省は2008年4月、結核感染症課内に新型インフルエンザ対策推進室を立ち上げた。外部からも様々な専門家を呼び、「新型インフルエンザ対策行動計画」の策定を進めた。その後、パンデミック2009H1N1が発生。同室は対応に追われた。外部の専門家としてかかわった石川晴巳氏、高山義浩氏、平川幸子… 2010/05/24 行政・制度
特集●PK-PD理論に基づく抗菌薬使用 Vol.2 臨床現場でPK-PD理論をどう活用すればいいのか 愛知医科大学大学院医学研究科感染制御学 教授 三鴨廣繁/助教 山岸由佳 抗菌薬のPK-PD理論を活用すべき臨床状況を考える際には、(1)個人防衛的側面、(2)集団的防衛側面、(3)社会的防衛側面―の大きく3つの側面を考慮する必要がある。個人的防衛側面とは、有効性を高め、副作用を少なくするないしは防止するという側面であり、具体的な状況としては、重症感染症、… 2010/05/24 感染症
【日経ヘルスケア4月号●診療所経営駆け込み寺より】 コスト削減を進めたい どのような方法があるか(後編) 開業15年目の内科医です。景気が悪化しているせいか、昨年から患者が大幅に減ったまま回復しません。このままいけば赤字に陥りそうで、経営に不安を覚えます。コストカットを進めて経営の安定化を図りたいのですが、どのようにすればいいでしょうか。(内科、54歳)… 2010/05/21 医療経営
日経メディカル2010年5月号「トレンドビュー」(転載) 乾癬治療に生物学的製剤 使用施設は限定、重症患者のQOL向上に期待 乾癬治療の選択肢として、新たに生物学的製剤が加わった。重篤な副作用の懸念もあることから、当面は日本皮膚科学会が認定した施設のみでの使用となったが、優れた改善効果に期待が高まっている。 2010/05/21 皮膚科
日本血栓止血学会2010 深部静脈血栓症疑う止血系検査のカットオフ値は 整外領域では術後1日目のSF値、4日目のDダイマー値が有用 整形外科領域における深部静脈血栓症発症リスクを評価する指標として、術後1日目では血漿可溶性フィブリン値が、術後4日目ではDダイマー値が、それぞれ有用であることが明らかになった。三重大血栓・止血異常症診療センター長の和田英夫氏が、第33回日本血栓止血学会学術集会(4月22~24日、開催… 2010/05/20 循環器
一部に濁りが残るも、矯正視力は全員0.7以上に回復 「銀座眼科」レーシック被害患者の予後 聖路加国際病院眼科部長・山口達夫氏に聞く 2008年11月から09年1月にかけて、東京都中央区の銀座眼科で施行されたレーシック後に、感染性角膜炎が集団発生するという事件が発生した。一部では、失明や角膜移植を必要とするケースもあると報道されたが、実際に患者の予後はどうだったのか。19人の患者を治療した聖路加国際病院(東京都中央区… 2010/05/20 眼科
循環器プレミアム速報 セントラルモニターの心電図取り違え事故頻発 最近5年間に5件の報告、JCQHCが注意喚起 日本医療機能評価機構(JCQHC)は5月17日にホームページで公開した「医療安全情報No.42」で、セントラルモニターに表示された心電図の取り違えに起因する事故が2006年1月1日から10年3月末までに5件報告されているとして注意喚起を行った。… 2010/05/19 循環器
STROKE2010 若年者の脳卒中は必ずしも減少していない 好発年齢となる前から危険因子の発見と管理が重要に 2002~08年度に全国の労災病院で治療を受けた脳卒中患者約5万例の年齢分布を年度別に調べたところ、60歳代、70歳代の患者数は明らかに減少していたのに対し、40歳代では横ばい、脳出血に限るとむしろ増加傾向を示していたことが分かった。中国労災病院脳卒中科・リハビリテーション科の豊田章宏氏… 2010/05/19 循環器
STROKE2010 代謝性疾患の重複で脳梗塞リスクが著明上昇 メタボにLDL-C高値が加わると3倍、糖尿病の合併では5倍に メタボリックシンドローム(MetS)と低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)高値が重なると非塞栓性脳梗塞の発症リスクは3倍以上に、MetSと糖尿病が重なると脳梗塞の発症リスクは5倍以上に高まることが、久山町研究のデータ解析より明らかとなった。第35回日本脳卒中学会総会で、九大大学院病態機… 2010/05/18 循環器
本誌連動◇徹底検証!2009H1N1 Vol.2 パンデミック2009H1N1再流行の可能性 上気道中心の症状になるとの予測も 今後、パンデミック2009H1N1が季節性インフルエンザとして流行を続けるとみる専門家は少なくない。2010~11年シーズンのインフルエンザワクチンには、パンデミック2009H1N1が加えられる見通しだ。ただし、パンデミック2009H1N1は昨年から感染拡大を始めたばかり。変異により感染力が高まったり、… 2010/05/18 感染症
特集●PK-PD理論に基づく抗菌薬使用 薬剤ごとに異なる「重要なPK-PDパラメータ」を知る 愛知医科大学大学院医学研究科感染制御学 教授 三鴨廣繁/助教 山岸由佳 多くの優れた抗菌薬が開発され、細菌感染症の治療は急速な進歩を遂げた。その一方で、薬剤耐性菌が増加し市中病院に蔓延し、医療技術の進歩に伴う易感染性宿主が増えて、これらが原因となったいわゆる難治性感染症の増加が臨床現場で問題になっている。薬剤耐性菌による感染症は、患者の予後を不… 2010/05/17 感染症
本誌連動◇徹底検証!2009H1N1 見えてきたパンデミック2009H1N1の正体 重症例にアレルギーが関与? 昨年、パンデミックを起こした新型インフルエンザウイルスA/H1N1(以下、パンデミック2009H1N1)の臨床像がより詳細に分かってきた。小児重症例では喘息様の呼吸器症状が起きることが判明。アレルギーの関与が示唆され、ステロイドが有効だったとの報告も多い。一方、成人重症例では心筋炎の合併… 2010/05/17 感染症
特集●中医協委員・関係者が語る「2010診療報酬改定」Vol.9 今回の改定は100点満点で59点 中医協委員(国立がん研究センター理事長) 嘉山孝正氏 中医協の委員を受けるに当たり、厚生労働大臣政務官の足立信也氏からは、「中医協を変えてくれ」と言われていた。私は中医協が“決められたパイの奪い合い”では仕方ないと思っていたし、従来の流儀にとらわれず、現場の代表として発言するのが自分の中医協での役割だと思って議論に臨んだ。… 2010/05/17 行政・制度
日経メディカル2010年5月号「トレンドビュー」(転載) 血管内治療を手術室で カテ室と手術室の“ハイブリッド化”始まる 心臓血管外科や脳神経外科を中心に、「ハイブリッド手術室」への関心が高まってきた。カテーテル室と同等の血管撮影装置を備えた手術室のことで、外科治療と血管内治療を区別なく行えるのが特徴だ。 2010/05/17 循環器
STROKE2010 脳梗塞急性期のtPA静注、0.6mg/kgで十分な効果 遅発性再開通も良好な転帰に寄与 脳梗塞急性期の再開通療法としての組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)静注療法は、わが国では2005年10月に承認された。根拠となった国内第III相臨床試験「J-ACT」(Japan Alteplase Clinical Trial)では、投与量が0.6mg/kgに設定されており、それが承認用量となった。… 2010/05/17 循環器
日経メディカル2010年5月号「行政ウォッチ」(転載) 税・社会保障に共通番号制 消費税増税だけでは財政は立て直せない? 政府は今年2月、税と社会保障の共通番号制の導入議論を開始した。急増する社会保障費を見据え、税・保険料負担と社会保障給付の公平性を担保し、消費税増税と並ぶ財政改善策にしたい考えだ。 2010/05/14 行政・制度
新デバイス情報 J&Jの頸動脈用ステントシステム、モデルチェンジ ジョンソン・エンド・ジョンソン社メディカル カンパニーから、頸動脈ステント留置術(CAS)に使用する新しいステントシステムが発売された。自己拡張型ステントの「プリサイス PRO RX」(販売名:頸動脈用プリサイス)と末梢プロテクションデバイスの「アンジオガード RX」(同:アンジオガード… 2010/05/12 循環器
STROKE2010 脳梗塞急性期の再開通療法は新しい時代に tPA適応外または無効の症例に新たな治療手段が登場 脳梗塞急性期に使用する経皮経管的脳血栓回収用機器のMerciリトリーバルシステムが4月末に承認された。神戸市立医療センター中央市民病院脳神経外科の坂井信幸氏は、STROKE2010の合同シンポジウム「脳梗塞急性期再開通療法」で、脳梗塞急性期の再開通療法は新しい時代に入ったとし、tPA静注療法が… 2010/05/12 循環器
新薬剤情報 厚労省、インクレチン関連薬の添付文書改訂を指示 厚労省は4月27日、インクレチン関連薬の添付文書について改訂を指示、メーカー各社は改訂を行った。これは、DPP4阻害薬シタグリプチンの発売(2009年12月)後10年4月19日までに、同薬による重篤な低血糖症が32例報告され、多くの例でSU薬が併用されていたことを受けての措置。… 2010/05/11 代謝・内分泌
特集●増え続ける川崎病 Vol.2 どうする?免疫グロブリンが効かない患者 川崎病の治療として免疫グロブリンの超大量療法が普及したが、その不応例への対応が課題となっている。以前は禁忌とされていたステロイドが見直され、重症例に対する初期治療として投与する多施設共同研究が進行中だ。… 2010/05/11 小児科
日経メディカル2010年5月号「ニュース追跡」(転載) 内科学会が利益相反指針 企業などからの研究費や講演料を開示 日本内科学会および内科系関連学会は4月12日、利益相反に関する共通指針を施行した。学会発表などの際に企業などからの研究費や講演料を開示する流れが、日本でもようやく本格化してきた。 2010/05/11 医の倫理
日本血栓止血学会2010 改定VTE予防ガイドライン、その方向性が明らかに リスクレベルは4段階を維持、胸部外科や心臓外科など追加 日本血栓止血学会などが改定を進めている「静脈血栓塞栓症(VTE)予防ガイドライン」の概要と、改定作業の進捗状況が明らかになった。三重大循環器腎臓内科学の山田典一氏が、日本血栓止血学会第33回学術集会(4月22~24日、開催地:鹿児島県)で発表した。現在のVTE予防ガイドラインは2004年に公… 2010/05/10 循環器
特集●増え続ける川崎病 川崎病の罹患率「史上最高」はなぜ? 未だ発症の原因が明らかになっていない川崎病。その患者数は4年連続で1万人を超えており、乳幼児の罹患率も上昇している。川崎病の好発年齢は1~2歳ごろとされ診断のポイントも明確にされているが、年齢によって症状の出方が違うことが多いので、注意が必要だ。… 2010/05/10 小児科
日経メディカル2010年5月号「今月のキーワード」(転載) 米国医療保険制度改革 3月23日、米国で医療保険制度改革法が成立し、オバマ政権発足以来、民主・共和両党で1年以上続いていた議論にピリオドが打たれた。これまで約100年にわたり、数多くの大統領が取り組もうとしては達成できずにいた国民皆保険制度。オバマ大統領は、その実現に向けて、歴史的第一歩を踏み出した。… 2010/05/10 海外
新デバイス情報 急性脳血管閉塞に対する血栓回収デバイス承認 医療機器の専門商社であるセンチュリーメディカル社は4月30日、経皮経管的脳血栓回収用機器「Merciリトリーバルシステム」(写真)について、厚生労働省から承認を受けたと発表した。 2010/05/07 循環器
特集●中医協委員・関係者が語る「2010診療報酬改定」Vol.8 眼科点数の引き下げ理由はあまりに薄弱 日本眼科医会前会長 三宅謙作氏、日本眼科医会常任理事 山岸直矢氏 「厚生労働省というよりも財務省主導の改定だったという印象だ。改定率はプラスだが小幅であったし、昨年秋の行政刷新会議の事業仕分けの結果がそのまま反映されたような内容だった点は不満だ。喫緊の対応が必要な分野に重点配分したいという厚労省の考えは分かるが、眼科の点数を下げるにはあま… 2010/05/07 行政・制度
ACC2010 心房細動へのアブレーションは抗不整脈薬より有効 12カ月間の再発回避率を比較したCABANA Pilot Studyの結果 併存疾患が多く、進行した心房細動(AF)患者に対し、カテーテルアブレーションと抗不整脈薬療法を比較した「CABANA(Catheter Ablation versus Antiarrhythmic Drug Therapy for Atrial Fibrillation)」予備試験の結果がまとまった。… 2010/05/07 循環器
日経メディカル2010年4月号「トレンドビュー」(転載) 蘇る低体温療法 心肺停止蘇生後の患者への利用が広がる 低体温療法は半世紀以上の歴史がある古い治療法だ。2000年以降、低体温療法によって心肺停止蘇生後などの神経学的予後が改善するエビデンスが示され、救急部門を中心に実施する施設が増えている。 2010/05/07 救急医療・集中治療
新薬剤情報 厚労省、クロピドグレルの添付文書改訂を指示 「併用注意」の項にオメプラゾールが追記される 厚生労働省は4月27日、抗血小板薬クロピドグレル(商品名プラビックス)を製造・販売するサノフィ・アベンティスに対し、同薬添付文書の「併用注意」の項に、薬物代謝酵素チトクロームP450(CYP)2C19を阻害し作用を減弱させる薬剤として、「オメプラゾール」を追記するよう指示した。… 2010/05/06 循環器
日本内科学会2010 尿酸値1mg/dL上昇で糖尿病発症リスク17%アップ 意外に大きな影響力が明らかに 血中尿酸値の1mg/dL上昇に伴う2型糖尿病の発症リスク上昇は17%と、BMIの1kg/m2上昇に匹敵する影響力を持つことが明らかになった。 2010/05/06 代謝・内分泌
日経メディカル2010年4月号「トレンドビュー」(転載) 疥癬内服治療の注意点 肝機能に留意し、投与方法の再確認を 疥癬治療の第一選択薬であるイベルメクチン。皮膚科以外でも処方する機会が増える一方、肝障害の報告や不適切な使用例も散見される。投与の際には肝機能のチェックが欠かせない。 2010/05/06 感染症
日本内科学会2010 小心症候群、重症例は心機能も有意に低下 慢性疲労症候群とも関連か、病的意義の確立が重要と演者強調 小心症候群(small heart syndrome)の重症例は、正常者と比べて左室腔が有意に小さく心拍出量も低値で、重症例では低心拍出量症候群を呈しやすいことが明らかになった。第107回日本内科学会講演会(4月9~11日、開催地:東京)で、南砺家庭・地域医療センター(富山県南砺市)の三羽邦久氏が発表… 2010/05/04 循環器
新薬剤情報 ランソプラゾールの「アスピリン潰瘍予防投与」、承認へ 武田薬品工業が申請していたタケプロン(一般名ランソプラゾール)の「低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制」の効能追加が、4月23日に開催された厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会で審議され、了承された。早ければ6月にも開催される薬事分科会で承… 2010/05/03 循環器