シリーズ●どうなる?2010診療報酬改定 Vol.46 DPCの新たな機能評価係数に救急医療、地域医療も反映 認知症医療では点数新設の提案を診療側が断る一幕も 1月29日、中央社会保険医療協議会(中医協)の総会が開催された。総会では、2010年度診療報酬改定に関して、新たに導入されるDPC(診断群分類)の機能評価係数のほか、重点課題に盛り込まれた認知症医療、感染症対策の推進などが議論された。… 2010/01/29 行政・制度
特集●日本医師会会長選挙をめぐって Vol.6 京都府医師会の森会長が立候補を表明 重大影響及ぼす大阪の会長選もスタート 4月1日の投票日まで2カ月あまりとなった日本医師会の会長選挙。ここへ来て、新たな動きが表面化した。1月29日、かねて出馬の噂があった京都府医師会長の森洋一氏が、正式に立候補を表明したのだ。現会長の唐澤祥人氏、茨城県医師会会長の原中勝征氏に続く、第3の立候補予定者が登場したわけだ。2… 2010/01/29 事件・話題
本誌連動◇女医は医療を救えるか? 男性の4割超が「女性増は医療崩壊の一因」(1) 『日経メディカル』では、女性医師に関するアンケートを日経メディカル オンライン会員に実施、807人の勤務医から回答を得た。その結果、女性医師の増加に対する男女の意識の違いや、10年前に比べて今の方が育児をしながら仕事をしやすい体制が整っていることなどが分かった。… 2010/01/29 医師のキャリア
シリーズ●どうなる?2010診療報酬改定 Vol.45 デジタル映像化処理加算の廃止に「待った!」 日医、データを基に廃止延期の議論求める 日本医師会は1月27日に定例会見を開き、今年4月の診療報酬改定に向けた「現時点での骨子」に対する見解を発表した。 2010/01/28 行政・制度
シリーズ●どうなる?2010診療報酬改定 Vol.44 軽症救急患者からの自費徴収は見送り 厚労省が入院関連の報酬改定案を提示 厚生労働省は1月27日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、2010年度診療報酬改定で重点課題に位置付けられている項目のうち、入院関連の報酬改定案を示した。 2010/01/28 行政・制度
日本冠疾患学会2009 低左心機能CABG患者の予後を術中hANP投与が改善 「心臓外科手術の術中・術後管理に新たに加えるべき薬剤」と演者 左室駆出率が低下した冠動脈バイパス術(CABG)施行患者に対して術中から低用量で遺伝子組換え心房性ナトリウムペプチド(hANP)を持続投与することで、術後合併症の発生を抑制し、遠隔期の腎障害や心血管イベントの発生も抑制できることが明らかになった。… 2010/01/28 循環器
欧州EMEA News EMEAが抗肥満薬シブトラミンの使用中止を勧告 エーザイが承認申請中の新薬オベスケアの審査にも影響か 欧州医薬品庁(EMEA)は1月21日、シブトラミンを含む抗肥満薬(商品名Reductil、Reduxade、Zeliumほか)の販売認可を一時停止し、医療従事者や患者に対して同薬の使用を中止するよう勧告した。 2010/01/26 代謝・内分泌
日本冠疾患学会2009 LMT・多枝病変へのPCIは患者への説明次第 安全性は担保でき、患者希望によっては選択肢になる 冠動脈バイパス術(CABG)がスタンダードとされる左冠動脈主幹部病変や多枝病変への血行再建術で、あえて冠動脈インターベンションを選択する場合、術後の心血管イベントや再血行再建術施行のリスクを考慮する必要がある。… 2010/01/26 循環器
特集●日本医師会会長選挙をめぐって vol.5 「ウソつき民主党」にくら替えする気はない 西島 英利(参議院議員) 唐澤祥人日本医師会会長が、日医の政治団体である日本医師連盟から国会議員を出す「組織内候補」にこだわる理由の一つに、過去に日医の常任理事を務め、現在自由民主党に所属する参議院議員の西島英利氏の存在がある。西島氏が、これまで日医の組織内候補として何を行ってきたか、また、自民党から… 2010/01/26 行政・制度
日本成人病(生活習慣病)学会2010 「血液ドロドロ」は心血管イベント発症の予測指標 血液流動性測定装置「MCFAN」に初の臨床エビデンス 外来患者375例を対象に、血液流動性測定装置「MCFAN」(Micro Channel Array Flow Analyzer)で測った血液通過時間と動脈硬化危険因子および心血管イベントの関連を調べた結果、血液流動性の悪化は心血管イベントに対する独立した寄与因子となることが分かった。ひつもと内科循環器科医院(山口県… 2010/01/25 循環器
特集●意外と知られていない皮膚疾患 Vol.7 お風呂ですぐ手がふやける疾患とは? (2010.1.26訂正) 「1カ月ほど前、お風呂に入った時に手がふやけ、指を曲げにくくなったのを自覚した。その日から、両手を水につけると1~2分で手がふやけて痛みが生じるようになり、身体も洗えない」。熊本市立熊本市民病院皮膚科部長の木藤正人氏の元に、こうした主訴の患者が近医から紹介されてきた。… 2010/01/22 皮膚科
シリーズ●どうなる?2010診療報酬改定 Vol.43 「診療時間外に頑張らないと経営できなくなるのは問題」 日医が時間外対応による再診料・外来管理加算の“格差”導入に反対 日本医師会は1月21日に定例記者会見を開き、中央社会保険医療協議会(中医協)が15日にまとめた2010年度診療報酬改定に関する「現時点の骨子」などへの見解を示し、診療所の再診料を引き下げる形での病院との“一本化”は認めないという従来からの主張を改めて繰り返した。… 2010/01/22 行政・制度
日本冠疾患学会2009 糖尿病患者の冠血行再建術、わが国の現状は 予後向上には糖尿病の管理が必須、PCIに比べ今なおCABGの方が有利か 糖尿病患者の冠動脈疾患に対する血行再建術の成績は、糖尿病非合併例に比べて不良であることが知られている。現時点でどんな対策、アプローチが望まれるのか――。第23回日本冠疾患学会学術集会の外科内科合同シンポジウム「糖尿病症例の治療戦略」において、冠動脈インターベンション(PCI)患者… 2010/01/22 循環器
新薬剤情報 インクレチン関連薬2品目に加えメトホルミン新製剤も承認 1月20日付で厚生労働省が承認した新医薬品29品目中、2型糖尿病治療薬が3品目を占めた。GLP1アナログのリラグルチド(ビクトーザ)、DPP4阻害薬のビルダグリプチン(エクア)、1日2250mgまでの投与が可能になったメトホルミンの新製剤(メトグルコ)で、それぞれ注目の薬剤だ。… 2010/01/22 代謝・内分泌
特集●日本医師会会長選挙をめぐって 茨城県医師会原中氏が日医会長選に向けたマニフェスト公表 茨城県医師会会長の原中勝征氏は1月20日、今年4月の日本医師会会長選挙向けのマニフェストに関する記者会見を行った。マニフェストには「国民皆保険を守ること」「医療崩壊を防ぐ」「医師会改革を行う」など7点が掲げられた… 2010/01/21 組織
新薬剤情報 ARBとCa拮抗薬の合剤、第一三共とノバルティスの2つ承認 第一三共は1月20日、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)のオルメサルタン メドキソミルとCa拮抗薬のアゼルニジピンの配合剤「レザルタス配合錠LD・HD」の製造販売承認を同日付で取得したと発表した。薬価収載後すみやかに発売する予定。… 2010/01/21 循環器
昭和大心臓外科、紹介元・患者向けに手術説明書 患者とのコミュニケーション円滑化、紹介患者の増加を期待 昭和大胸部心臓血管外科(主任教授:手取屋岳夫氏)はこのほど、心臓血管手術を受ける可能性のある患者に対して、病院の循環器内科医や診療所開業医などの紹介元が手術を勧める際の手助けとなる「心臓血管外科手術説明書」を作成した。… 2010/01/21 循環器
シリーズ●どうなる?2010診療報酬改定 Vol.42 再診料を65点で統一すればプラス500億円 厚労省が再診料に関するシミュレーションを示す 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が1月20日開催され、前回に引き続き、病院・診療所の再診料の点数設定と外来管理加算の新しい算定要件などについて議論された。今回は、新たな参考資料として、再診料と外来管理加算を改定した場合の財源面への影響を試算したシミュレーションなどが厚生労働… 2010/01/20 行政・制度
今春の花粉飛散、2月上旬から 2009年に比べて少ないか、非常に少ない 日本気象協会は1月19日、今春のスギ・シラカバ・ヒノキ花粉の飛散量の予測の第3報を発表した。第3報では、気象庁が発表した最新の季節予報や、花芽の観測結果を反映し、スギ・ヒノキの花粉が、早いところでは2月上旬ごろから飛散すると予測。… 2010/01/20 アレルギー・免疫
日経メディカル2010年1月号「スペシャルリポート」(転載) 岐路に立つ大学総合診療科 不採算で院内の立場弱く、廃止相次ぐ 大学病院の総合診療科が今、次々と縮小・廃止の危機を迎えている。高度医療や専門医療に特化したい大学の運営方針に合わないことなどが理由だ。新たなプライマリケア教育の場を求め、現場の模索が続く。… 2010/01/20 医療提供体制
本誌連動◇2010年話題の新薬 Vol.4 βアミロイド仮説に基づき原因療法を目指す アルツハイマー病患者の脳には、βアミロイドという蛋白が沈着していることが知られている。発症原因に迫る治療法を目指して、βアミロイドをターゲットにした新薬開発が進行中だ。 2010/01/20 精神・神経
日本冠疾患学会2009 良好な側副血行有するCTO病変でもPCIを行うべき 灌流されていてもCTO末梢側の冠血流予備量比(FFR)は高度に低下 造影上、慢性完全閉塞(CTO)病変で良好な側副血行があった場合、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を行うか判断に迷うことがある。名古屋徳洲会総合病院ハートセンター循環器内科の林隆三氏らは、良好な側副血行を有していたCTOの2症例に対する冠血流予備量比(FFR)の測定から、このような… 2010/01/19 循環器
本誌連動◇2010年話題の新薬 Vol.3 ワルファリンの欠点を克服した経口抗凝固薬 新しい機序で脳梗塞を予防する ワルファリンとは異なる作用メカニズムを持つ複数の経口抗凝固薬が開発中だ。心房細動患者に対する脳梗塞予防や整形外科手術後の血栓症予防などへの応用が見込まれている。 2010/01/19 医薬品
日経メディカル2010年1月号「トレンドビュー」(転載) 見直される鼻噴霧ステロイド 増悪時だけの頓用ではなく、早めの継続使用を 最近、鼻噴霧用ステロイドの新薬が相次いで発売され、花粉症治療で敬遠されがちだった点鼻薬の役割が見直されている。増悪時だけの頓用ではなく早期から継続使用するのが、効果を引き出すポイントだ。… 2010/01/18 アレルギー・免疫
本誌連動◇2010年話題の新薬 Vol.2 Ca拮抗薬とARBの新ペア 既存成分の合剤化の動きが加速 作用機序の異なる既存の成分を合剤化する動きが加速している。Ca拮抗薬との新しい組み合わせのほか、併用されることが多い緑内障の治療薬においても合剤の開発が進んでいる。 2010/01/18 医薬品
日本冠疾患学会2009 冠攣縮性狭心症の発作予防にはCa拮抗薬の夕方投与を 降圧作用よりも高い血中濃度が必要なのか? 長時間作用型Ca拮抗薬を服用していても冠攣縮発作による救急外来受診例がなくならないことから、冠攣縮性狭心症の発症予防のために処方する長時間作用型Ca拮抗薬は夕方か眠前投与が適切なのかもしれない──。愛媛県立新居浜病院の末田章三氏は第23回日本冠疾患学会学術集会で、こう指摘した。… 2010/01/18 循環器
冠血行再建受ける糖尿病患者、HbA1c<6%群も予後不良 同群でSU薬服用患者が多く低血糖リスクが高かったことも要因か、CREDO-kyoto 2000~02年に、初回の待機的PCIまたはCABGを行った患者を登録し、予後を追跡したCREDO-Kyotoレジストリーの結果から、入院時のHbA1c値が7%以上と高い場合だけでなく、6%未満と低い場合でも7%以上の患者と同様に、予後が不良であることが明らかとなった。… 2010/01/18 循環器
シリーズ●どうなる?2010診療報酬改定 Vol.41 診療報酬改定の骨子まとまる 再診料の病・診一本化の行方はなお不透明 中央社会保険医療協議会(中医協)は1月15日の総会で、2010年度診療報酬改定に関する「現時点の骨子」を取りまとめた。これを受けて、厚労省は同日付けで骨子に対するパブリックコメントの募集を開始。22日まで広く国民の声を募集する。中医協ではこの「骨子」をベースにさらなる議論・検討を重ね… 2010/01/16 行政・制度
本誌連動◇2010年話題の新薬 単回投与で済むインフルエンザ治療薬が登場へ (2010.1.18改訂) 今年、タミフル、リレンザに続く2つの新しいノイラミニダーゼ阻害薬が登場する。いずれも単回投与で治療が済むのが特徴。投与開始が遅れても効果があるポリメラーゼ阻害薬の開発も進む。 2010/01/15 医薬品
シリーズ●どうなる?2010診療報酬改定 Vol.40 民主党議連「報酬改定に政治家の意見を反映させよ」 「中医協はただのお飾り」と切り捨てる 民主党の「適切な医療費を考える民主党議員連盟」は1月13日、2010年度の診療報酬改定に関する医療関連団体からのヒアリングを行った。同議連が医療関連団体からヒアリングを行うのは昨年12月16日に引き続いて2回目。今回対象となったのは、小児科、産婦人科、救急、外科、有床診療所、医薬品の関… 2010/01/15 行政・制度
日本冠疾患学会2009 重症腎障害群のCABG長期予後は透析群と同等に不良 末梢動脈疾患の併存もリスクに、全身の血管に注意が必要 透析患者では冠動脈バイパス術(CABG)の予後が不良なことが知られているが、推定糸球体濾過量(eGFR)30未満の重症腎機能障害でもCABG後の長期生存率は悪く透析患者と同等になることが、10年間の追跡結果から明らかになった。倉敷中央病院心臓血管外科の伊藤丈二氏が、第23回日本冠疾患学会学術… 2010/01/15 循環器
特集●臨床研修マッチング最終結果報告 Vol.4 研修医が集まらない大学の“生き残り策”とは 岩手医大病院の09年度医師臨床研修マッチングでの定員充足率は20%。大学病院の中で最も低い充足率となった。過去5年にわたってマッチ者を増やすことに苦戦している同大だが、その原因はどこにあるのか。… 2010/01/15 医師のキャリア
シリーズ●どうなる?2010診療報酬改定 Vol.39 厚労省が改定議論の論点整理案を提示 「診療所再診料引き下げなら“一本化”はのめない」との声も 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が1月13日に開催され、厚生労働省が、2010年度診療報酬改定に向けたこれまでの議論の論点整理案を示した。 2010/01/14 行政・制度
新デバイス情報 Cypherステントがモデルチェンジ、「セレクト プラス」承認 ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニーは1月14日、新しい薬剤溶出ステント(DES)である「CYPHER SELECT +(Plus)」(サイファー セレクト プラス)について、1月8日付で厚生労働省から承認を取得したと発表した。… 2010/01/14 循環器
特集●CVカテを安全に挿入するコツ Vol.4 迷入したカテは生理食塩水で修正 前回までは、エコーを使って中心静脈(CV)カテーテルを安全に挿入する方法を紹介してきたが、一方で、一般的なCVカテーテルの挿入時に起こりやすい誤挿入の解決法についても、ユニークなアイデアが報告されている。筑波大消化器外科の野崎礼史氏が“発明”したのは、生理食塩水を急速に静注する… 2010/01/14 放射線科
特集●臨床研修マッチング最終結果報告 vol.3 「学外への情報発信が内部への情報発信に」―学生から学んだ杏林大病院 2007年度マッチングまで大幅な定員割れが続いていた杏林大病院だが、09年度はフルマッチを達成した。研修医獲得のため、同病院は何を行ったのか。同大医学教育学教授の赤木美智男氏と、同講師の冨田泰彦氏に話を聞いた。… 2010/01/14 医師のキャリア
OPINION◆AHA2009 Swedberg氏講演を聞いて 明白とされることが真実とは限らない 北海道大学循環器内科教授 筒井 裕之 氏 米国心臓協会(AHA)学術集会のPaul Dudley White記念国際講演は、循環器領域に顕著な貢献があった外国人を招請して行われる。2009年11月に米フロリダ州オーランドで開催されたAHA2009では、スウェーデンのKarl B. Swedberg氏が、「β遮断薬による心不全治療のパラダイム:概念から現場まで」と題… 2010/01/13 循環器
特集●CVカテを安全に挿入するコツ Vol.3 動画で学ぶエコーガイド下中心静脈穿刺 これまで2回にわたって掲載してきたエコーガイド下中心静脈(CV)穿刺のポイントを、今回は動画で紹介する。CVカテーテルをより安全に挿入するためのプローブの持ち方や当て方、血管走行を確認する方法、失敗例について、川鉄千葉病院(千葉市中央区)麻酔科の徳嶺譲芳氏にシミュレーターを用いて… 2010/01/13 外科
日経メディカル2010年1月号「ヒーローの肖像」(転載) 温浴で重症の慢性心不全を治す 「禁忌」を治療法に変えた男 慢性心不全に対する治療法として広く注目されるようになった。「和温療法(温熱療法)」。取り組んだきっかけは、。重症の心不全患者に「温泉に入りたい」と強く懇願されたことだった。 2010/01/13 循環器
特集●臨床研修マッチング最終結果報告 Vol.2 外科系プログラム新設でマッチ数大幅増の金沢大病院 2009年度医師臨床研修マッチングで、定員数をこれまでの45人から76人に増やした金沢大。その結果、09年度のマッチ者数は前年の39人から62人へと、大幅に増加。なぜ金沢大はこれほどマッチ者数を増やせたのか―。これまで行ってきた取り組みについて、病院長の富田勝郎氏と、卒後臨床研修センター… 2010/01/13 医師のキャリア
【日経ヘルスケア1月号●診療所経営駆け込み寺より】 機器を新たに導入したい 銀行借り入れか、リースか? 開業して5年になります。そろそろ電子カルテを導入しようと考えているのですが、自己資金が乏しいため悩んでいます。銀行から資金を借り入れて購入するのと、リース契約にするのとでは、どちらがいいでしょうか。(消化器科、52歳)… 2010/01/13 医療経営
特集●臨床研修マッチング最終結果報告 新制度初のマッチングで笑った病院、泣いた病院 2009年度に実施された医師臨床研修制度の見直しは、マッチングにおいて医学生の応募状況にどのような変化をもたらしたのか―。2009年12月18日に開催された厚生労働省の医道審議会医師分科会医師臨床研修部会で、2011年度以降の臨床研修制度について議論が始まった。そこで議論の材料として、制度… 2010/01/12 医師のキャリア
日経メディカル2010年1月号「トレンドビュー」(転載) 尿失禁に人工尿道括約筋 世界の標準治療、日本で普及なるか 前立腺全摘術の増加とともに、後遺症の尿失禁に悩む患者が増え続けている。海外で重度尿失禁の標準治療として普及している人工尿道括約筋の埋め込み術が、新機器の承認で2年ぶりに再開された。 2010/01/12 腎・泌尿器
新デバイス情報 4番目の薬剤溶出ステント「XIENCE V」、製造販売承認 アボット ジャパンは本日、冠動脈疾患治療用のエベロリムス溶出冠動脈ステントシステム「XIENCE V 薬剤溶出ステント」について、厚生労働省から製造販売承認を受けたと発表した。保険が適用された後、数週間以内に日本国内で発売する。… 2010/01/12 循環器
日本冠疾患学会2009 CABGとPCIのハイブリッド治療は安全で有効 「入院期間は短くLITA開存率も遜色なし」と演者は強調 冠動脈バイパス術(CABG)と経皮的冠動脈インターベンション(PCI)のどちらが優れるかという議論が半ば神学論争化する中で、PCIとCABGを同時に行うハイブリッド血行再建術が注目されている。 2010/01/12 循環器
日経メディカル2010年1月号「トレンドビュー」(転載) 再生基金、医療現場を翻弄 減額で計画縮小強いられ、審査は“骨抜き”に(2010.1.12訂正) 「アイデア次第で100億円」を売り物に登場した地域医療再生基金。だが民主党政権になってから減額され、制度はかなり変質してしまった。登場から交付先決定までの経緯と、現場に与えた影響を追った。 2010/01/08 行政・制度
日本冠疾患学会2009 大動脈弁狭窄を合併したCABG、予防的AVRの適応基準は 75歳以下と比較的若く脂質異常症の管理が不良な症例では考慮すべき 高齢化および透析患者の増加に伴って、大動脈弁狭窄症(AS)を合併した虚血性心疾患(IHD)患者に対して冠動脈バイパス術(CABG)と大動脈弁置換術(AVR)を合わせて行うことが増えている。だがASが軽症から中等症だった場合にも予防的にAVRを行うべきか、明確な基準はない。… 2010/01/08 循環器
シリーズ●どうなる?2010診療報酬改定 Vol.38 「足立政務官の発言は政治的な圧力だ」 診療所の再診料引き下げ方針に日医が反発 日本医師会は1月6日に定例記者会見を開き、2010年度診療報酬改定の目玉となっている再診料の見直しについて見解を示した。「厚生労働省や政務官の足立信也氏が診療所の再診料を引き下げる方針を示した」とする報道が年末年始に相次いだことを取り上げ、「少なくとも個々の診療報酬は全体的に引き… 2010/01/07 行政・制度
日本冠疾患学会2009 重症虚血性心筋症に対する左室形成術は有効 国立循環器病センターがSTICH試験と逆の結果を報告 国立循環器病センター心臓血管外科の戸田宏一氏らは、心拡大が進んだ重症の虚血性心筋症(ICM)に対して、冠動脈バイパス術(CABG)と共に行った左室形成術(SVR)が、心機能や予後を有意に改善させたことを明らかにした。 … 2010/01/06 循環器
AHA2009 ARBで高血圧合併安定狭心症患者の冠動脈プラークが減少 OVATION試験の中間報告から 高血圧を伴う安定狭心症患者にARBを投与した臨床試験で、投与開始時に比べ、6カ月目には冠動脈プラークが約11%と有意に減少した。OVATIONの中間報告で、名大大学院器官制御内科学の石井秀樹氏が発表した。… 2010/01/06 循環器
【脂質異常症に関する調査】 第1選択薬はスタチンが95%で1位 患者の状態や合併症に応じて脂質管理目標値を設定 脂質異常症の第1選択薬を尋ねたところ、スタチンが94.6%で最も多かった。また治療では、患者の状態や合併症に応じて脂質管理目標値を設定し、きめ細かに対応している実態も浮き彫りになった。日経メディカル オンラインが実施した「脂質異常症に関する調査2009」で明らかになった。… 2010/01/05 循環器
【脂質異常症に関する調査】 現在処方している治療薬、最も多いのはリピトール 現在処方している脂質異常症の治療薬のうち、もっとも多いのはリピトールで、調査協力医師(761人)の86.3%が「処方している」と回答した。メバロチンが83.3%、クレストールが71.2%で続いた。日経メディカル オンラインが10月から11月にかけて実施した「脂質異常症に関する調査2009」で明らか… 2010/01/04 循環器
日経メディカル2009年12月号「トレンドビュー」(転載) 血糖を24時間続けて測定 無自覚低血糖の発見や薬物療法の評価に有用 これまで血糖値といえば、測定時点の値、つまり“点”でしか評価できなかったが、持続的に血糖値を測定できる機器が近く登場する。薬物療法の評価や難治例の血糖管理に威力を発揮しそうだ。 2010/01/04 代謝・内分泌
AHA2009 STEMI/PCIガイドラインのFocused Updates発表される unprotected LMTへのステント留置や血栓吸引療法を公認 米国心臓学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)は、2009年11月に開催された米国心臓協会年次学術集会(AHA2009)で、ST上昇型心筋梗塞(STEMI)患者の管理と経皮的冠動脈インターベンション(PCI)に関する合同ガイドラインについて、最新エビデンスの先行組み入れともいうべき、“Focused Updates”… 2010/01/01 循環器