臨床医必見!PETの知識○×チェック(上) PET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィー)やPET-CTが急速に普及し、開業医が患者をPET施設に紹介するケースも増えてきている。スムーズにPET検査を受けてもらうためには、医師自身も、検査の目的や手順、費用などを心得ておく必要がある。… 2006/07/31 医療機器
【米国から学ぶ――医療の質向上を目指して 第14回】 社会の信頼獲得に向け専門医制度を改革 日本では、間もなく新しい専門医制度のあり方を検討する「第三者機関」が設置される。現状の専門医制度から数を絞った質の高い「特定専門医(仮称)」を選び、認定方法なども決めるのだ。これまで、質が保証されていなかった専門医制度を見直し、診療報酬の加算も得やすい形を整えるのが狙いだ。… 2006/07/31 医師のキャリア
【日経ヘルスケア21別冊「拡大するシニアリビング・マーケットvol.2」より】 医師が“作る”有料老人ホーム 制度激変を背景に高齢者住宅事業に脚光 2007年から医療法人による有料老人ホーム経営がいよいよ解禁される。これにより、医療機関が、有老ホームなどの高齢者住宅を経営する時代が本格的に到来する。解禁に先駆ける形で、関連会社などで高齢者住宅事業に参入した医療機関も既に数多くある。医療機関にとって高齢者住宅を持つことのメリ… 2006/07/31 行政・制度
【地域医療の現場から 第3回 ◆ 京都府舞鶴市】 舞鶴市民病院崩壊の一因は報道にも 今年7月1日より、常勤の医師がいなくなった舞鶴市民病院(京都府舞鶴市)。2年前、内科医が大量に退職したことが大きく報道された同院はその後、一度は赤字幅を縮小させたが、2005年秋に舞鶴市が同院を一般病床から療養型病床群に転向し、民間へ運営を委託することを決定したことで、残っていた医… 2006/07/27 医師のキャリア
川崎病の“治療不応例”をゼロに! ハイリスク患者には初回からステロイド併用も検討 原因不明の小児の全身性血管炎である川崎病の患者が近年著しく増加し、注目を集めている(『日経メディカル』7月号トレンドビュー「川崎病後遺症のその後は?」参照)。2004年の初診患者は約1万人を数え、罹患率では過去2番目の大流行となった1986年に迫る水準だ。… 2006/07/26 小児科
【米国から学ぶ--医療の質向上を目指して 第13回】 全米に広がるパブリック・リポーティング 6月14日、日本で医療法改正案が可決した。「国、地方公共団体は患者が医療機関の選択に必要な情報を得られるようにする」「医療提供施設は、患者が医療サービスを選択できるよう、情報を提供しなければならない」といった内容が盛り込まれている。具体的にどんな情報をどのように提供していくか、… 2006/07/26 医療の質
【未承認薬、何が問題か 第4回】 「個人輸入」という新たな“ひずみ” 前回紹介した治験の活性化をはじめ、未承認薬問題の解決に向けて、行政も手を打っていないわけではない。しかし現実の動きは、行政よりはるかに早い。進行性の疾患を持った患者は、行政の対応を待っていられない。日本にいるそんな患者が、未承認の薬を使う方法は2つある。1つは治験に参加するこ… 2006/07/25 医薬品
2005年度ノーベル医学生理学賞者インタビュー ピロリ菌発見者マーシャル教授に聞く ピロリ菌を飲んだ実験は研究キャリアの決定的な分岐点になった ヘリコバクター・ピロリ(H.ピロリ)の発見で、西オーストラリア大名誉教授のロビン・ウォーレン氏とともに2005年度ノーベル医学生理学賞を受賞した同大学教授のバリー・マーシャル氏が今年3月に続いて7月に再来日し、日経BP社との単独記者会見に応じた。H.ピロリ発見に至るエピソードを中心に、… 2006/07/25 感染症
【調査報告】医師616人「適応外処方」実態調査 2006年版・これが適応外処方の実態だ! 適応外処方に関して、医師は「必要な場合に限定的に行うのであれば問題ない」と考え、症例報告や国内外の臨床試験結果などから情報を収集。現在使われている適応外処方は150種類超--。本サイトと薬局薬剤師向け月刊誌『日経ドラッグインフォメーション』が共同で行ったオンライン調査により、適… 2006/07/24 医薬品
【詳報◆NMドクターアンケート】 夏休み 開業医の4分の1は3日も休めず 日経メディカル7月号の「NMドクターアンケート」では、医師の夏休みについて取り上げた。ここでは、7月号で紹介しきれなかったデータを含め、医師の夏休みに関する調査結果を掲載する。 2006/07/24 ライフスタイル
【寄稿】 米マサチューセッツ州の新型インフルエンザ対策 SARSや鳥インフルエンザの世界的な流行を背景に、日本でも多くの自治体が新型インフルエンザ流行時の対応計画を策定・公表している。ワクチンや抗ウイルス薬の確保が重要であることはもちろんだが、流行時に大きな懸案になると予想されるのが、重症者を収容する病床の確保と運用だ。本稿では、ハ… 2006/07/20 感染症
アルテプラーゼ静注療法の基準に疑問符 適応患者は脳梗塞患者の1.1%、「early CT signs」がネックに 「アルテプラーゼの急性期脳梗塞に対する効果は非常に高い。これを投与すれば寝たきりにならずに救える人が数多くいるのに、実際は適応基準が厳しく適応外となる人がほとんど。救える可能性のある患者を目の前に、もどかしさを感じることが少なくない」。国立病院機構熊本医療センター救命救急セ… 2006/07/20 精神・神経
【日経メディカル7月号特集連動企画】 困った胸痛 私はこうしている(後編) 臨床医が日々頭を悩ませている代表的な5つの「困った胸痛」について、解決のためのノウハウ、知見をまとめた日経メディカル7月号特集『困った胸痛 あなたならどうする』。ここでは、先週掲載した前編(7.12公開)に続いて、7月号で紹介しきれなかった「専門医が明かす胸痛診療のコツ」を紹介しま… 2006/07/19 循環器
医薬品のバーコード表示が義務化へ 投薬ミス防止と薬害時の厳密な追跡・回収が狙い 2008年までに、すべての医療用医薬品にバーコード表示が義務付けられることになりそうだ。厚生労働省は早ければ今年8月にも、「医療用医薬品へのバーコード表示の実施について」を通知し、2年後の完全実施を目指す。… 2006/07/18 医療の質
心肺蘇生は「心マ」だけでも大丈夫 人工呼吸の省略でbystanderによる実施率向上に期待 病院外で心停止に陥った人を救命するには、その場に居合わせた人(bystander)による早期の心肺蘇生や除細動といった一次救命処置が欠かせない。だが、bystanderによる心肺蘇生の実施率は十分ではない。この実施率を高めるための方策として、一般市民に抵抗感が強い人工呼吸を省き、心マのみを行… 2006/07/14 救急医療・集中治療
【日経メディカル7月号特集連動企画】 困った胸痛 私はこうしている(前編) 日経メディカル7月号特集『困った胸痛あなたならどうする』では、臨床医が日々頭を悩ませている代表的な5つの「困った胸痛」について、解決のためのノウハウ、知見をまとめました。ここでは、7月号で紹介しきれなかった「専門医が明かす胸痛診療のコツ」を紹介します。… 2006/07/12 循環器
【米国から学ぶ――医療の質向上を目指して 第12回】 臨床指標で病院間の比較が可能に テキサス州ヒューストンからイリノイ州シカゴに移動した。シカゴ地域には、米国医師会、米国病院学会などのほか、臨床医学系の学会の本部も多く、米国の医療界の司令塔が集まっている。このシカゴから、米国医療施設認定合同委員会、米国専門医認定機構、米国外科学会、米国心臓血管外科学会など… 2006/07/11 医療の質
【日経ヘルスケア21 7月号●診療所経営相談室より】 人材紹介・派遣会社を通じて看護職員を雇いたい 失敗しない業者の選び方は? 【質問】今度、看護職員の1人が結婚に伴って退職することになりました。このため、求人広を出して代わりの職員を募集しているのですが、人手不足のためか応募がほとんどありません。そこで、人材紹介・派遣会社を活用したいと考えています。ただ、会社によって質にばらつきがあると聞いており、どの… 2006/07/10 医療経営
【未承認薬、何が問題か 第3回】 治験が活性化しない「そもそも」の理由 6月29日、第1回「次期治験活性化計画策定に係る検討会」が開かれた。未承認薬との関係が深い「治験の空洞化」を食い止めるべく、「全国治験活性化3カ年計画」に続く、新たな計画を立てるのが目的だ。 2006/07/05 医薬品
麻疹・風疹の予防接種が再び変更に 単抗原ワクチンが定期接種に再導入 今年4月から麻疹・風疹の予防接種が混合ワクチン(MRワクチン)の2回接種に変更になったばかりだが、変更から2カ月で、また制度が変更された。今後は、第1期、第2期のそれぞれにおいて、基本的にはMRワクチンを接種するが、単抗原ワクチンも定期の予防接種として接種できる。「現場は混乱している… 2006/07/04 感染症