国内にもあるワクチンギャップ(その2) 年10回の病棟閉鎖、小児病院を脅かす感染症とは 堀越裕歩(東京都立小児総合医療センター感染症科) 水痘の流行で被害を受けるのは、基礎疾患を持っていたり、白血病などの治療中でワクチンを接種することのできない子供たちである。病棟閉鎖となれば、小児病院でしか診ることのできない複雑な疾患の小児の入院が制限されたり、予定手術が行えなかったり、専門性の高い疾患の小児をケアに慣れてい… 2012/02/14 小児科