医療の法律処方箋-B型肝炎訴訟最高裁判決に準拠して B型肝炎訴訟を教訓に無過失補償制度へ 井上清成(弁護士) B型肝炎訴訟とは、昭和23年頃以降、乳幼児期に集団予防接種等を受けたところ、注射器(針、筒)の連続使用により、B型肝炎ウイルスに感染したことを理由に、感染被害者が集団で国に対して損害賠償請求をしている訴訟のことである。現在も各地で訴訟が起こされており、今後さらに一層増えるであろ… 2010/12/29 行政・制度
無過失補償制度でデバイスラグの解消を 井上清成(井上法律事務所、弁護士) 2010年9月15日付西日本新聞(夕刊)に、「九州大学病院(福岡市東区)は15日、脳死になった人からの心臓移植を希望して入院中の重症心不全の患者が、補助人工心臓の管(カニューレ)が外れて意識不明の重体となる医療事故があったと発表した」という記事が掲載された。… 2010/12/02 事件・話題