日経メディカル最新号のご案内:2008年5月号

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今号の見どころ

 こんにちは。日経メディカル編集長の千田です。5月号の読みどころを簡単に紹介したいと思います。

 まず、特集は「CKDを見逃すな!」です。最近、学会や医学雑誌などで耳にしたり、目にしたりすることが多いCKD(慢性腎臓病)。どんな病態なのか、どうやって診断するのか、治療の実際は――など、明日からの診療に役立つ最新の知見をまとめました。この特集を読めば、分厚い雑誌の特集や教科書は不要です。

 もう1本の特集は「今どきの医師勉強法」。各地で開かれている開業医を中心としたユニークな勉強会をルポしました。“道場”も出てきます。日々の勉強法のヒントにして下さい。 今月のトレンドビューは、押さえておきたい新薬情報を中心に構成しました。降圧薬の分野で進む配合剤、静脈血栓塞栓症の予防薬として登場した2つの新薬、癌骨転移疼痛に威力を発揮する放射性ストロンチウム――などです。こちらもぜひご一読下さい。

 最後に編集部の最近の話題を。副編集長の吉良伸一郎が4月末に子連れ再婚をしました。このところやや疲れ気味だった吉良デスクの原稿執筆や若手指導にも力が入るのでは、と喜んでいます。その吉良をキャップとして、現在、「医師不足問題」チームが6月号の特集取材に入っています(新婚旅行はお預け)。本丸、厚生労働大臣にもアポ入れ中です(参院補選負けで難しそうですが)。ご期待下さい。

『日経メディカル』編集長 千田 敏之

今月の早わかり

  • 特集

    CKDを見逃すな!

    腎臓病は早期に発見して適切な治療を行えば、進展を防げるばかりか回復も期待できる。そのため、いつも測っている血圧と同じように、糸球体濾過量と尿蛋白を生涯フォローしていく必要がある─。慢性腎臓病(CKD)は、このような考え方を基に提唱された概念だ。腎機能の軽度低下を含めれば国民の約1割がCKDとされる。かかりつけ医のCKD 診療への積極的なかかわりが求められている。

  • 特集

    “道場”で勉強する医師たち

    名古屋市中区にある亀井内科・呼吸器科で毎月1回行われている勉強会「亀井道場」。ここでは同院の患者も登場、講師の医師が問診や身体所見の取り方を丁寧に解説するなど、プライマリケアに役立つテクニックを実践的に学ぶことができる。明日の診療に役立つスキルを身に付けるための、最新の医師勉強法を紹介する。

  • トレンドビュー

    降圧薬で配合剤の開発ラッシュ

    2005年に厚生労働省が方針転換したことにより、配合剤の製造販売が承認されやすくなった。特に高血圧治療薬は06年に発売されたARB+利尿薬の配合剤「プレミネント」を追う形で、開発ラッシュの様相を呈している。薬剤としての目新しさはないが、服薬コンプライアンス向上に期待する医師は少なくない。

  • トレンドビュー

    NBIなら研修医でも微小癌が見付かる

    従来よりも粘膜表面の血管像を際立たせて描出できる、NBI(狭帯域光観察)という技術を用いた内視鏡検査が急速に広がっている。スイッチ一つで操作できる簡便さも好評で、「以前は発見困難だった数mm 大の食道表在癌を、研修医がいくつも見付けてくる」と昭和大横浜市北部病院消化器センターの井上晴洋氏は語る。

  • ヒーローの肖像

    雪国に築いた老人保健の先進モデル

    黒岩卓夫氏は1970 年、政治運動と決別し新天地を求めて新潟県大和町に赴いた。この地に脳卒中が多いことを知り、疾病予防の重要性を痛感した氏は、保健師らと集落を回り健康教室を始めた。保健・医療・介護を一体的に提供し、後に老人保健法のモデルとされた「大和方式」の構築に向けた取り組みはここから始まった。

  • 日経メディクイズ 皮膚/胸部/腹部エコー/小児/心電図/感染管理(PDF)
  • 日常診療のピットフォール 66歳、女性。食欲不振、下痢、嘔吐、めまい。