NEJM誌から CABGには大伏在静脈より橈骨動脈グラフト 6件のRCTのプール解析で術後5年の成績が良好 米国Mount Sinai医科大学のMario Gaudino氏らは、冠動脈バイパス手術(CABG)で左内胸動脈に加えて、橈骨動脈(RA)グラフトを用いた場合と大伏在静脈(SV)グラフトを用いた場合を比較したランダム化対照試験(RCT)を選び出して、系統的レビューとメタアナリシスを行い、RAグラフトを選択した方… 2018/05/25 循環器
NEJM誌から 早期の血管内治療が下肢潰瘍の治癒を促進 表在静脈の逆流に対するアブレーション介入 英国Cambridge大学病院のManjit S. Gohel氏らは、静脈瘤による下肢潰瘍の患者を対象に、圧迫療法に加えて早期に血管内カテーテルアブレーションを行うと、潰瘍の治癒後または半年後にアブレーションを実施した場合に比べ、治癒までの経過が早く、潰瘍なしで過ごせる期間も長くなると報告した。結… 2018/05/22 循環器
NEJM誌から 血栓溶解薬はテネクテプラーゼが有利か アルテプラーゼと比較した脳梗塞患者のRCT 血管内血栓除去術を受ける予定の急性脳梗塞患者に対する血栓溶解療法には、アルテプラーゼが用いられることが多い。オーストラリアRoyal Melbourne HospitalのBruce C.V. Campbell氏らは、アルテプラーゼとテネクテプラーゼの再灌流効果を比較するランダム化対照試験を行い、テネクテプラーゼの方… 2018/05/21 循環器