NEJM誌から 心不全患者のAFにアブレーションが有効 オープンラベルのランダム化試験CASTLE-AF カテーテルアブレーションは、心房細動を合併した心不全患者の転帰を向上させる可能性がある。心房細動のある心不全患者に対するカテーテルアブレーションの利益を検討する、オープンラベルのランダム化試験CASTLE-AFを実施した米Utah Health大学のNassir F. Marrouche氏らは、薬物療法と比較した… 2018/02/26 循環器
NEJM誌から インフルエンザ発症直後は心筋梗塞が増える 診断確定後1週間とその前後1年間で心筋梗塞発症率を比較 呼吸器感染症をきっかけとして急性心筋梗塞が起こる可能性は以前から指摘されている。カナダToronto大学のJeffrey C. Kwong氏らは、インフルエンザ診断確定例を対象にして自己対照ケースシリーズ研究を実施し、診断確定後1週間は通常期間よりも心筋梗塞発症リスクが上昇していたと報告した。結果… 2018/02/19 循環器
NEJM誌から VTEを起こした癌患者の再発と出血予防は? エドキサバンとダルテパリンを比較した試験 静脈血栓塞栓症(VTE)を経験した癌患者には、標準的に低分子ヘパリンで治療される。直接経口抗凝固薬であるエドキサバンとダルテパリンの、VTE再発と大出血を予防する上での有効性を比較する臨床試験を行った米Oklahoma大学のGary E. Raskob氏らは、ダルテパリンに比べるとエドキサバンの血栓塞… 2018/02/09 循環器
NEJM誌から 多発性骨髄腫にダラツムマブが有望 標準治療に併用すると疾患進行と死亡リスクが減少 高齢の多発性骨髄腫患者で、自家幹細胞移植が適応にならない人の代表的治療レジメンの1つに、ボルテゾミブ+メルファラン+プレドニゾロン(VMP)がある。スペインSalamanca大学病院のMaria-Victoria Mateos氏らは、このレジメンにダラツムマブを追加するオープンラベルのランダム化フェーズ3試験… 2018/02/08 癌