NEJM誌から PET-CTで進行ホジキンリンパ腫の予後を予測 ABVD療法2サイクル終了時のPETでレジメンを変更 進行期のホジキンリンパ腫患者に用いられるABVD療法の有害事象発生率は、多くの場合、容認できるレベルだが、ブレオマイシンに由来する肺毒性が重篤化する危険性がある。英Southampton大学のPeter Johnson氏らは、治療開始後、途中でPET-CTを行って治療に対する反応を評価し、良好であればブレオ… 2016/07/21 癌
NEJM誌から 若年者の心臓突然死は約40%が死因不明 死後の遺伝子解析は死因の解明に貢献する オーストラリアSydney大学のRichard D. Bagnall氏らは、オーストラリアとニュージーランドで、2010~12年に心臓突然死を起こした1~35歳までの全ての人を対象に、心臓突然死の年間発症率や原因などを分析し、関連する遺伝子変異を調査した。結果の詳細はNEJM誌2016年6月23日号に掲載された。… 2016/07/20 循環器
NEJM誌から コロンビアで無症候性感染妊婦から4人の小頭症 妊娠第3期の感染者では胎児の先天異常なし コロンビアではInstituto Nacional de Salud が、2015年8月からジカウイルス感染症(ZVD)に関するサーベイランスシステムを始動した。同研究所のOscar Pacheco氏らは、これまでに得られたデータを分析し、同国でのZVDの疫学的特徴を調べた。また、先天異常サーベイランスも進行中で、これまでに… 2016/07/11 感染症
NEJM誌から 重度の尋常性乾癬にixekizumabが有効 組み替えIL-17A抗体のフェーズ3試験 インターロイキン-17Aに対するモノクローナル抗体製剤ixekizumabを、中等症から重症の尋常性乾癬患者に投与した3件のフェーズ3試験のデータを分析した米Northwestern大学Feinberg医学部のKenneth B. Gordon氏らは、4週間に1回ixekizumabを皮下投与する60週間の治療はプラセボに比べ有効で、効果は… 2016/07/06 アレルギー・免疫
NEJM誌から アロマターゼ阻害薬を10年間投与する臨床試験 無病生存期間の延長を示唆するも、5年全生存率に影響せず 米国Massachusetts総合病院のPaul E. Goss氏らは、すでにアロマターゼ阻害薬を5年投与されたホルモン受容体陽性乳癌患者を登録して、さらに投与期間を5年延長するランダム化プラセボ対照試験を行い、プラセボに比べ、再発と対側乳房乳癌のリスクが有意に下がると報告した。ただし全生存率には有意… 2016/07/04 癌