NEJM誌から バリシチニブが難治性RA患者の症状を改善 プラセボ対照のフェーズ3試験 米Stanford大学のMark C. Genovese氏らは、難治性の関節リウマチ患者にヤヌスキナーゼ(JAK)1と2を阻害する経口薬バリシチニブを投与するフェーズ3試験を行い、症状軽減が見られることを報告した。詳細はNEJM誌2016年3月31日号に掲載された。… 2016/04/22 骨・関節・筋
NEJM誌から ジカウイルス感染症でこれまで分かったこと デング熱流行地域ではELISAに交差反応 米国疾病管理センター(CDC)のLyle R. Petersen氏らは、ジカウイルスの疫学、感染方法、臨床特性、診断方法などに関する最新の情報をまとめた総説を発表し、今後の展望についてもコメントした。レビュー記事はNEJM誌電子版に2016年3月30日に掲載された。… 2016/04/21 感染症
NEJM誌から 化学放射線治療後の頸部郭清術は必須ではない 頭頸部の扁平上皮癌はPET-CTで手術対象を絞り込める リンパ節転移のある進行頭頸部扁平上皮癌に対して、化学放射線療法後の計画的頸部郭清術の対象となる患者は、PET-CTで絞り込めるという研究が報告された。これは、英国Birmingham大学のHisham Mehanna氏らが行った無作為化試験で、PET-CTで転移部分の完全奏効が確認できなかった患者にのみ頸部郭… 2016/04/14 癌
NEJM誌から PICUの小児に対する非経口栄養は1週間待つべき PICU滞在日数が短縮し、新規の感染症が減少する 現行のガイドラインは、小児のPICU入院後、速やかに非経口栄養を開始することを推奨しているが、ベルギーLeuven大学病院のTom Fivez氏らが行った無作為化試験では、非経口栄養の開始をPICU入院後8日目以降にすると、早期に開始した場合に比べ、感染症罹患リスクは下がり、ICU入院期間も短くなるこ… 2016/04/08 小児科
NEJM誌から 吸入ステロイドを併用したLABAの安全性を確認 若年者ではステロイド単独よりも重症発作が少ない傾向 短時間作用性β刺激薬(SABA)の過剰使用と喘息死の関係が注目されてから、長時間作用性β刺激薬(LABA)の安全性についても議論が行われてきた。米GlaxoSmith-Kline社のDavid A. Stempel氏らは、中等症から重症の喘息患者を対象とした無作為化非劣性試験を行って、LABAのサルメテロールと吸入ス… 2016/04/01 アレルギー・免疫