NEJM誌から sFlt-1/PIGF比は妊娠高血圧腎症の除外に有用 カットオフ値38で短期の陰性的中率99.3% 妊娠高血圧腎症を示唆する症状が表れた妊婦の、血清中の可溶性fms様チロシンキナーゼ1(sFlt-1)と胎盤増殖因子(PlGF)の値を測定し、sFlt-1/PIGF比を求めると、短期的な妊娠高血圧腎症診断の予測に役立つことが明らかになった。オーストリアVienna大学のHarald Zeisler氏らが行ったコホート研究… 2016/01/27 産婦人科
NEJM誌から 肺動脈性肺高血圧にセレキシパグが有望 国際共同フェーズ3試験GRIPHONによる 経口投与が可能なプロスタサイクリン受容体(IP受容体)作動薬であるセレキシパグが、肺動脈性肺高血圧症(PAH)に対する治療の選択肢として有用であることが示された。これは仏Service de Pneumologie et Soins intensifsのOlivier Sitbon氏らが、二重盲検のフェーズ3試験「Prostacyclin(PGI2)… 2016/01/21 循環器
NEJM誌から ドイツではTAVR実施数が外科手術数を上回る 高齢者やハイリスク患者への適用が増加 承認された当初は、外科的大動脈弁置換術(SAVR)の適応外の患者の治療法という位置づけだった経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)が、ドイツでは2013年には手術実施検数を上回っていたことが明らかになった。これは独Freiburg大学のJochen Reinohl氏らがドイツの全国統計データから2007~13年ま… 2016/01/13 循環器
NEJM誌から イベルメクチン集団投与で疥癬流行を制御 フィジー諸島で集団介入試験 イベルメクチンの集団投与で流行地での疥癬感染をコントロール出来る。これはオーストラリアNew South Wales大学のLucia Romani氏らが、地域住民すべてに疥癬治療薬を投与する集団投与試験を行い、その有効性を確認したもの。詳細は、NEJM誌2015年12月10日号に報告された。… 2016/01/08 感染症