NEJM誌から 溶血性貧血患者の出産が抗体医薬で安全に 発作性夜間ヘモグロビン尿症患者の妊娠・出産に伴うリスクをエクリズマブが軽減 溶血性貧血を来す希少疾患である発作性夜間ヘモグロビン尿症(PHN)に罹患している女性でも、抗体医薬のエクリズマブ(商品名ソリリス)を用いれば、妊娠・出産をあきらめなくてもよい──。そんな希望に満ちた症例報告が、国際PNH専門家会議(IPIG)からもたらされた。… 2015/09/28 血液内科
NEJM誌から たこつぼ心筋症、世界における臨床像は? 欧米の「国際たこつぼ登録」が急性冠症候群との比較データを発表 1990年に日本で報告されて以降、たこつぼ心筋症(ストレス心筋症)に関する認識は世界的に広まった。欧州8カ国と米国の医療機関で結成されたコンソーシアム「国際たこつぼ登録(The International Takotsubo Registry)」の登録患者について、急性冠症候群(ACS)患者を対照群として比較する症例… 2015/09/17 循環器
NEJM誌から シクロスポリン、虚血再灌流障害を抑制せず 急性心筋梗塞患者970人を対象としたプラセボ対照試験「CIRCUS」で判明 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けるST上昇型心筋梗塞(STEMI)患者を対象に行われたプラセボ対照ランダム化比較試験「CIRCUS」で、PCIから1年後の臨床転帰や左室リモデリングの程度に、シクロスポリンとプラセボとの差が見られないことが明らかになった。… 2015/09/14 循環器