NEJM誌から クロピド倍量投与、登録患者全体ではイベント減らさず CURRENT-OASIS 7試験の結果その2 急性冠症候群で侵襲的治療が必要と判断された患者の心血管イベントに対する、クロピドグレル標準用量と2倍量、アスピリン低用量と高用量の影響を比較したCURRENT-OASIS 7試験の、もう1つの解析結果がNEJM誌電子版に2010年9月2日に報告された。論文をまとめたカナダMCMASTER大学のShamir R. Mehta… 2010/09/28 循環器
NEJM誌から 心筋梗塞既往者がn-3脂肪酸を摂取しても利益なし 心筋梗塞歴があり薬物療法を受けている患者が、海産のオメガ-3(n-3)脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)と、植物由来のαリノレン酸(ALA)が40カ月摂取しても、心血管イベントの発生率は減らない―。そんな結果が、米Wageningen大学のDaan Kromhout氏らが行っ… 2010/09/22 循環器
NEJM誌から 結核菌感染とリファンピシン耐性を同時検出できる検査 「Xpert MTB/RIF」、未処理の喀痰からでも2時間以内に高感度に検出 結核菌の感染とリファンピシン(リファンピン、以下RIF)耐性の有無を同時に検出できる新しい検査法「Xpert MTB/RIF」が、簡便で高性能であることを示すデータを、スイスFoundation for Innovative New DiagnosticsのCatharina C. Boehme氏らがNEJM誌2010年9月9日号に報告した。… 2010/09/14 感染症
NEJM誌から 太極拳が線維筋痛症の症状軽減とQOL改善に有効 日本でも線維筋痛症に対する関心が高まっている。欧米では一般に、薬物療法に認知行動療法、教育、運動などを組み合わせた治療が行われている。米Tufts大学のChenchen Wang氏らは、無作為化試験を行い、薬物療法を受けている患者が太極拳を行うと、症状の軽減やQOL改善が見られることを明らかにし… 2010/09/06 東洋医学