NEJM誌から マルチスライスCTで検出された非石灰化結節をどうする? 体積と体積倍加時間を指標とする判定法を提案 肺癌ハイリスク者を対象とするスクリーニングにマルチスライスCTが用いられるようになり、非石灰化肺結節が発見される機会が増加した。オランダErasmus Medical CenterのRob J. van Klaveren氏らは、非石灰化肺結節が検出された場合に用いる安価でシンプル、かつ偽陽性率を高めることのない診断戦… 2009/12/22 呼吸器
NEJM誌から PCI時のカングレロール静注はクロピドグレルに優らず 2件の国際的フェーズ3試験が早期中止に 新規開発中の抗血小板薬カングレロールをPCI時に投与し、クロピドグレルまたは偽薬と比較した2件の国際的フェーズ3試験の結果が、NEJM誌2009年12月10日号に報告された。いずれも主要エンドポイントにおいてカングレロールの優越性を示すことはできず、試験は早期中止された。… 2009/12/18 循環器
NEJM誌から スタチンとナイアシンの併用はエゼチミブ併用に優る CIMTの減少や心血管リスク低減を指標とした無作為化試験の結果 スタチンと組み合わせることで血中脂質プロファイルを改善し、主要な心血管イベントを減らすことができるのは、ナイアシンか、エゼチミブか。この問いを検証すべく無作為化試験を実施した米Walter Reed陸軍医療センターのAllen J. Taylor氏らは、頸動脈内膜中膜複合体厚(CIMT)の減少と主要な心… 2009/12/08 循環器
NEJM誌から 企業が資金提供した臨床試験に幅広い報告バイアス 臨床試験の結果を記述した論文には、報告バイアスが存在する可能性がある。米Johns Hopkins大学Bloomberg公衆衛生学部のS. Swaroop Vedula氏らは、企業からの資金を得て、ガバペンチンの適応外使用について評価した臨床試験を対象に、報告バイアスの種類と大きさを調べた。この結果、発表された論… 2009/12/03 医薬品