Lancet誌から 急性脳卒中へのカンデサルタン投与に利益なし SCAST試験の結果 急性脳卒中の患者の多くに見られる血圧上昇は、短期的、長期的な転帰不良に関係している。ノルウェーOslo大学病院のElse Chariotte Sandset氏らは、急性脳卒中患者にアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)のカンデサルタンを投与して注意深く血圧を下げる治療が患者に利益をもたらすかどうかを調… 2011/02/28 循環器
Lancet誌から AD/HDの約半数は食物誘発性か、除去食で症状が軽減 摂取する食品の種類を減らし、アレルギー誘発性の低い食物を選んで与える除去食が、小児注意欠損多動性障害(AD/HD)患者の64%の症状を有意に軽減するという研究結果が、Lancet誌2011年2月5日号に掲載された。… 2011/02/22 精神・神経
Lancet誌から スタチンのイベント抑制効果はCRP値にかかわらず一定 スタチンは、ベースラインのCRP値やLDL-コレステロール(LDL-c)値にかかわらず同レベルのリスク低減をもたらすことを、Heart Protection Study Collaborative Groupの研究者たちが明らかにした。 2011/02/16 循環器
Lancet誌から 院外心停止者へのACD-CPRは標準CPRよりも有効 神経学的転帰や1年生存率が向上 標準的な心肺蘇生法として用いられている用手的胸骨圧迫では、十分な平均血圧を得られない。より多くの心停止者を社会復帰できるレベルまで回復させるためには、心肺蘇生時の血行動態をさらに向上させて脳の血流量を増やす必要がある。米Wisconsin医科大学のTom P Aufderheide氏らは、能動的に加… 2011/02/07 救急医療・集中治療