JAMA Pediatrics誌から 早産は中年期までの心不全リスク増加に関連 スウェーデンの出生登録データを利用した大規模コホート研究 米Mount Sinai医科大学のCasey Crump氏らは、スウェーデン国民を対象として、早産による出生と小児期から中年期までの心不全のリスクを検討するコホート研究を行い、在胎週数が短いほど心不全のリスクが高くなる傾向は18~43歳の成人期まで継続していたと報告した。結果は2021年4月5日のJAMA Pedi… 2021/04/30 循環器
JAMA Network Open誌から 妊娠中にHPVワクチンを接種しても母子のリスクは増えない ワクチン接種のタイミングと妊娠関連アウトカムを比較したコホート研究 米国HealthPartners InstituteのElyse O. Kharbanda氏らは、妊娠中またはその前の時期に9価のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種を受けていた米国の女性と、ワクチン接種を受けたのは最終月経から16週以上前だった女性の妊娠関連アウトカムを比較するコホート研究を行い、本人が気づかず… 2021/04/28 産婦人科
JAMA Network Open誌から TAVRは腎機能にも好ましい影響を及ぼす可能性 イスラエルでTAVRを受けた894人の腎機能を追跡して評価 イスラエルRabin Medical Center-Beilinson HospitalのGuy Witberg氏らは、高齢の大動脈弁狭窄患者に対して行う経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)が、患者の腎機能に与える影響を検討するためのコホート研究を行い、治療から1カ月後の腎機能は安定しているか改善した患者の割合が8割を超えてお… 2021/04/22 腎・泌尿器
JAMA Network Open誌から イブプロフェンは小児入院患者のAKIを増やす 中国の小児入院患者約5万人を調べたコホート研究 中国南方医科大学のLicong Su氏らは、中国の大規模コホート研究Epidemiology of AKI in Chinese Hospitalized Patients(EACH)studyのデータを利用して、小児の入院患者が急性腎障害(AKI)を発症するリスクを検討し、イブプロフェンの使用が入院中のAKIのリスクを増加させていたと報告した。結… 2021/04/05 腎・泌尿器