JAMA Internal Medicine誌から 人気の血圧推定スマホアプリは不正確 140/90mmHgの高血圧判定の感度は22% スマートフォンやタブレット端末などの携帯電話端末を医療に活用する「モバイルヘルス」への注目度が高まっている。しかし、そうした製品の中には、検査機器として承認されていないものも含まれる。米Johns Hopkins大学のTimothy B. Plante氏らは、瞬時に血圧を推定できるとするAuraLife社のアプ… 2016/03/28 循環器
JAMA誌から スタチンは心臓手術後の急性腎障害を減らさない 米国のプラセボ対照RCTで委員会が登録中止勧告 周術期にアトルバスタチンを投与しても、心臓手術後に急性腎障害(AKI)を合併するリスクを減少させることはできないという研究が報告された。これは、米国Vanderbilt大学のFrederic T. Billings氏らが行ったプラセボ対照の二重盲検の無作為化試験によるもので、結果はJAMA誌電子版に2016年2月23… 2016/03/18 外科
JAMA Dernatology誌から 化膿性汗腺炎は心血管リスクを上昇させる 重症乾癬患者と比べても心血管関連死亡が多い 皮膚の炎症性疾患である化膿性汗腺炎(HS)は、心血管イベントと総死亡のリスクを上昇させる独立した危険因子であるという研究が報告された。これはデンマークCopenhagen大学のAlexander Egeberg氏らが、住民ベースのコホート研究を実施したもので、結果はJAMA Dernatology誌電子版に2016年2月17… 2016/03/15 循環器
JAMA Neurology誌から PPIが高齢者の認知症リスクを上昇させる可能性 高齢になるほどPPIの影響は減少 プロトンポンプ阻害薬(PPI)の処方を減らせば、高齢者の認知症リスクを減らせる可能性があるという研究が報告された。これはドイツGerman Center for Neurodegenerative DiseasesのWilly Gomm氏らが、同国の保険診療の記録を調査した観察研究で、PPIを定期的に処方されている高齢者は、PPIを服用… 2016/03/07 精神・神経
JAMA誌から 抗菌薬の不適切処方を減らす米国の介入研究 処方理由説明義務や同僚との処方率比較メールで減少 抗菌薬の不適切な処方を減らすために、行動科学に基づく介入が有効ではないかと考えた米Southern California大学のDaniella Meeker氏らは、米国のプライマリケア施設を対象に無作為化試験を行い、介入により不適切な処方が減らせると報告した。詳細はJAMA誌2016年2月9日号に掲載された。… 2016/03/02 感染症
JAMA誌から 米国が他の先進国より平均余命が短い理由 銃器関連外傷・薬物中毒・交通事故が寿命の差に影響 米国人の平均寿命は他の多くの先進国よりも短い。米National Center for Health StatisticsのAndrew Fenelon氏らは、寿命の差のかなりの部分が病気以外の不慮の死によって説明できるのではないかと考え、米国と12の先進国の死亡率や死因を比較した。得られた結果は、交通事故による外傷、銃器関連… 2016/03/01 公衆衛生・予防医学