JAMA誌から ICU入院中の音楽聴取で鎮静薬必要量が減少 機械的換気を受けている患者を対象としたRCTの結果 ICUに入院し機械的換気を受けている患者に対し、患者が好きなときにヘッドフォンを使って心休まる音楽を聴けるようにすると、鎮静薬の使用量が減少することが、ランダム化比較試験(RCT)の結果として示された。米Minnesota大学のLinda L. Chlan氏らが、JAMA誌電子版に2013年5月20日に報告した。… 2013/05/31 救急医療・集中治療
JAMA誌から 腹式仙骨膣固定術の7年間の治療失敗は3分の1以上 骨盤臓器脱患者を対象としたRCTの追跡研究の結果 骨盤臓器脱に対する腹式仙骨膣固定術を受けた患者を7年後まで追跡した研究で、症候性または解剖学的な治療失敗が3分の1から約半数の患者に発生していることが示された。米Utah大学医学部のIngrid Nygaard氏らが、JAMA誌2013年5月15日号に報告した。… 2013/05/28 産婦人科
JAMA誌から ルテインなどのサプリは加齢黄斑変性の進行を抑制しない ゼアキサンチン、DHA、EPAのサプリでも同様の結果 眼に良いと言われるルテイン、ゼアキサンチン、DHA、EPAをサプリメントとして摂取しても、加齢黄斑変性(AMD)の進行を抑制できない可能性が多施設ランダム化比較試験(RCT)の結果、示された。米国立衛生研究所のEmily Y. Chew氏らが、JAMA誌2013年5月15日号に報告した。… 2013/05/27 眼科
JAMA Intern Med誌から 筋骨格系疼痛の予後予測に3つの質問を加えると精度が向上 前向きコホート研究PROG-RESで精度を確認 筋骨格系疼痛を訴える患者に対し、受診時に簡単な質問を3つ行い、その結果を医師自身の予後判定に加えると、6カ月後の転帰が良好か不良かの予測精度が向上することが、英Keele大学のChristian D. Mallen氏らの前向きコホート研究で示された。論文は、JAMA Internal Medicine誌2013年5月13日号に掲… 2013/05/24 骨・関節・筋
JAMA Intern Med誌から 周術期のSSRIs使用者で有害事象リスクが上昇 大手術における院内死亡や出血と有意な関係、後ろ向き観察研究の結果 周術期の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRIs)使用は、大手術における院内死亡や出血リスクと有意な関係があることが、後ろ向き観察研究で示された。米California大学San Francisco校のAndrew D. Auerbach氏らが、JAMA Internal Medicine誌電子版に2013年4月29日に報告した。… 2013/05/16 外科
JAMA誌から β遮断薬は心合併症リスクの高い患者の非血管手術で生存利益あり 米退役軍人医療センターのデータを用いた後ろ向きコホート研究の結果 非血管手術を受ける患者で、周術期の心合併症リスクの指標であるRevised Cardiac Risk Index(RCRI)のスコアが2点以上であれば、周術期のβ遮断薬投与に生存利益が期待できることが示された。米国の退役軍人に由来する大規模データを利用した米California大学San Francisco校のMartin J. London… 2013/05/09 外科
JAMA誌から 小児の片頭痛患者の約7割に乳児疝痛歴 有病率は片頭痛のない小児の6.6倍、欧州のケースコントロール研究 片頭痛と診断された小児は、頭痛のない小児に比べ乳児疝痛歴を有するリスクが約6倍になることが明らかになった。仏INSERMのSilvia Romanello氏らによる、欧州の小児を対象としたケースコントロール研究の結果で、論文はJAMA誌2013年4月16日号に掲載された。… 2013/05/08 精神・神経