JAMA誌から 心臓手術中の高用量ステロイドは有害事象を減らさない 約4500人を対象に行われた無作為化試験の結果 人工心肺を用いた心臓手術に伴う炎症反応を軽減するために行われる術中のステロイド単回静注は、30日間の有害事象を減らさないことが、大規模な二重盲検無作為化試験DECSで明らかになった。オランダUtrecht大学のJan M. Dieleman氏らが、JAMA誌2012年11月7日号に報告した。… 2012/11/29 外科
JAMA誌から 肺損傷のない患者でも保護的換気が転帰改善に有用 肺損傷のない患者に対しても、治療当初から1回の換気量を減らした肺保護的換気を行うと、肺損傷リスクが低下し、全死因死亡も減らせることが、ブラジルABC Medical SchoolのAry Serpa Neto氏らのメタ分析で示された。論文は、JAMA誌2012年10月24/31日号に掲載された。… 2012/11/13 救急医療・集中治療
JAMA誌から マルチビタミン常用は癌の罹患リスクをわずかに下げる 男性医師約1万5000人を11年追跡した二重盲検無作為化試験の結果 マルチビタミンを長期間常用すると、癌の罹患リスクが8%低下することが、米国の男性医師を対象とした大規模な二重盲検無作為化試験で分かった。米Harvard大学医学部のJ. Michael Gaziano氏らが、JAMA誌電子版に2012年10月17日に報告した。… 2012/11/08 癌
JAMA誌から ICUで輸液のCl濃度を下げると急性腎不全が減少 ICUに入院した患者が急性腎不全(acute kidney injury;AKI)を発症するリスクは高い。従来から用いられているクロライド(Cl)濃度の高い輸液の適用が急性腎不全リスクを高めている可能性があると考えたオーストラリアMonash大学マレーシアSunway校のNor’azim Mohd Yunos氏らは、ICUで用いる輸… 2012/11/07 代謝・内分泌