肥満の糖尿病患者の胃容量を外科的に減らすと… 体重が大幅に減少し糖尿病が改善 2型糖尿病でBMIが30~40の患者を対象として、胃の容量を減らすための外科的な処置の効果を調べる初の無作為化試験の結果、生活改善と糖尿病管理からなる通常の治療に比べ、外科的処置を併用したグループでは、糖尿病が改善した患者の割合が5倍以上に上ることが明らかになった。オーストラリアMona… 2008/01/28 代謝・内分泌
新たな4価髄膜炎ワクチンは乳児にも有効 フェーズ2試験で有効性と安全性を確認 侵襲性髄膜炎菌感染症の罹患率が最も高いのは1歳未満の小児、次いでティーンエージャーだが、既存の4価複合糖質ワクチンは2歳未満の小児に対する免疫原性が低く、乳児は適応外とされている。英国Oxford大学のMatthew D. Snape氏らは、新たな4価髄膜炎ワクチンのフェーズ2試験を1歳未満の乳児を対… 2008/01/25 感染症
テストステロン補充で男性の加齢を遅らせられるか? 6カ月の補充療法では利益得られず テストステロン補充により男性の加齢を遅らせることができるのだろうか。過去最大規模の二重盲検無作為化試験の結果、6カ月間という比較的短期間ではあるが、テストステロン補充療法の利益はごく限られている可能性が示された。オランダUtrecht大学病院のMarielle H. Emmelot-Vonk氏らの報告で、… 2008/01/23 腎・泌尿器
高齢の糖尿病患者へのロシグリタゾン投与は心疾患リスクを高める 日常診療レベルの大規模後ろ向き研究の結果から チアゾリジン系薬剤(TZD)(ロシグリタゾンまたはピオグリタゾン)を高齢の2型糖尿病患者に投与すると、ロシグリタゾンは他の経口糖尿病治療薬に比べ、うっ血性心不全、急性心筋梗塞のリスクが上昇し、さらに全死因死亡リスクも有意に上昇することが示された。カナダToronto大学のLorraine L. Li… 2008/01/17 代謝・内分泌
STEMI疑い症例に対する心臓カテ検査は本当に必要か? 責任動脈なし、バイオマーカー陰性の患者にはカテーテル検査は不要 急性心筋梗塞患者の救急管理において、ST上昇心筋梗塞(STEMI)患者のアウトカムには、再還流までの時間が大きく影響する。そのためSTEMIを疑う患者の病院到着からバルーン治療による血流再開までの時間(door-to-ballon時間)を短縮する目的で、心臓カテーテル検査を行うケースが増えているが、… 2008/01/17 循環器