J Am Coll Cardiol誌から 早朝家庭血圧はイベント予測に有用 家庭血圧の予測能は診療所血圧を凌ぐ可能性 早朝家庭収縮期血圧は将来の冠動脈疾患(CAD)および脳卒中の強力な予測因子であり、診療室収縮期血圧を凌ぐ可能性がある――。こうした新たな知見が、既存のHONEST研究のデータを利用した解析によって見出された。今後、無作為化比較試験を行って、早朝の降圧に特化した治療によりCADおよび脳卒… 2016/04/25 循環器
J Am Coll Cardiol HF誌から 歩行速度で高齢心不全患者の予後予測能が向上 イタリアの観察研究結果 高齢の心不全患者では、フレイルの指標である歩行速度が死亡や入院と関連していることが、イタリアで行われた観察研究から明らかとなった。結果はJ Am Coll Cardiol HF誌4月号に掲載された。 2016/04/13 循環器
Ann Intern Med誌から 周術期の予防接種は術後の転帰に影響しない インフルエンザワクチンのコホート研究 手術が予定されている患者にも、インフルエンザの予防接種が推奨されているが、接種率は低い。米国Kaiser Permanente Southern California(KPSC)のSara Y. Tartof氏らは、後ろ向きコホート研究を実施して、入院中に予防接種を受けた患者と受けなかった患者の、退院後7日間の再入院や救急部門受… 2016/04/07 感染症
Circulation Journal誌から 進行した心不全患者にも和温療法は有効か 従来治療のみ群より臨床的な利点を認める 進行した心不全患者を、従来治療に加えて和温療法を行う群と、従来治療のみ行う群にランダムに割り付けて、和温療法の有効性と安全性を検討したところ、血漿BNP値は和温療法群のみ有意に減少し、有害事象の発生については両群に差はなかった。この結果は、Circulation Journal誌3月25日号に掲載さ… 2016/04/06 循環器
J Am Coll Cardiol誌から FH患者でのLDL-C管理目標値達成率は11.2% 遺伝子学的診断確定済み患者対象の観察研究結果 脂質低下療法(LLT)を受けている家族性高コレステロール血症(FH)患者のうち、LDLコレステロール(LDL-C)の管理目標値を達成しているのは全体の11.2%に過ぎないことが分かった。スペインで行われた大規模研究で明らかになったもので、その結果がJ Am Coll Cardiol誌の3月22日号に掲載された。… 2016/04/04 循環器