Ann Intern Med誌から 侵襲的な歯科治療後は短期的な心血管リスクが上昇 歯周病に対する治療を受けると長期的な心血管リスクが低下すると考えられている。しかし、英London大学衛生熱帯医学大学院のCaroline Minassian氏らが、医療記録を分析し、患者自身をコントロールとするケースシリーズ研究を実施した結果、侵襲的な歯科治療から4週間の虚血性脳卒中または心筋梗塞… 2010/10/28 循環器
Arch Intern Med誌から エストロゲン服用の閉経女性は腎結石リスクが2割増 WHI試験の分析結果 エストロゲンを使用している閉経女性の腎結石症リスクは、非使用女性に比べ21%高いことが、米Texas大学Southwestern Medical CenterのNaim M. Maalouf氏らの研究で分かった。米国内40施設で行われたWomen's Health Initiative(WHI)のホルモン補充療法研究に登録された女性を分析したもので、論… 2010/10/26 産婦人科
Ann Intern Med誌から 冠動脈疾患に末梢血の遺伝子検査 米CardioDx社が開発した「Corus CAD」が有用性示す 米CardioDx社は、末梢血を標本として23遺伝子の発現を分析し、胸痛がある非糖尿病患者における閉塞性冠疾患(CAD)の存在を予測する検査を昨年から提供している。この検査の精度を確認した研究の詳細が、同社のSteven Rosenberg氏らによってAnn Intern Med誌2010年10月5日号に報告された。その能… 2010/10/25 循環器
Ann Intern Med誌から ダイエットで脂肪を減らしたければ十分な睡眠を 摂取カロリーを減らしてメタボ解消を狙う減量挑戦者は、睡眠時間を十分に確保しないと、体重は減っても脂肪は減らないという悲しい結果に終わる可能性がある。米Chicago大学のArlet V. Nedeltcheva氏らは、過体重または肥満の成人10人を対象にクロスオーバー試験を行い、摂取カロリーを同様に減ら… 2010/10/21 代謝・内分泌
Arch Pediatr Adolesc Med誌から 妊婦へのインフルワクチンは出生児の感染・入院も予防 妊婦がワクチン接種を受けると、生まれた子供のインフルエンザ様疾患による入院が39%減少し、インフルエンザ確定例となるリスクも41%減少することが明らかになった。米Johns Hopkins Bloomberg School of Public HealthのAngelia A. Eick氏らが、前向き観察研究の結果を、Arch Pediatr Adolesc … 2010/10/19 感染症
Ann Intern Med誌から パリフェルミンが化学療法による重症口腔粘膜炎を予防 化学療法誘発性の粘膜炎は痛みが強く、治療の遅れや用量削減を余儀なくされる可能性がある。米Texas大学M.D.Anderson癌センターのSaroj Vadhan-Raj氏らは、組み換えヒトケラチノサイト成長因子製剤のパリフェルミン(日本では未承認)を事前に単回投与しておくと、重症の口腔粘膜炎を予防できるこ… 2010/10/14 癌
Ann Intern Med誌から 弾性ストッキングは大腿丈の方が近位部DVTを予防 膝下丈と比較した無作為化試験の結果 段階的に圧迫の強さが変化する医療用弾性ストッキングは、深部静脈血栓症(DVT)の予防に広く用いられている。CLOTS(Clots in Legs Or sTockings after Stroke)Trials Collaborationの研究者たちは、膝下丈と大腿丈のストッキングの近位部DVT予防効果を比較する無作為化試験を行い、大腿まであ… 2010/10/12 循環器