BMJ誌から ST上昇心筋梗塞は全員ICUで治療すべきか? 比較的軽症の患者でもICU入院で30日死亡率が低下する可能性 米国Michigan大学のThomas S Valley氏らは、ST上昇心筋梗塞(STEMI)を起こした患者は全員ICUで治療すると成績が向上するのかどうかを調べるために、メディケアのデータを用いた後ろ向きコホート研究を行い、ICU以外の病室でも治療可能と考えられる患者でも、ICUの使用により30日死亡率が有意に低… 2019/06/28 循環器
BMJ誌から PPIの長期使用は死亡リスク上昇に関係する 米国の退役軍人データベースでH2遮断薬使用者とリスク比較 米国Veterans Research and Education Foundation of St LouisのYan Xien氏らは、プロトンポンプ阻害薬(PPI)の長期間の使用が総死亡率と原因特異的死亡率に及ぼす影響を明らかにするために、米国の退役軍人の医療記録を対象にコホート研究を行い、同じ制酸薬であるH2ブロッカーを長期間使用して… 2019/06/20 公衆衛生・予防医学
BMJ誌から 英国の脳卒中発症率、死亡率、致死率の変化 死亡率は減少したが懸念される若い成人の脳卒中発症率上昇 イングランドの20歳以上の住民のほぼ全てを対象として、2001年から2010年までの脳卒中死亡率、発症率、発症から30日以内の致死率の変化を、男女別、年代別に分析した英国Oxford大学のOlena O Seminog氏らは、全体に死亡率は低下しているが、高齢者ほど生活改善などによる発症率の低下が寄与してお… 2019/06/17 循環器
BMJ誌から 英国でも性行為の頻度は低下している 英国住民を対象にした3回の横断調査結果の変遷を調べる 英国London大学衛生熱帯医学大学院のKaye Wellings氏らは、英国で行われた3回の大規模調査に参加した16~44歳の男女の性行為の頻度について分析し、回答者全体では2001年から2012年にかけて頻度が低下したこと、属性別では25歳以上の男女と結婚/同棲している男女で低下しており、こうした状況下で… 2019/06/03 公衆衛生・予防医学