BMJ誌から 冠動脈狭窄が疑われる患者にはまずCT 冠動脈造影に先行して行うのが得策 独Charite大学病院のMarc Dewey氏らは、非定型的な狭心症疑いの患者を対象にしたランダム化対照試験を行い、最初に冠動脈CT検査を行うと、カテーテルによる冠動脈造影が必要な患者を減らせる上に、入院期間も短縮できると報告した。結果はBMJ誌電子版に2016年10月24日に掲載された。… 2016/11/25 循環器
BMJ誌から 超音波による骨折治療は治癒を促進しない 脛骨骨折で髄内釘固定を受けた患者に対する北米のRCT 低出力超音波パルス(LIPUS)を用いた骨折治療法の研究は、サンプルサイズが小さく、結果についても一貫性がなかった。カナダMcMaster大学のJason W Busse氏らは、LIPUSとシャム治療を比較するランダム化対照試験を行って、LIPUSにX線画像上の治癒を早めたり、機能回復を促進する効果は見られなか… 2016/11/24 骨・関節・筋
BMJ誌から 後期早産や帝王切開にステロイド予防投与 新生児の呼吸器合併症リスクが低下 呼吸窮迫症候群(RDS)は新生児の合併症や死亡リスクを上昇させる。イタリアNaples大学のGabriele Saccone氏らは、妊娠34週以降の妊婦に予防的コルチコステロイド投与を行った研究を抽出して、系統的レビューとメタアナリシスを行い、ステロイドの予防投与は新生児のRDSリスクを低下させると報告… 2016/11/10 産婦人科