BMJ誌から ステント留置後のDAPTは12カ月未満が安全 一部の患者には長期DAPTのメリットも、ランダム化試験対象のメタアナリシスで示唆 薬剤溶出ステント(DES)の留置後は、抗血小板薬の2剤併用療法(DAPT)を12カ月間行うことが推奨されているが、DAPT継続期間別に患者の転機を比較したメタアナリシスで、多くの患者では12カ月未満の方が安全であることが示唆された。… 2015/04/30 循環器
BMJ誌から TNF阻害薬、リウマチ活動性を指標に減量可能 関節リウマチに対する生物製剤使用の最適化を検討するランダム化試験で示唆 オランダSint MaartenskliniekのNoortje van Herwaarden氏らは、疾患活動性を指標にTNF阻害薬を減量した患者でも、主要な再燃の累積発生率は通常の使用例を上回らないことをランダム化試験で確認した。3カ月ごとの評価で再燃が見られなければ使用間隔を延ばすという戦略により、患者の3分の2がTNF… 2015/04/23 骨・関節・筋
BMJ誌から 腰痛や関節痛にアセトアミノフェンは無効 「臨床的に意義のある」効果なし、臨床試験のメタアナリシスが示唆 オーストラリアSydney大学のGustavo C Machado氏らは、腰痛、変形性股関節症、変形性膝関節症の3疾患を対象に、アセトアミノフェンの有用性を調べた臨床研究のシステマティックレビューに基づくメタアナリシスを実施。アセトアミノフェン使用によるメリットは「あったとしても臨床的に意義のある… 2015/04/17 骨・関節・筋
BMJ誌から 大気汚染で精神疾患に?PM2.5の関連が示唆 米国の看護師コホート「Nurses' Health Study」が不安障害との関連示す 大気汚染の原因物質として注目を集めている微小粒子状物質(PM2.5)への曝露と、不安障害の罹患とに関連がある──。そんな気がかりなデータが、米国の女性看護師が参加する大規模なコホート研究「Nurses' Health Study」から得られた。PM2.5の曝露量が高い人ほど、高度不安症状を示すリスクが高… 2015/04/13 精神・神経
BMJ誌から メトトレキサートで肺疾患リスクは上昇しない 関節リウマチ以外を対象とするランダム化比較試験のメタアナリシスで示唆 関節リウマチ患者への使用で間質性肺炎の発症が報告され、肺毒性を持つと懸念されているメトトレキサート(MTX、商品名メソトレキセート、リウマトレックス他)。しかし、乾癬や炎症性腸疾患など関節リウマチ以外の患者を対象としたランダム化比較試験のメタアナリシスでは、メトトレキサート使用… 2015/04/06 骨・関節・筋