BMJ誌から ロッキングプレートとKワイヤー固定に差なし 橈骨遠位端背側転位骨折で12カ月後の患者機能評価に有意差認めず 橈骨遠位端背側転位骨折の一般的な治療方対である掌側ロッキングプレート固定術の有効性と安全性を、キルシュナーワイヤー(Kワイヤー)固定術と比較した多施設ランダム化比較試験(RCT)DRAFFTの結果、治療12カ月後に患者自身が評価した手首機能に有意差がないことが示された。英国Warwick大学の… 2014/08/29 骨・関節・筋
BMJ誌から 転位を伴う踵骨関節内骨折には非手術で対応を 観血的整復と内固定に非外科的治療を上回る利益を認めず、RCTの結果 転位を伴う踵骨関節内骨折には外科的治療が実施される場合が多いが、手術と非外科的治療を比較した多施設ランダム化比較試験(RCT)の結果、手術の実施は支持されなかった。英国Warwick大学のDamian Griffin氏らが、BMJ誌電子版に2014年7月24日に報告した。… 2014/08/19 骨・関節・筋
BMJ誌から HDL-C値を高めても心血管イベントは減少せず スタチン投与下でのナイアシン、フィブラート系薬、CETP阻害薬の評価結果 ナイアシン(ニコチン酸)、フィブラート系薬、コレステロールエステル転送蛋白(CETP)阻害薬は、HDL-コレステロール(HDL-C)値を高めても、スタチン投与下では心血管イベントを減らす上乗せ効果を持たないことが、ランダム化比較試験(RCT)を対象とするメタアナリシスの結果として示された。… 2014/08/12 循環器
BMJ誌から 脳性麻痺に遺伝的な要因も関与か? ノルウェーにおける住民ベースのコホート研究の結果 これまで主な原因は分娩時のトラブルだと考えられてきた脳性麻痺の発生に、遺伝的な要因も関与する可能性が、脳性麻痺患者がいる家族や親族に再び脳性麻痺患者が発生するリスクを調べた住民ベースのコホート研究の結果として示された。ノルウェーBergen大学のMette C Tollanes氏らが、BMJ誌電子版… 2014/08/06 小児科
BMJ誌から 適度な飲酒でも心血管リスクは上昇か? 交絡因子の影響を下げたメンデルランダム化メタアナリシスの結果 これまでの観察研究などでは調整されていなかった交絡因子の影響をより小さくした上で、飲酒と心血管リスクの関係を56件の研究を対象に分析したメンデルランダム化メタアナリシスの結果、少量から中等量の飲酒者でも飲酒量を減らせば心血管リスクがさらに低下する可能性が示された。英国Universit… 2014/08/01 循環器