BMJ誌から 気温が20℃を超えると心筋梗塞リスクが1.9%ずつ上昇 リスク上昇は高気温曝露後1~6時間のみ有意、英国の研究 気温が20℃を超えると、1℃上がるごとに1~6時間後の心筋梗塞リスクが1.9%上昇することが、英London大学衛生熱帯医学大学院のKrishnan Bhaskaran氏らの研究で示された。論文は、BMJ誌電子版に2012年12月13日に掲載された。… 2012/12/28 循環器
BMJ誌から ビーグル犬クリフがC.difficile感染患者を高精度に探知 ベッドサイドで座り込めば陽性 ビーグル犬に訓練を施すと、Clostridium difficile関連下痢患者の便標本のみならず、C.difficile感染患者も高精度に探知できるようになる――。そんな概念実証試験の結果が、BMJ誌のクリスマス特集として、2012年12月13日付の同誌電子版に掲載された。著者であるオランダAmsterdam自由大学医療セ… 2012/12/25 感染症
BMJ誌から 網膜静脈分岐閉塞症は心血管疾患と糖尿病の予測因子 デンマークのケースコントロール研究の結果 中年以降の視力低下の主な原因の一つである網膜静脈分岐閉塞症(branch retinal vein occlusion;BRVO)は高血圧や糖尿病の患者に多く発生すること、また、BRVOと診断された患者は、その後の心血管疾患、糖尿病などの発症リスクが高いことが、デンマークGlostrup病院のMette Bertelsen氏らが行っ… 2012/12/19 循環器
BMJ誌から 甲状腺機能亢進症は潜在性でも心房細動リスク上昇 甲状腺機能が低下すると心房細動リスクも低下、デンマークの大規模コホート研究 無症候でも甲状腺機能亢進があれば、その後に初回心房細動を経験するリスクは有意に高いことが、デンマークGentofte病院のChristian Selmer氏らが行った大規模コホート研究で明らかになった。論文は、BMJ誌電子版に2012年11月27日に掲載された。… 2012/12/11 循環器
BMJ誌から 青年期に筋力が弱かった男性は早期死亡リスクが高い スウェーデン国民114万人を対象とした前向きコホート研究の結果 16~19歳時点の膝伸展筋力と握力が弱かった男性は、55歳前に死亡するリスクが有意に高いことが、スウェーデン国民を対象とする前向きコホート研究で明らかになった。死因別では、自殺と心血管死亡のリスク上昇が有意だった。スペインGranada大学のFrancisco B Ortega氏らが、BMJ誌電子版に2012年1… 2012/12/06 骨・関節・筋
BMJ誌から 一般的な健康診断に死亡率低減効果はない 14件の無作為化試験をメタ分析 一般成人を対象とした健康診断に、全死因死亡、心血管死亡、癌死亡を減らす効果は見られない――。そんなメタ分析の結果が、ノルウェー・コクランセンターのLasse T Krogsboll氏らによって2012年11月20日付のBMJ誌電子版に報告された。… 2012/12/05 公衆衛生・予防医学