BMJ誌から アルツハイマー病と癌の罹患に逆相関 癌サバイバーはADリスクが低く、AD患者は癌リスクが低い 高齢者の癌サバイバーは、癌の既往がない高齢者に比べてアルツハイマー病(AD)の罹患リスクが33%低く、AD患者の癌罹患リスクもまた、ADでない患者に比べて61%低いことが、米Brigham and Women’s HospitalのJane A Driver氏らがFramingham研究の参加者を対象に行った前向きコホート研究で明ら… 2012/03/28 精神・神経
BMJ誌から 白米の摂取量が多いと2型糖尿病リスクが上昇 摂取量が多い東洋人ではより顕著、メタ分析の結果 白米摂取量と2型糖尿病の関係を調べた複数の前向きコホート研究のメタ分析で、特に東洋人では、白米摂取量が多いと2型糖尿病リスクが上昇すること、両者の間には用量反応関係があることが明らかになった。米Harvard公衆衛生大学院のEmily A Hu氏らが、BMJ誌電子版に2012年3月15日に報告した。… 2012/03/26 代謝・内分泌
BMJ誌から シルデナフィルを長期投与しても眼の有害事象は増えず 肺動脈性肺高血圧症患者に対するフェーズ3試験と延長試験から 肺動脈性肺高血圧でシルデナフィル(5型ホスホジエステラーゼ〔PDE5〕阻害薬)の長期投与を受けた患者の視力や視覚、眼圧などに、偽薬群に比べて変化はないこと、承認されている20mg1日3回の用量はもちろん、80mgを1日3回投与しても、眼には安全であることが、フェーズ3試験の登録患者のデータ分… 2012/03/13 眼科
BMJ誌から 一部の抗精神病薬が施設入所高齢者の死亡リスクを高める可能性 リスペリドンを参照とした場合のハロペリドールの全死因死亡リスク(癌以外)は2倍 施設(ナーシングホーム)に入所している高齢者を対象に、処方頻度の高い抗精神病薬と全死因死亡との関係を調べた米国のコホート研究の結果が、BMJ誌電子版に2012年2月23日に掲載された。著者の米Harvard大学医学部のK F Huybrechts氏らは、ハロペリドールを処方されている高齢者は、リスペリドン… 2012/03/12 精神・神経
BMJ誌から 糖尿病網膜症の検診間隔、初回正常なら1年超でも安全な可能性 糖尿病歴10年以上、インスリン治療などのハイリスク者は従来通りの頻度で 糖尿病網膜症の早期発見のためのスクリーニングで、初回の検査で正常だった患者については、スクリーニング間隔を現在の12カ月より長くしても安全である可能性が、英Wales大学病院のR L Thomas氏らが行った後ろ向き研究で示された。ただし著者らは、糖尿病歴が10年以上の患者やインスリン治療中の患… 2012/03/08 眼科