BMJ誌から バレニクリンは「無煙たばこ」をやめるのにも有効 先進国では、喫煙可能な場所が減少する一方で、無煙たばこの使用が増加傾向にある。スウェーデンSmokers Information Centre のKarl Fagerstrom氏らは、経口禁煙補助薬のバレニクリンが無煙たばこの使用をやめるためにも役立つことを明らかにした。論文は、BMJ誌2010年12月11日号に掲載された。… 2010/12/28 呼吸器
BMJ誌から 妊娠初期のカルバマゼピンは二分脊椎リスクを高める リスクはバルプロエートの5分の1程度 妊娠初期の抗てんかん薬カルバマゼピンへの曝露は二分脊椎リスクを高めること、リスク上昇はバルプロエート(バルプロ酸)曝露に比べれば5分の1程度であることが、オランダGroningen大学のJanneke Jentink氏らが行った欧州の先天異常登録のデータ分析で明らかになった。論文は、BMJ誌2010年12月11… 2010/12/22 精神・神経
BMJ誌から 時々大量飲酒する男性の冠イベントリスクは高い 定期的に適度な飲酒をする男性の約2倍 飲酒パターンが違えば、虚血性心疾患のリスクも違ってくるのではないか。そう考えた仏Toulouse大学のJean-Bernard Ruidavets氏らが前向きコホート研究のデータを分析した結果、時々大量飲酒する男性の冠イベントリスクは、定期的に適度な飲酒を続ける人々の約2倍であることが明らかになった。非飲… 2010/12/15 循環器
BMJ誌から 80歳超の脳卒中患者にもアルテプラーゼは有効で安全 急性虚血性脳卒中患者に対する血栓溶解療法の有効性は臨床試験で確認されているが、80歳を超えた高齢者への適用については議論があり、承認されていない国もある。英Glasgow大学のNishant K Mishara氏らは、脳卒中患者を登録したデータベースの情報を分析して、80歳以下と同様に80歳超の患者にも… 2010/12/14 循環器
BMJ誌から O157胃腸炎に罹患した成人で高血圧や腎障害のリスクが上昇 O157による急性胃腸炎に罹患した成人では、約8年後まで高血圧、腎障害、心血管疾患リスクの有意な上昇が見られることが、英London健康科学センターのWilliam F Clark氏らの分析で分かった。論文は、BMJ誌2010年11月20日号に報告された。… 2010/12/09 感染症
BMJ誌から にきび治療薬イソトレチノインに自殺リスク? 抗菌薬に反応しない重症のざ瘡(にきび)に効果が期待できる経口薬イソトレチノインは、未承認のわが国でも個人輸入で使用されるケースがある。スウェーデンKarolinska研究所のAnders Sundstrom氏らは、イソトレチノインを処方された患者を長期にわたって追跡し、服用中と治療終了から1年間は自殺… 2010/12/02 皮膚科
BMJ誌から ビタミンEは虚血性脳卒中を減らすが出血性脳卒中を増やす ビタミンE摂取は虚血性脳卒中リスクを10%低減するが出血性脳卒中リスクを22%高めることが、米Harvard大学医学部のMarkkus Schuerks氏らが行ったメタ分析で明らかになった。論文は、BMJ誌2010年11月13日号に報告された。… 2010/12/01 循環器