BMJ誌から 携帯電話の基地局近くに住んでも小児癌は増えない 携帯電話の基地局の近くに住んでいても、生まれた子供が幼いうちに癌を発症するリスクは上昇しない―。英London Imperial CollegeのPaul Elliott氏らは、英国の癌登録と全英出生登録から抽出したデータと、携帯電話基地局に関する情報を分析し、妊婦の不安を払拭する結果を得て、BMJ誌2010年7月1… 2010/07/16 癌
BMJ誌から 屋外で遠近両用眼鏡を遠見用に替えると転倒が減少 ただし屋外活動の少ない高齢者では逆効果の可能性 老眼で多焦点の遠近両用眼鏡を使用している高齢者に単焦点の遠見用眼鏡を提供すると、自宅外の転倒が有意に減る。ただし、屋外で活動することが少ない高齢者では逆効果になる可能性がある―。そのような結果が、オーストラリアRoyal North Shore病院のMark J Haran氏らが行った無作為化試験で得ら… 2010/07/12 老年医学・介護
BMJ誌から 制酸薬は高齢者の術後肺炎リスクを高めない 制酸薬は、胃酸が関係する上部消化管イベントのリスクは減らすが、胃や食道での細菌増殖を容易にして吸引性肺炎のリスクを高めると考えられている。そこで、カナダToronto大学のDonald A Redelmeier氏らは、待機的手術を受けた高齢者を対象に、制酸薬使用者と非使用者の術後肺炎発症率に差がある… 2010/07/07 感染症
BMJ誌から 禁煙法施行でイングランドの心筋梗塞入院が2.4%減少 2007年に禁煙法を施行したイングランドで、禁煙法施行によって心筋梗塞による入院が2.4%減少したという分析結果を、英Bath大学のMichelle Sims氏らがまとめた。論文は、BMJ誌2010年6月19日号に報告された。 2010/07/02 循環器